藤沢雄二さんの競馬日記

新潟11R 新潟記念の短評

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WIN5向けに各馬の短評を書いてみました。
新潟11Rの新潟記念です。

①サリエラ…4歳晩夏にしてキャリア5戦。一戦必勝態勢で。
②グランオフィシエ…2000mは少し距離不足。ワンターンで上がりの速い競馬にも疑問。
③ノッキングポイント…ダービー5着。3歳のレベルを計る意味でも注目。
④サトノルークス…2年ぶりの鳴尾記念はシンガリ負け。一変までは?
⑤イクスプロージョン…新潟巧者もムラ駆けで。
⑥ブラヴァス…近2走は度外視できるが順調に使えないのがネック。
⑦フラーズダルム…近親にラブリーデイ、ボッケリーニ。距離延長は合う可能性あり。
⑧インプレス…オープンでは壁に当たり…。
⑨ユーキャンスマイル…新潟記念に良績あり。大きな衰えはないが1着までは?
⑩ファユエン…重賞初挑戦。相手が強くなりどこまで。
⑪バラジ…先行馬が手薄な組み合わせで残り目があっても。
⑫イーサンパンサー…鞍上の記念出走的意味合い強い。とても手が出せぬ。
⑬プラダリア…青葉賞勝ちの実績はこのメンバーなら最上位。宝塚記念も見せ場はあった。
⑭マイネルウィルトス…サマー2000シリーズを背負う出走。1年ぶりの函館記念でも衰えはなかった。

首位争い候補…⑬①
上位圏内…⑭⑪⑨


札幌からルメールがやってきたサリエラが人気の中心なのはともかく、今回、新潟での滞在競馬というのは少々疑問があって。
凱旋門賞も視野に入れていたくらいだから、秋の目標はエリザベス女王杯なんでしょうけど、この馬、まだ右回りを1回も使ってないんですよね。
左回りの新潟記念で賞金加算を目論むというシナリオは分かるけど、その先を考えたら右回りの経験も必要だと思うのよ。
で、新潟に“滞在”するのであれば札幌でも良くね?と思うわけで。
札幌記念でルメールがソーヴァリアントに乗ったのを思うと、サリエラ陣営が突っ張ればルメールを確保できたのでは?と思うのですわ。

その新潟滞在は、これまでも天栄の3歳未勝利の牝馬が最終手段のような形でやったことがあるのは見たことがあるけど、それが奏功した記憶はないのよね。
まあノーザンとて酷暑対策のテストを兼ねてという思惑があって不思議ではないけど、調教パターンが変わるのは不安の方が先立つ。
それに馬場の荒れてきた新潟での1番枠もプラスではないだろう。
少なくともWIN5でサリエラ1頭で勝負できるほど安泰ではない。

ダービー5着からの臨戦はブラストワンピースと同じというノッキングポイントだが、
あちらは「毎日杯勝ち+ダービー2番人気」という実績があった。
ノッキングポイントは毎日杯は2着でダービーでも15番人気にすぎなかった。
昨年3着の「白百合S&ラジオNIKKEI賞勝ち」の実績があった。
やはり古馬相手には「重賞勝ち」の看板は欲しい。

前年の「ダービー5着」がプラダリア。
GⅠからの参戦なら、宝塚記念で一瞬、「オッ」と思わせるシーンはあった。
賞金加算の点で言えば、昨年の青葉賞以来収得賞金を積めていないので、今後の出走を考えるとサリエラ以上に至上命題ではある。
枠順も外から2頭目と、新潟記念では好枠を引き当てた。
中心はこの馬だと思っています。

 ナイス!(4

この日記へのコメント

藤沢雄二 藤沢雄二|2023年9月5日 21:01 ナイス! (0)

>くらっぴーさん
お褒めいただきありがとうございます😊

くらっぴー くらっぴー|2023年9月5日 13:24 ナイス! (1)

藤沢先生は相変わらず読ませますね。
いい文章でした。

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