覆面ドクター・英さんの競馬日記

覆面ドクター英のスプリンターズS・2022

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およそ3か月ぶりの登場となります。いかがお過ごしでしょうか。私は、今週からコロナの全数報告が終わり、ちょっとほっとしてるところです。宝塚記念の頃は、そろそろ終息してくれると思ってたのですが、もう一波あり、まいりましたが、新たなワクチンみんなが打って年明けくらいには、さすがに落ち着いた世の中になってくれてるんじゃないかと思っています。年末までのG1戦線を楽しみつつ、人込みに入るのは年明けくらいまで我慢して、どうにか、もらわずに切り抜けましょう(重症化はあまりしないのですが、結構、なっちゃうと後遺症で調子悪い人が少なからず居ます)。

それではスプリンターズSの話へ。我々世代(この夏に50歳になっちゃいました)は、このレースは有馬記念の前の週というのが染みついてて、この時期というのは、やはりピンとこないのですが、まずガツンと当ててG1戦線を戦っていくのに勢いつけたいものです。今年は、圧倒的強さ見せるメイケイエールから行くかどうか、という事と、2番手以下も大混戦なのでヒモ荒れ狙いがはまるか、というレースという見立てでしょうか。

それでは恒例の全頭診断へ。
<全頭診断>
1番人気想定 メイケイエール:デビュー後から、やんちゃ過ぎて、暴走(ブレーキのついてない競輪の自転車みたいなものでしょうか(笑))してて、横山典騎手もあきらめて出遅れた上に、ハナにたっちゃう桜花賞など経験を積んで、なんだかんだでG2とG3で重賞6勝の大活躍。白くないけど白毛馬一族で、活力みなぎっているのだろう。前走みると充実期間で池添騎手とも合うようで、気性荒っぽい馬ではあるが今回は大崩れしないのでは。

2番人気想定 ナムラクレア:断然人気のメイケイエールと同じミッキーアイル産駒で3歳牝馬だけに53kgで出られるのはプラスだが、正直G1で2番人気というほどの能力でもないのかなあとも思います。そこらへんが今年のこのレースの層の薄さを示しているんだと思いますが・・。ヒモには買うが、馬券圏外も十分あるのでは。

3番人気想定 シュネルマイスター:距離は融通が利く馬で、初のスプリント戦でもついていけるのではないかと思っているが、わりと出遅れる馬だけに、さすがに出遅れると厳しい舞台だけに、オッズみてヒモに入れるか思い切って消すか考え中。普通に考えるとぶっつけのここより、マイルCSやその後に香港というマイル路線重視なのでは。短距離で叩いて本番迎えるというのはまさに香港馬がよくやる手法。

4番人気想定 ナランフレグ:丸田騎手の高松宮記念勝ちは、馬券はずれたけど、嬉しかったのですが、正直色々うまくいきすぎての結果でもあり、スプリントG1春秋制覇する馬ではないのでは。人気だけにバッサリ消しで行きたい。

5番人気想定 ヴェントヴォーチェ:前走はキーンランドCで初重賞制覇となったが、ルメール騎手の腕が生きた感じで、前がスパーンと開いた。そこそこ力あるが、G1でこの人気で買うのはちょっと違う感じ。

6番人気想定 タイセイビジョン:2歳時に活躍して朝日杯FS2着やその後のアーリントンC勝ちなどあったが、以降はいまひとつな結果続いた。ただここ3戦連続2着しているようにまだまだ元気。序盤もたつくので、差せる馬場なら。

7番人気想定 ウインマーベル:自分と相性の悪いウインの馬で、スピードに疑問の残るアイルハヴアナザー産駒(故・岡田総帥が絶賛して導入した種牡馬だがスピードいまいちなダート種牡馬といえるだろう)だけに、私は買わない。母父フジキセキが表に出てる馬なんだろうが・・。

8番人気想定 トゥラヴェスーラ:7歳だが今年は阪急杯2着、高松宮記念4着と元気。15年前にこのレースを制したアストンマーチャンの全妹が母でもありここの適性は高いはず。ヒモには是非加えたい。

9番人気想定 テイエムスパーダ:今村騎手騎乗の48kgでのCBC賞圧勝は見事だったが、前走北九州記念7着は51kgでのものだった。今回53kgとなり、激しく競られるだろうから、厳しそう。

10番人気以下想定
ジャンダルム:ビリーヴの仔でそれなりに頑張ってきたが、前走の北九州記念で2秒差の17着を見ると、残念ながら終わったのかなあという状況。

ダイアトニック:2月の阪急杯を1番人気できっちり勝った。高松宮記念は出遅れて14着、安田記念は距離長いのもあって14着と着順ひどいが、着差は小さく、ぶっつけになったのは微妙かもしれないが、そこそこやれて良い。ヒモ穴に。

エイティーンガール:昨年11月に京阪杯を10番人気で勝ったが、なんせ毎度出遅れるのでG1では買えない。

ファストフォース:昨年はCBC賞勝ち、北九州記念2着、京阪杯3着など活躍、その後しばらくトンネルに入っていた状態だったが前走セントウルS2着(勝ったのはメイケイエール)とまだまだ元気なところ示した。ヒモ穴で。

サンライズオネスト:除外

メイショウミモザ:穴として面白いのはこの馬か。芝1200Mばかりつかっていたので今年4月の阪神牝馬Sのマイルは厳しいかなあと思っていたら9番人気で勝ってしまった。ヴィクトリアマイルやクイーンSは着順ほどは負けてないが18着と12着で、久々にキーンランドCで芝1200Mに戻してきたが12着と敗退。着順だけみたら三戦連続惨敗で人気無いだろうが、調教の動きは良く、まだ終わっていない感じで、ヒモには加えたい。

マリアズハート:オープンでの実績がリステッド競走止まりで、前々走は新潟直千勝ちでスピード見せたが、G1では荷が重い感じ。

レイハリア:除外

ラヴィングアンサー:オープン特別勝ちがオープン実績でしかも1年8か月前で、以降は9戦掲示板すら無し。8歳で激変は望め無さそう。

ダイメイフジ:8歳でも元気で青函Sで5着とそれなりの仕事をしているが3月の高松宮記念でビリ、昨年の高松宮記念も11着、その前の2020年スプリンターズSで14着とG1では勝負になっていない。→除外

ワールドウインズ:母はヴィクトリアマイル勝ちのエイジアンウインズだが、この馬自身は1年半前の小倉芝2000Mでオープン勝ちしかオープン実績無く、厳しい。→除外

<まとめ>
有力:メイケイエール

ヒモに:ナムレクレア(どちらかというと凡走期待)、シュネルマイスター(凡走期待)、ヴェントヴォーチェ(凡走期待)、タイセイビジョン、トゥラヴェスーラ

穴で:ダイアトニック、ファストフォース、メイショウミモザ

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