Mr.11さんの競馬日記

近10年のGⅠレース結果分析(馬番編)

 公開

173

GⅠレース結果分析(直近10年)第2弾。
後編の今回は馬番に着目し、その傾向をまとめてみました。

[内枠有利TOP5]
①ジャパンカップ -2.92
②東京優駿 -1.48
③チャンピオンズカップ -1.37
④スプリンターズS-1.33
⑤優駿牝馬・天皇賞(秋)・マイルCS -1.00

[外枠有利TOP5]
①安田記念0.77
②NHKマイル 0.67
③皐月賞 0.48
④フェブラリーS 0.37
⑤宝塚記念 0.10

※指数算出方法
(1着馬馬番+2着馬馬番+3着馬馬番)÷3−(出走頭数÷2+0.5)

例.第67回有馬記念(出走16頭)
1着イクイノックス(9番)
2着ボルドグフーシュ(3番)
3着ジェラルディーナ(5番)
(9+3+5)÷3−(16÷2+0.5)=−2.83

指数マイナスは、内寄りで決着したということ。16頭ならば8番と9番の間が真ん中0になるので、今年はかなり内寄りの馬が馬券圏内に来たと言えます。

[考察]
平地GⅠ全24レース中、指数マイナスは17レース、指数プラスは7レースでした。やはり、基本的には競馬は内枠有利の定説は覆ることはなさそうです。
内枠有利TOP5を見ると、東京芝2400mのレースが上位を独占しました。5位にも優駿牝馬・天皇賞(秋)が入っていることから、東京芝2000m以上のGⅠでは圧倒的内枠有利の結果が出ていることがわかります。
一方、外枠有利TOP5を見ると、東京芝1600mのレースが上位を占めました。しかし、ヴィクトリアマイルはこれには当てはまらず、マイナスの指数が出ています。確かにヴィクトリアマイルは毎年、コース替わり1週目になるので、内枠有利の印象があります。
また、先日投稿した結果分析(人気編)との関連性もあることがわかりました。
①内枠有利TOP5≒平穏TOP5②外枠有利TOP5≒波乱TOP5ということです。①には天皇賞(秋)・マイルCS・ジャパンカップがWランクイン②にはNHKマイル・安田記念・宝塚記念がWランクインしました。唯一スプリンターズSのみが例外で、波乱傾向がありながら内枠有利という結果が出ました。

[まとめ]
GⅠレース傾向(直近10年)
・基本的には内枠有利
・平穏レースは内枠を狙え
・波乱レースは外枠を狙え
・東京芝2000m以上は内枠から
・東京芝マイルは外枠から
・東京芝は距離が伸びるほど内枠有利
・阪神芝は距離が伸びるほど外枠有利

2023年の予想の参考に少しでもお役に立てたら幸いです。今年も変わらずウマニティで楽しませていただくことができました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 ナイス!(2

この日記へのコメント

コメントはありません。

関連競馬日記

新着競馬日記

人気競馬日記