YASUの小心馬券さんの競馬日記

YASUの小心馬券 【最終予想】 京成杯AH 2020

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【展望】

3歳馬スマイルカナ・ルフトシュトロームの2頭の人気が想定されるレースであるが、究極のスピード比べになりやすいこのレースにおいては分が悪い傾向がみられる。開幕週にも関わらず、差しが決まるレースも多く、予想は難解、近3年は、休みあけの馬ではなく夏からの好調を持続している馬が好走しているようだ。週末の雨予報あ気になるがさしたる雨量にはならないとみて例年通りのスピード決着になるものと考えている。



【展開・枠順考察】

強力な逃げ馬2頭の枠並びに注目、この2頭の動きで結果は大きく変わると考えているからだ。

大外にスマイルカナ、中枠にトロワゼトワル・・・、枠並びでトロワが先手を取りそうだがスマイルカナは番手では良さが出ないタイプ、外から強引に主張する事もありそうで、ペースは速くなりそうだが、2頭で引き離す展開の方が可能性は高いとみている、すると展開利があるのは離れた3番手グループか・・、ボンセルヴィーソ、アンドラステあたりには注目したい。

乱ペースになった時は大外一気のラセットの鬼脚が嵌まるシーンも視野に入れておきたい。



【危険な人気馬】

想定①人気の3歳馬スマイルカナを危険視します。

大外枠で同型トロワゼトワルとの先手争いに脚を使いそう、それでなくとも中山マイルの外枠不利は衆知の事実、加えて極悪馬場の桜花賞で3着と頑張った馬で、馬場悪化がなければスピード負けの懸念もある。

不安要素満載の①人気はバッサリと斬り棄てておくべきだ。



【有力馬考察】

このレース、登録馬考察ができなかったので、ここで有力馬だけ考察しておきます・・・。



・スマイルカナ 牝3 柴田大

前走の米子Sを古馬相手に勝利してきたが、番手競馬で首を上げるような走り、先頭に立つとスムーズになる事をみると逃げる競馬が現状ベスト、同型のトロワゼトワルの存在がとても厄介だろう。

馬場も桜花賞での好走など時計がかかった方が良く、SP競馬には不安が残る、3歳馬は昨年のクリノガウディー・グルーヴィット、一昨年のボンセルヴィーソなど苦戦傾向なのもマイナスだ、人気で買うべき馬ではないと思っているが・・・。

・ルフトシュトローム 牡3 石橋

個人的な見解だが、かなりの大物になるとみている馬、スマイルカナ同様に3歳馬という懸念はあるものの、中山マイルはパーフェクト戦績で、NZトロフィーでは、こちらも期待のシーズンズギフトを並ぶまもなく差しきる内容に驚かされたものだ、唯一の敗戦となったNHKマイルも先行有利の展開を直線進路をさがしながら最後まで脚勢は衰えずのレースで決して力負けではない、期待込みで重い印を打っていきたい馬だ。

・トロワゼトワル 牝5 横山典

昨年の覇者で、当レースのレコードホルダー。SP勝負でこそだけに、当日の馬場には注意が必要だ、同型のスマイルカナの存在も嫌な材料で後続を大きく離す乱ペースも想像できる、そして昨年覇者にに言うのも失礼だが本質的には左回り巧者だけに、昨年のように上手く展開がかみ合わ

ないとという不安もありながらの人気では少し割り引いて考えたい。

・アンドラステ 牝4 ルメール

中山が初めてとなるが近走は重賞で好走続き、能力は通用レベルにあると思っている、鞍上にルメールを迎え大幅な鞍上強化も見込め、条件好転ではあるが、差しに回るとエンジンの掛かりがどうにも遅く、SP馬場では鋭さ負けが懸念される、条件戦時のような先行策で押し切る競馬が出来れば良いが・・、評価は抑えまでか。

・シゲルピンクダイヤ 牝4 和田竜

桜花賞2着、秋華賞3着の実績はここでは最上位も勝ち鞍は未勝利戦の1勝だけと、脚質から位置取りを悪くするため突き抜けるイメージは湧いてこない、ヴィクトリアマイルの追込みをみても衰えは感じられず、ペースも速くなるであろう今回は展開も向いてきそうだ、連対候補の一角とみている。

・ラセット 牡5 秋山真

末脚の威力だけならここでもヒケは取らない、中山は初めてとなるが

息の長い末脚ではなく一瞬の切れ味で勝負するタイプだけに、短い直線は苦にならない、腹を決めた後方待機で大外一気の末脚が決まってもおかしくはない展開も予想できるだけに大きく狙ってみたい一頭だ。

・ミッキーブリランテ 牡4 坂井

あまり強さを感じなく、評価を低くみていた馬でしたが、近走内容からは修正をしていかなければなりませんね、マイル戦なら重賞で通用できるレベルにあると・・・、今回も脚を溜める競馬ができれば圏内充分とみています、不安は1戦だけ経験している中山コースが惨敗だった事で、適性があるのかは微妙。

・ボンセルヴィーソ 牡6 木幡巧

距離適性があるのは1400Mかもしれないが、今回展開が最も向くと考えているのは同馬なのだ、緩みのない流れを先行して前を捉えて粘るのが大好物な馬、ダービー卿・京都金杯というマイルでもこの流れなら好走できている、人気もあまりしないようだし紐穴として面白い。



【結論】

枠順確定前までは、傾向的に分が悪くとも素質はGⅠ級とみこんでいるルフトシュトロームを本命にと考えていたのですが・・・、最内枠は流石に厳しい、先行馬でないので1コーナーが修羅場になりそうです。包まれないよう出していけば自慢の末脚が甘くなる可能性もあるし、包まれて戦意喪失なんて事はキャリア4戦の3歳馬には良くある事、今回は素質認めても単穴評価に割り引きました。

本命は鬼脚ラセットを推します、鞍上に秋山真騎手を迎え直線まで脚を溜める競馬で近走は重賞でも好走と能力的に通用レベル。

今回は乱ペースも考えられるメンバー構成で展開も向きそうです。

大外一気の末脚に期待します。

相手は先行競馬に戻してほしいアンドラステ、近走は差す競馬をしているようですがエンジンの掛かりが遅く、瞬発力に優れたタイプではないと思います、離れた3番手という流れなら、同馬が直線抜け出し押し切る事も可能と思っています。



【YASUの印】

◎ラセット 秋山真

○アンドラステ ルメール

▲ルフトシュトローム 石橋

△シゲルピンクダイヤ 和田竜

✖ボンセルヴィーソ 木幡巧

✖ミッキーブリランテ 坂井

✖ストーミーシー 田辺

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