Mr.11さんの競馬日記

近10年のGⅠレース結果分析(人気編)

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2022年の中央競馬も終了。

今年も数々の名勝負がありましたが、今回はその中でもGⅠレースの結果(直近10年)にスポットを当て、その傾向をまとめてみました。

[平穏TOP5]
①ジャパンカップ .202※15頭で平均3人気相当
②マイルCS .216
③阪神JF .227
④有馬記念 .229
⑤天皇賞(秋) .236※17頭で平均4人気相当

[波乱TOP5]
①宝塚記念 .361
②NHKマイル .352※17頭で平均6人気相当
③ヴィクトリアマイル .343
④スプリンターズS .342
⑤安田記念 .308

※指数算出方法
(1着馬人気+2着馬人気+3着馬人気)÷3÷出走頭数

例.第67回有馬記念(出走16頭)
1着イクイノックス(1人気)
2着ボルドグフーシュ(6人気)
3着ジェラルディーナ(3人気)
(1+6+3)÷3÷16=0.208

上位2割くらいの人気馬を中心に馬券圏内に入るということ。18頭ならば平均4番人気でも.222になるので、今年は平穏だったと言えます。

[考察]
平地GⅠは全24レースある中で、平穏TOP5に秋の3大レース(天皇賞・ジャパンカップ・有馬記念)がいずれもランクイン。その他も全て秋のレースでTOP5を占めました。有力馬を所有する各陣営が秋を目標にしっかり馬を仕上げていることがうかがえます。
一方、波乱TOP5はうち4つが春のレース。中でも東京の芝マイル戦が全てランクインしました。東京芝マイルGⅠは荒れると思っていてよいでしょう。また、最も波乱指数の高かった宝塚記念は、過去10年の平均出走頭数が14.4頭と大阪杯に次いで2番目に少ないのにもかかわらず荒れているのも特徴的と言えます。堅い有馬記念に対して荒れる宝塚記念と、春秋グランプリで対象的な傾向にあるのも興味深い点です。
2023年は京都でのGⅠレースが戻ってきます。名馬名勝負の誕生を期待しつつ、レースを楽しむことを忘れずにいたいと思います。

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