競馬戦略研究所所長さんの競馬日記

重賞回顧 東京新聞杯

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先行馬がハイペースを作る展開で、差し馬有利の競馬になりましたが、自分の競馬に徹してスムーズなレース運びができたイルシーヴパンサーが優勝。皐月賞後の3連勝がフロックではないことを示し、ハイレベル4歳世代から新たな馬が出現しました。馬体を増やしながらの連勝で内容もよく、次走も楽しみな馬です。

 2着は秋華賞以来で馬体も太目に見えたファインルージュ。ルメール騎手が離さないと言われている馬で最低限の競馬はしたと思います。次走も同じ馬体重か多少減らしてくればヴィクトリアマイルの有力馬になることは確実です。 

 3着のカラテは昨年、このレースの優勝馬。本番は次走でしょうがハイレベル世代の後塵を踏みましたが、しぶといレースぶりは好評価しなければなりません。自分の競馬で展開に恵まれればという条件は付きますが、まだまだ見限れないと思います。

 所長◎のエイシンチラーは6着ももう少し前で競馬をして欲しかったと思います。今秋の経験を糧に成長を期待します。

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