熊悶さんの競馬日記

重賞レポート G3京都2歳S

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G3京都2歳S




OP特別からG3に格上げされて今年で5年目。


過去4回のこのレースの3着以内馬12頭について、

ラップ傾向・血統傾向・脚質傾向・前走レース傾向

などについて分析して参りまする。



京都2歳Sの予想・馬券検討のお供にどうぞ。



という事で・・・

お急ぎでない方は、しばしお付き合い下されい(*_ _)ペコリ





1.ラップパターン


ラップ理論についての解説はここに書いとります。

    ↓↓↓

競馬の参考書K-MAX「ラップってなに?」

https://kmax-jp.com/1429.html



過去4年のこのレースは、ハンコをついたように

スローペースからの「加速ラップ瞬発戦」


後半5F(1000m)の1F毎のラップタイムは

最後の1Fまでの4Fで、加速が続くパターン。



内回りコースとは言え、

ラスト3Fの瞬発力が問われるレース。



2.血統傾向


戦歴の浅い若駒ばかりの2歳重賞。



血統傾向を把握する事で、

ある程度的が見えて来るかもしれませんな。



この4年で3着以内に入線した

12頭の血統傾向で目立ったのは、

ハーツクライ産駒の5頭を含め、

4L系統(※)にグレイソヴリン系の

血を持っていた馬が7頭いた事。


※4L系統については↓↓↓を参照してください。

競馬の参考書K-MAX「4L系統ってなに?」

https://kmax-jp.com/1420.html



つまり、瞬発力と持久力のバランス系が

好走する可能性が高いのだと考えて良いのでしょう。



この事を裏付けるように、

母系は欧州型が12頭中6頭。


サンデーサイレンス・ディープインパクトを

母父に持つ欧州型血統の種牡馬産駒が3頭。



欧州型の持久力が重要だと見受けられまするな。




3.脚質傾向


前走が新馬戦だった馬は、

その新馬戦で逃げていた2頭を除いて

全て上り3Fタイム最速で勝ち上がり。



前走が500万クラス以上のレースだった馬は、

過去のレースで上り最速実績を持っておりました。



瞬発力の無い馬には厳しいレースと言えそう。



今年のメンバーで瞬発力に不安が有るのは、

前走新馬戦で、ゲートの出が悪く後方からの

競馬になった②ワールドプレミア。



外回りコースで上り3F2位での辛勝。


逃げ馬をかろうじて捉え、後ろから来た

メイショウテンゲンにクビ差まで詰め寄られた内容から、

内回りに替わる今回、人気するようなら嫌ってみたい1頭。




4.前走傾向


過去4年の勝ち馬4頭は、

全て前走でも2000mを使われていた

同距離ローテの馬。



今年の該当馬は2頭。

④ペルソナデザイン

⑧ミッキーブラック



④ペルソナデザインは、このレースで

最も好走産駒が多いハーツクライ産駒。



一方、

⑧ミッキーブラックの父ブラックタイドは、

直近の2年間の当コースで、複勝率37%、

複勝回収率263%という、とってもプレミアムな

数字を叩き出している当コースのベタ買い対象種牡馬。



さらに鞍上には、これまた当コースベタ買い対象騎手

クリスチャン・デムーロ騎手への乗り替り。



【ルメール ⇒ Cデムーロ】



この乗り替りは、一見マイナス材料に見られそうですが

このコースにおいては、回収率的には鞍上強化。

詳細はコース攻略ガイド「コース巧者ジョッキー」参照

https://kmax-jp.com/2245.html



そのルメール騎手不在のここでは、

クリスチャンDがコース巧者No.1。



過去4年、1番人気が勝てていないレースなので、

頭で狙ってみるのも面白いかも知れませんなぁ(-。-)y-゜゜゜



それでは拙者はこの辺で(*_ _)御免!

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