佐藤洋一郎さんの競馬日記

【電子版穴馬絞り 秋華賞】

 公開

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【京都11R・秋華賞】
 
 ダントツのⅠ番人気に支持された牝馬をオ
ーバーワーク(調教のやりすぎ)によって大
敗させ、それ以来「牝馬の1番時計は鬼門」
として追い過ぎに配慮するようになった「牝
馬王国」の領主、稲葉幸夫元調教師の体験
談が身にしみている。
 1981年ブロケードが桜花賞を目指して
栗東入りしたとき、追い切りどころか普通の
調教もせずにぶっつけ本番で楽勝したときの
「休むのも調教のうち」という高松邦男調教
師の言葉も鮮烈だった。

 アーモンドアイは普通の牝馬とは次元の異
なるバケモノかもしれないが、それほどの異
能馬がなぜ初戦から2ヶ月、3戦目に3ヶ月
、4戦目に3ヶ月、今回はなんと5ヶ月も、
間隔をあけて使われるのか。メンタルあるい
はフィジカル面にそうしたケアを必要とする
理由でもあるのか?

 昭和の馬学、予想学を独習したオヤジには
摩訶不思議なキャリアを重ねている牝馬にハ
イさようですかと【◎】を打つことはできな
い。
 その代わり風に乗って飛んできた綿毛が芽
生えて遅れ咲いた雑草のような◎サトノガー
ネットに、アーモンドではなくドングリまな
こを見開いた。
 この娘だって父はディープインパクトだし
、発達障害児童だったというビルゲイツやス
ティーヴジョブズや黒柳徹子のような、とて
つもない才能を隠し持っているかもしれない。

 名もない草を秋の花園にエントリー、登録
したこと事態に、言うにいわれぬ薫風がただ
よっている。
 花と咲くより踏まれて生きる草の心が俺は
好きー。雑草にも花は咲き、柘榴(ガーネッ
ト)のような珠玉も実る。

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この日記へのコメント

ネアルコとハイペリオン ネアルコとハイペリオン|2018年10月14日 16:09 ナイス! (4)

そしてアーモンドアイが勝つのであった

タッ タッ|2018年10月14日 13:22 ナイス! (2)

何時も愛読させて頂いて折ります。m(._.)m
最近は浮気して板津さんも参考させて頂いて折ります。(笑)
万ちゃん含めお身体には気をつけて楽しく予想お願い致します。
サンスポ愛読者より。(^-^)/

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