とらきち社長さんの競馬日記

大阪杯について

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最近ちょっと時間ができたので、たまには自分の予想を文章化してみようと日記機能を使います。
さてさて、今年の大阪杯は完全にコントレイルとグランアレグリアの二強、三番手にサリオスという構図。しかし、他がレイパパレの素質がどこまであるかというくらいでお世辞にもG1級とは言えないメンバー構成なだけに上位勢が崩れると紐穴、それも下位人気馬が飛び込んでも不思議ではありません。雨予報というのも気になるところです。
また、その上位勢も
・コントレイル
ディープインパクト産駒のダービー馬は常々言われているようにその後の活躍が不振で三冠馬であるこの馬を同じ物差しで測っていいのか分かりませんがダービーがベストパフォーマンスだっただけに下降線を辿る危険はあり。昨年のベストレースと呼び声の高いジャパンカップを走った馬の次走成績があまり振るわないのも不安点。
・グランアレグリア
そもそも二千以上の距離経験がなく、アーモンドアイとの使い分けで昨年は短距離路線を走ったのではなどウワサがありますが、半年以上の休み明けをものともせず圧勝した阪神Cの強烈な印象から距離適性千二〜千六でベスト千四という可能性がある。
こじつけっぽいですが両頭危険性があるのは確かなんですよね。
もちろんアッサリこの2頭で決まる可能性もありますが(いや、むしろその可能性が高い?)ここは競馬の醍醐味である大穴を狙ってみようと思います。
そこで本命に選んだのが⑨クレッシェンドラヴ。
成績表を見ると福島のローカル重賞で好成績を残している馬で、G1、ましてやG2でも足りないくらいの馬なんですが、そもそも想定4番人気以下の馬がそんな馬ばかりなので、その中で好位につけられる、雨でも問題なし、有馬記念8着という実績はもっと評価されてもいいのではと思います。今までずっと関東で走ってきた馬の意欲の関西遠征、それも管理する林先生は阪神芝を管理馬が走ること自体初めてということですが「未知の可能性は人気馬ならマイナス、穴馬ならプラス」。東京のような広いコースではなく阪神内回りでこのメンバーならそこそこ戦えるのでは。
対抗は②サリオス。体型的にマイラーと思われがちですが、前崩れの展開を直線である程度引きつけてそこから突き放した朝日杯の競馬は単なるマイラーのスタミナではできない競馬。コントレイルに皐月賞でコンマ1まで迫った二千なら展開次第で逆転する可能性も十分ありますが、巨体を動かしていきたい馬なのでガンガン動かせる欧州型ジョッキー・デムーロ騎手継続が良かった。松山騎手のここ1,2年で明らかに成長した手腕に注目したいところで、馬券的には抑えの評価。
三番手は⑥ワグネリアン。
先ほど触れた「ディープ産駒のダービー馬の不振なその後」に該当する馬ではありますが、喉の影響で前々走(宝塚記念)、術後の前走(京都記念)と大敗続きもその前はそこまで崩れてはおらず回復度合いによっては上位勢に食らいつける実力の持ち主。重馬場はプラスではありませんが一昨年のジャパンカップで3着まで走っているのでとにかくどこまで状態が戻っているかがカギ。先輩ダービー馬としてここは復活を期したいところ。
四番手にアドマイヤビルゴを上げたかったのですが、雨はかなり減点材料で評価を下げざるを得ず。本質的に長い二二と苦手なロンスパ戦になってしまった前走から一転、まだ底を見せてない阪神二千なら穴候補だっただけに雨予報は痛いですね。もし、予報が外れて良馬場開催となれば抑えても面白いと思います。
そんな感じで
◎クレッシェンドラヴ
○サリオス
▲ワグネリアン
(△アドマイヤビルゴ)
という印です。
無茶な穴狙いに見られそうですが、少額でこの大阪杯を楽しむにはこれくらい振り切った狙いの方がいいのではないでしょうか。もちろんコントレイルやグランアレグリアが素晴らしいパフォーマンス、素晴らしいレースを見せてくれたときには自分の予想がどうこうよりも拍手を送りたいと思います。

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