サンダーガルチさんの競馬日記

ダービー出走有力馬 配合診断④ ウインカーネリアン

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さて、今日はウインカーネリアンを診断したいと
思います。

昨日のオークスは勝ったデアリングタクト、それ
に2着、3着ともマイネルの岡田一族ゆかりの馬
で占められました。

総帥岡田繁幸氏の悲願、ダービー制覇も近いかも
と思える最近の躍進ぶりです。

主な成績 皐月賞4着

主なクロス
Northern Dancer 5・5・×6

Nashua 6×6

Menow 7×7

ウインレーシングの雑誌広告でこの馬の広告を見
た時、興味を持ったので、2千円近い代引き金を
払ってカタログを取り寄せた。結局、配合に納得
いかない部分があったので出資はやめたが、今と
なってはちょっと後悔している。

Northern Dancerのクロスは全体をリードする意味
では効果的だが、無い方が良かった。

この馬の良いところはNashuaのクロスを持ってい
ることである。

Nashuaはアメリカの三冠最終戦、ベルモントSをぶ
っちぎりで勝った名馬だが、産駒には優秀なスピ
ードとスタミナを伝える。

Nashuaのクロスで成功した馬は、チョウカイキャ
ロル(オークス)とノーリーズン(皐月賞)がいる。

ウインカーネリアンは他にMenow~Phartamondの
流れもあり、スピード競馬には相当な力を発揮す
ると思われる。

Menowは産駒に中距離での素晴らしいスピードを
伝える種牡馬で、マルゼンスキーとラムタラは
Menowの近親交配馬である。

また、Menowのクロスを持つヤエノムテキが1990
年の天皇賞(秋)で記録した、1分58秒2という
レコードは、馬場改修後の2008年のウォッカま
で破られなかった。

このように魅力的なスピードとスタミナの血を
持つウインカーネリアンだが、スタミナの核と
なると非常に頼りない。

当馬のスタミナのキーホースと言えるのは、
Hyperionだが、これが非常に少ないのだ。

父系には7~8代目に6あるが、母系は1つだ
け。これでは二千米以上は非常に苦しい。

母の母の母方にはイタリアやフランスの優秀な
ステイヤーの血が流れているだけにかなりもっ
たいない。

おそらく、秋以降はマイルが主戦場になるので
はないかと思う。

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