覆面ドクター・英さんの競馬日記

覆面ドクター・英のチャンピオンズC・2021

 公開

541

まずはJCの回顧から。1番人気3番人気2番人気という堅い馬券だったので全く儲かりませんでしたが、評価自体は合ってました。4着サンレイポケットと5着グランドグローリー(ジャパンやブルームよりこの馬を推奨してたのは私と井崎脩五郎さん以外あんまり見ませんでしたが・・)をともに「穴で」とこのコラムで推奨してたので、5連単があればズバリ的中だったのですが、まあしょうがないですね。見立てが正しければそのうちドカンと大きいの当たってくれるんじゃないかと思っています。

WIN5も久々に当たってくれましたが、18万とかって厳しいですね・。5つめ以外は1番人気敗退してくれてたので、もうちょっと高額なつもりしてましたが、確定した瞬間がっかりしました・・。それからプロ再受験は最後方からのスタートから追い込みましたが52位で、30位に入れず敗退となりました。地方プロと香港プロ続けつつまた来年頑張ります。

それではチャンピオンズCの話へ。ようやくG1として慣れてきました。創設当初はチャンピオンズCとチャレンジCが紛らわしいなあと、思ってて、ジャパンカップダートの方がしっくり来たなあ、と思ってましたが・・。そういえば札幌記念も私が高校生の頃はダートでやってましたが、その時代を知ってる人は今の競馬ファンでは少数派になってきましたかね(笑)今年のチャンピオンズCは、それほどダート界の新星は現れず、血統的に楽しみにしていたソダシの参戦がありますが、初ダートがG1というのはなかなか厳しいものがあります。ただそれを跳ね返すだけの能力はあると思いますが、気持ちが走る方から少し逸れてきている印象もあります。

<全頭診断>
1番人気想定 チュウワウィザード:昨年のこのレースの覇者で、クリソベリルが体調不良なのもあったが、かなり強い勝ち方で、中京への適性高いのだろう。ただそれ以降がイマイチで海外での2戦でお疲れなのか6月の帝王賞も11月のJBCクラシックも6着と3着に敗れた。ピーク過ぎた可能性も十分な押し出された感じの一番人気か。調教の動き悪くないが好調時ほどではない印象。

2番人気想定 ソダシ:白毛の桜花賞馬で夏には札幌記念でもラヴズオンリーユーらを抑えての勝利。秋華賞は終い気持ちが切れたのか10着と敗れた。栗東坂路で好時計連発するところからもダート適性は血統的にも高そうで。ダート使って欲しいなあと思っていた馬。ただ初ダートがG1というのは常識的には狙えないものだが、この馬は常識を超えた馬だと思っており、非常に楽しみ。調教も相変わらず豪快に動いている。

3番人気想定 テーオーケインズ:今年は、4月にアンタレスS勝ち、6月に帝王賞も勝ち、秋初戦のJBCクラシックは金沢も距離も合わなかったか1番人気で4着どまりだったが、叩いてここが狙いの一戦と思われ、勢い無いチュウワウィザードよりはこっちか。調教は叩いて順当に良化な感じ。

4番人気想定 カフェファラオ:2月のフェブラリーS勝ちまでは7戦5勝と勢いあったが、5月のかしわ記念ではさほど強くない相手に1番人気5着、夏の函館で芝を使ってみるも、函館記念1番人気9着と、やる気を失ったような走りで、距離もマイルくらいまでが良さそうで、あまり買いたくない馬。調教の動きよいが、能力をきちんと発揮するかが問題なタイプ。

5番人気想定 オーヴェルニュ:5月の平安S勝ちまでは好調だったのだが、6月の帝王賞7着、秋の始動戦のみやこSは3番人気12着と惨敗で、ガラリ一変は難しいのでは。調教の動き良く、巻き返してくるかもしれないが・・。

6番人気想定 サンライズホープ:昨年のこの時期はまだ2勝クラスを走っていたが、そこから1年間で4勝して前走はシリウスS勝ちと重賞制覇してみせた勢いあり、楽しみな一頭。調教の動きも良く、今年7戦目だが調子落ち無さそう。

7番人気想定 カジノフォンテン:昨年末の東京大賞典で9番人気ながら2着と好走した地方トップレベルの馬で、その後、川崎記念とかしわ記念を中央馬相手に勝っている。ただその後は勢い無くなり、帝王賞10着、JBCクラシック6着と冴えず。ちょっとピーク過ぎたか。調教の動き悪くないがMデムーロ騎手のテン乗りもやや不安。

8番人気想定 クリンチャー:ズブい馬だけに、当たりの軟らかい武豊騎手とあまり手が合わなかった可能性もあるが、ちょっと衰えて来てるのかな、という前走。左回りや直線長いのも含め、適性的に真逆な感じもあり(実際昨年は5番人気11着と惨敗。G1で三浦騎手を乗せたのも悪いが(笑))、好走イメージできず。調教もあまり変わってきた感じ無し。

9番人気想定 エアスピネル:芝、ダートともに走れる二刀流マイラーで、年齢的に芝ではもうダメそうなのが4月のマイラーズCでわかったがダートなら前走武蔵野Sで2着に来たようにまだまだやれる。適性的にはフェブラリーSに断然向いているのだろうが、ここも乗り方ひとつで好走ありえる。調教はいつも通り好時計だせている。

10番人気以下想定
インティ:昨年のこのレースでは武豊騎手の好騎乗もあって10番人気で3着と激走したが、やはり衰え隠せないレースが続いており、それなりに穴人気しそうで、買わない予定。

メイショウハリオ:今年は2勝クラス、3勝クラス、前走G3みやこS勝ちと力をじわじわつけてきた。まだまだ伸び盛りでそこそこ好走しておかしくない。

ダノンファラオ:昨年はJDD勝ち、浦和記念勝ちと活躍も、古馬になってからは相手の弱いダイオライト記念勝ち程度とあまり成長みられず。アメリカンファラオ産駒だけに気難しくなりやすい血統でもまれこむとダメなタイプだけにごちゃつくこのレースは向かなそう。

タガノビューティー:昨年11月にはまだ2勝クラスを走っていた馬だが、この約1年間で7戦して4勝を積み上げ、前走は1番人気で6着に武蔵野Sで敗れている。東京の1400~1600Mに良績集中していて、東京だと豪快な末脚繰り出す馬だが、厳しい流れで出番あってもよい。

サンライズノヴァ:昨年の武蔵野S勝ち以降は低迷続きだったが、前走、吉原騎手が良かったのか久々にJBCスプリントで2着に来た。ただこの距離は向かないのあきらかで、期待できず。能力はあるのだが。

アナザートゥルース:セン馬だけに7歳でも衰え小さく、それなりに頑張っている。ただこの大舞台では要らないのでは。

スワーヴアラミス:夏の函館でマリーンSとエルムSを連勝してきたが、白山大賞典3着、みやこS7着とそろそろ夏の疲れでてきたか。あまり期待できず。

ケイティブレイブ:8歳になり今年は馬券にならず。さすがに厳しい。

ウェスタールンド:3年前のこのレースで2着に来た、追い込み馬だが、浦和記念使ったばかりの9歳馬の激走は期待薄。

ケンシンコウ:ムラ馬で昨年のレパードS勝ちも7番人気、今年の夏のジュライS勝ちも5番人気と忘れたころに走るのだが、ここではさすがにないだろう。

<まとめ>
有力(というか楽しみ):ソダシ

ヒモに:サンライズホープ、テーオーケインズ、チュウワウィザード

穴で:エアスピネル、メイショウハリオ、タガノビューティー

この日記へのコメント

コメントはありません。

関連競馬日記

新着競馬日記

人気競馬日記