藤沢雄二さんの競馬日記

弥生賞デーのWIN5を考察する

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本当は土曜日の昼すぎぐらいまでにこの項をまとめたかったのですが、やっぱり日曜日になってしまいました。

2011年の皐月賞の週からスタートしたWIN5も既に干支が一周して、データもかなり揃っています。
この12年の間に施行レースが完全に一致している週はないですし、特に弥生賞の週は2場開催の年もあれば3場開催の年もあるというようにまちまちなんですけど、
「一筋縄ではいかない」ということにおいては年間でも上位クラスの難解な週です。

以下は過去12回の出目と人気です。

2012 4-2-11-4-5 ④②⑥①⑨(22)
2013 4-11-16-4-8 ④④④③⑥(21)
2014 10-6-3-6-10 ①①⑬①①(17)
2015 9-8-15-3-4 ②③③⑥②(16)
2016 7-11-13-14-11 ①①③⑧②(15)
2017 8-13-2-1-11 ③④②①①(11)
2018 1-4-12-2-9 ②①⑥④①(14)
2019 10-10-11-3-10 ⑦⑭⑤⑬⑧(47)
2020 16-7-9-3-1 ①①⑧②②(14)
2021 9-8-11-8-4 ②⑪⑤①④(23)
2022 14-2-3-11-10 ⑥④①⑤③(19)
2023 14-4-13-16-6 ①⑤③⑧③(20)

丸囲み数字が単勝人気でその後ろのカッコ内の数字は人気の和になります。
単勝万馬券が2発飛び出してキャリーオーバーになった2019年はかなり特殊だったかもしれないけど
とにかく人気馬を疑ってみる考え方は必要かと。
なので「非常にノリ打ちに向く回」と言えそうです(※ここ重要)

このデータは来年以降にも活かすとして
まずは目先の今日ですね。

【阪神10R 戎橋S】
前走が、阪急杯で惜しい2着だったアサカラキングの2着だったレベレンシアは軸としては信用できそうだが
3走前の同じ舞台の六甲アイランドSが休み明けとはいえ8着だったのを考えると付け入るスキはありそう。
6歳の昇級戦というのが引っ掛かるものの人気的には手頃なテーオーダヴィンチが栗東坂路での動きが良さそうでここから入りたい。
手広く構えるならベルクレスタに、昨夏の2勝クラスでテーオーダヴィンチをこの舞台で負かしているイティネラートルが大穴。

【中山10R 総武S】
ダートに転じて3連勝、それも圧巻の内容のサーマルソアリングが大本命になっているけど、その3勝は全て牝馬限定戦。
最近はコーナー4回のダートの3勝クラス以上でも牝馬がバンバン走っているので、個人的には牡馬がだらしなくなったものだと強く感じているのですが、それでも牡馬初対戦というのは割り引きたい。
直前の栗東坂路のラップ構成は良好だし、15頭立ての14番枠なら揉まれる心配はないので、通常の券種でどこにもいなくなるというのまでは考えにくいけど、内からケイアイシェルビーとロードヴァレンチ辺りに突っ張られたら外の3番手で耐えられるんですかね?という疑問はあります。

それに中山ダート1800mでは、この弥生賞デーのWIN5で単勝万馬券が2回に加えて2021年にはナムラカメタローが11番人気で激走しているので、ここは穴を狙っていいと思います。

まずはダート2走目のキングストンボーイ。
ポリトラックでの調整は割引も、初ダートの前走内容から得た経験は大きそう。
鞍上もルメールだし、ここは一発あっていい。

さらに大穴ならガンダルフ。
芝の前走は度外視できるけど、この1走で人気急落ならオッズ的にはかなり美味しい。
ましてや中山ダート1800mはキングカメハメハ産駒の庭でもあるので目を瞑って買ってみたい1頭。

【小倉11R 関門橋S】
ここは最終日の小倉に貫太君が遠征するニホンピロキースで堅いと思います。
中2週と間隔は詰まっているものの栗東坂路での時計はいいですね。
裏開催の3勝クラスなのでいかにも荒れそうですけど、ここは素直に人気を信頼していいのでは?


【阪神11R 大阪城S】
芝1800mのオープンだと、先週が中山記念、先々週が小倉大賞典と重賞が続いた後のリステッドなのでメンツ的に若干の出涸らし感はありますよね。
むしろワンターンを考えると洛陽Sとか東京新聞杯とかのマイル組に縁のありそうな一戦です。

ところがここ数年の結果を見ると「いかにもワンターンが向きそうにない」タイプが勝っているのでいささかややこしい。
そこに注目すれば、京都の2000mを勝ち上がったデビットバローズの一発を狙ってみたい。
攻め強化に加えて、成績もピンパータイプで馬券に絡むなら頭まで狙えますからね。


【中山11R 報知杯ディープインパクト記念弥生賞】
まあ重賞なのでデータ分析は皆さんしっかりやっているでしょうから、、特にそこには触れませんけど
とりあえず今年はトロヴァトーレとシンエンペラーとダノンエアズロックの三つ巴ムード。
この3頭の馬連ボックスを買っておけば配当はともかく当てることはできそう。

ところが、個人的にはダノンエアズロックの一本被りだと思っていたのに、前日締切のオッズでは僅差の3番人気。
暮れのホープフルSを牝馬のレガレイラに勝たれている上に、2歳時の重賞勝ち馬がシャキッとしなくて混沌としている牡馬戦線なので、そのレガレイラに勝っているダノンエアズロックでここは何もないと思っているんですけどね。

ただね、穴なら追い切りが超抜だったファビュラススター。
この馬も2戦2勝なのでトロヴァトーレとは差がないと思います。
それでいてオッズに開きがあるなら、一角崩しにはうってつけだと思っています。


ザッと穴馬候補を挙げてみましたけど、こっちの思惑通りに好走してくれると非常に助かるのですがw
どうなりますやら。

この日記へのコメント

藤沢雄二 藤沢雄二|2024年3月3日 15:32 ナイス! (1)

>ラッキー7さん
こちらこそご無沙汰いたしております。

まあボチボチというところですかね。

WIN5でもトリプル馬単でもいいのですが、今年は一発大きな花火を打ち上げたいところです。

そのうちまたお目にかかることができればと思っております。

ラッキー7|2024年3月3日 15:07 ナイス! (2)

ご無沙汰です。
お元気でご活躍の御様子、何よりです。
小生、成績は底這いのままですが
元気に売り上げに協力しています。

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