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・阪神9R(天神橋特別)
⑩スイープアワーズ
数少ないディープインパクト産駒最終世代の1頭。
母はGⅠ3勝馬スイープトウショウという超良血。
気難しい面もあり、待望の初勝利は4戦目。
昇級後の2戦もともに着外と歯がゆい競馬が続いたが、
リフレッシュを挟んだ前走が圧巻だった。
初のマイル戦で4走ぶりのコンビとなった武豊騎手は、
スタートを五分に出ると後方待機策を選択。
阪神開幕週の内有利馬場で②~⑤着馬がインに進路を取ったなか、
4角14番手から大外を回り、1頭だけ次元の違う走りで快勝。
鞍上に「クラスが違う」と言わしめる勝ち方を見せた。
精神面の不安もなくなり、休養を経て覚醒した感がある。
武豊騎手の継続騎乗も心強く、前走と同舞台のココは通過点。
・中京10R(昇竜ステークス)
②ジョージテソーロ
メンバーレベルの高かった3走前のOPカトレアSは、
差し展開のなかで2番手から②着に残す強い内容。
落馬競走中止明けの前走は、自らペースをつくり
ラストでソラを使いながらも3馬身半差の圧勝。
操作性が良く、ハナにこだわらなくても競馬ができる。
昇級も形だけのもので、ココは十分連勝が狙える。
・中山10R(東風ステークス)
⑫ディオ
デビュー時から期待は大きかったが、気性面に難があり出世が遅れていた。
それでも未だに掲示板を外していないのは素質があればこそ。
これまで②着が7回あった馬がココに来て2連勝。
前走の勝ち時計は京都金杯よりも早く、ようやくかみ合ってきた。
中山はスプリングS⑤着があり、兄も得意としており十分合いそう。
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