グリーンセンスセラさんの競馬日記

世界的名牝サプレザの娘 ルーズベルトゲーム(牝2歳、栗東・安田隆行厩舎)が4日

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C.ルメール騎手が以前から「乗りたい」と熱望。世界的名牝サプレザの娘ルーズベルトゲームが、今週ついにベールを脱ぐ!━ Gambling Journal ギャンブルジャーナル /2016年12月03日 18時00分00秒 http://biz-journal.jp/gj/2016/12/post_1977.html

 早くも「粒ぞろい」と評判高い今年の2歳牝馬戦線に、今週新たな実力馬が加わることになるかもしれない。

 英サンチャリオットS(G1)の3連覇の他、日本のマイルCS(G1)にも3年連続参戦して3着、4着、3着とその実力を見せつけた名牝サプレザの娘ルーズベルトゲーム(牝2歳、栗東・安田隆行厩舎)が4日、いよいよデビューの時を迎える。

 通算戦績こそ22戦8勝だが、その実力は世界的な女傑と称するに相応しいものがある。先述したマイルCSの実績も然ることながら、香港マイル(G1)やジャックルマロワ賞(G1)で3着するなど、一線級の牡馬が相手でも高い安定感を保ち続けられたのは、実力が本物である何よりの証だろう。

 そんなサプレザと日本が世界に誇るスーパーサイアー・ディープインパクトとの間にできた娘となれば、産まれながらに「G1級」の期待が持たれるのも当然だ。

 入厩先は栗東の名門・安田隆行厩舎。これまでロードカナロアやカレンチャンなど名スプリンターを手掛けてきた短距離馬のスペシャリストなだけに、マイラーだった母を持つルーズベルトゲームには最適の厩舎だ。如何にもハズレがなさそうな巡り合わせにも、好感が持てる。

 それに今年の安田厩舎は当たり年。すでにモンドキャンノが京王杯2歳S(G2)を、ジューヌエコールがデイリー杯2歳S(G2)を勝利しており、2歳G1制覇も当然ながら視野に入っている状況だ。

 だが、それでも安田調教師のルーズベルトゲームに対する評価は極めて高い

 デビュー戦に向けた最終追い切りを見守った師は、『デイリースポーツ』の取材に「求めることが大きいだけに物足りない」と、上々の動きにもあえて辛口のジャッジ。しかし、その素質には「いずれは走る」と太鼓判を押している。

 鞍上には、母にも騎乗していたC.ルメール騎手。マイルCSでも手綱を執った名手は「同じ顔、同じ体をしている。反応が良かったし、走りそう。楽しみ」と期待を膨らませている。すでに数多くの有力2歳馬を確保しているルメール騎手だが、思い入れが強いためにデビュー戦の内容によっては、今後も本馬の騎乗を優先する可能性もある。

「サプレザに対してはルメール騎手も相当思い入れがあるようで、以前からルーズベルトゲームに『乗りたい』とコンビを熱望していたようです。今回はその念願が叶ったこともあって、気合が入っているでしょうね。安田調教師は本格化するのは古馬になってからと考えているようですが、追い切りの動きは素軽いですし、いきなり素質の片鱗を見せてもおかしくないとおもいます」(競馬記者)

 ルーズベルトゲームがデビューする4日の中京競馬場ではチャンピオンズC(G1)が開催されるため有力な騎手が集結し、デビュー戦となる中京5R(芝1400m)にも17頭が顔を揃えた。

 有望な血統馬も多く混戦が予想されるが、ルーズベルトゲームの「8‐7で決着する野球の試合」というその名の通り、最後まで白熱する激戦を制してこそかもしれない。

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