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【カプリ】
凱旋門賞を
番手から5着に粘り込んだように、
位置取りは基本的に前。
ただ、
出脚自体は悪く
毎回押して出て行くため、
序盤での消耗は避けられないか。
この馬自身は逃げないと思うが、
序盤の運び方を見ると
他の逃げたい馬にとっては
少し厄介な存在になる可能性も。
終いのフォームは
前脚を叩きつけるような感じで
ストライドも小さく、
末脚勝負ではまず苦戦する印象。
可能性があるとすれば、
後半がイーブンで流れる展開を
先団内目から追走する競馬で、
末脚の質を問われない流れなら
一応は警戒したいかなと思う。
【サンダリングブルー】
鞍上が意識的に
抑えてスタートを切る馬で、
位置取りは後方が多め。
直線の伸び方は悪くなく、
日本向きの軽さがあるのは
カプリよりもこちらのほう。
ただ、
もう少しフォームに
力強さが欲しい感じはあり、
前走のカナディアンISも
勝ち馬に完敗の2着だったので、
地力としては少し劣る印象。
今年は末脚自慢の日本馬も少なく
ノーチャンスではないが、
恐らく後方になる
位置取りの事も考えると、
先団が何かしらの形で
消耗する想定を立てないと
なかなか手は出しづらいか。
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