グリーンセンスセラさんの競馬日記

福永祐一「有馬記念参戦」か

 公開

178


落馬骨折の福永祐一騎手にシュヴァルグランとの「有馬記念参戦」の可能性浮上!あまりにも重なる「昨年覇者」との共通点......奇跡の参戦なるか━ Gambling Journal ギャンブルジャーナル/2016年12月07日 08時00分00秒 http://biz-journal.jp/gj/2016/12/post_1996.html

 先週土曜日の阪神5Rで落馬負傷した福永祐一騎手が、早ければ年内に復帰できることがわかった。

 3日の落馬したレース後、京都市内の病院で精密検査を受けた結果、右鎖骨骨折と診断されていた福永騎手。だが、幸いにも軽度の骨折だったようだ。福永騎手は昨年10月にも落馬負傷し右鎖骨を剥離骨折しているが、前回とは患部が異なっていたとのこと。

 本人も年内の復帰に向けて前向きな姿勢を見せており、すでに11日の香港スプリント(G1)に出走するビッグアーサーの騎乗は断念したものの、25日の有馬記念(G1)に出走するシュヴァルグランの騎乗に向けて急ピッチでリハビリを行うようだ。なお、関係者によるとビッグアーサーの代役は数日中に発表されるそうだ。

「迷惑を掛けるようなら無理に復帰はしないとコメントしているものの、気持ちはすでに有馬記念に向かっているようです。福永騎手は昨年の落馬負傷でも、全治5カ月の重傷だったところを約3カ月で復帰しています。常識的には難しいと思いますが、一流のアスリートの回復力に一般人の常識が通用しないというケースも多々あるだけに、期待して待ちたいですね」(競馬記者)

 ただ、もし福永騎手が驚異的な回復力を見せて有馬記念のシュヴァルグランに騎乗できた場合、昨年の覇者ゴールドアクターと吉田隼人騎手のコンビとの数多くの共通点を見出すことができる。

「実は、昨年の吉田隼人騎手もジャパンCの当日に他馬に脚を蹴られて右膝蓋(しつがい)骨の亀裂骨折を負っています。しかし、驚異的な回復力を見せて有馬記念でゴールドアクターに騎乗。まだ完治には至っていなかったそうですが、見事有馬記念を優勝し相棒に初G1をもたらしました。もし福永騎手がシュヴァルグランで有馬記念に出られるのなら、2年連続での"奇跡"が見られるかもしれません」(同)


 確かにシュヴァルグランはまだG1を勝っておらず、もしも福永騎手と共に有馬記念を勝つようなことがあれば、2年連続で「骨折から復帰したばかりの騎手」が勝ったことになり、騎乗馬が「G1初制覇を飾る」ということにもなる。

 詳細では微妙に異なるが、どちらもその年のアルゼンチン共和国杯(G2)の覇者という共通点もあり、仮に「昨年の再現」となれば大きな話題になりそうだ。

 先述したアルゼンチン共和国杯は昨年のゴールドアクターを始め、スクリーンヒーロー(ジャパンC)やアドマイヤジュピタ(天皇賞・春)など後のG1ホースが足掛かりとした出世レース。秋初戦でこれを勝ったシュヴァルグランは、前走のジャパンCでも3着に食い込んでおり、馬はまさに今が充実期という面を見せている。

 福永騎手自身も負傷前にはシュヴァルグランに「中山2500mはあっている」と明言しており、大きな期待を掛けていた。

 果たして、福永騎手の年内復帰は叶うのだろうか。昨年の有馬記念はゴールドアクターと吉田隼人騎手との名コンビが掴んだ感動的な勝利だっただけに、今年は福永騎手とシュヴァルグランのコンビが"奇跡の参戦"を遂げることに大きな期待を掛けてみたい。

 ナイス!(1

この日記へのコメント

コメントはありません。

関連競馬日記

新着競馬日記

人気競馬日記