藤沢雄二さんの競馬日記

10月4日分のWIN5対象レースの展望

 公開

229

先週のWIN5は2勝3敗で結果的にはダメダメだったのだけど、2レース目のムーンライトハンディキャップを6番人気のウインリバティ1頭のみの指名で突破して、一瞬ながらも大きく夢が広がったので見せ場を作ることはできたと思っています。
もっとも見せ場を作っただけでは何の意味もないのだけど、手も足も出ないでハズレるよりは一歩前進。
反省点があるなら、ミルコとルメールとディープインパクト産駒の取捨選択を慎重にすることと、あまり1番人気の馬を盲信しないことか。

【中山9R サフラン賞】
今年から中山の1600mに舞台を移した2歳牝馬限定の500万下の一戦。
過去のレース傾向はアテにならないのでコースの傾向から紐解くことになるが、中山の1600mは『前走1着馬が好成績』とは言うものの、12頭中7頭が該当するので全部買っているわけにはいかない。
筆頭指名はルメールが乗ってキングカメハメハ産駒のデアリングエッジになるのだが、スミレ・クードラパン・ワンダフルラッシュ・テイケイレーヴ・クラウンドジャック、この辺までは差がなさそうなので非常に厄介である。
ここはもうちょっと時間をかけて…。

【阪神10R 道頓堀S】
1200mになってからは今年で4回目だが、3年前にハクサンムーン、一昨年はリトルゲルダが勝っている。それ以前の1400m時代にはフラガラッハ、1600m時代にもファリダットにピカレスクコードが勝っており、距離を問わずの出世レースである。

格最上位は昨年暮れにオープン特別のタンザナイトSを勝っているサトノルパンなのだが、ここが休み明けで初の1200mなので過信禁物というところか。
ここ3年の傾向なら北九州短距離Sで掲示板or小倉1200mで1000万下勝ちなのでアドマイヤナイトとアットウイルが浮上。上記のサトノルパンと合わせて3頭全部買う手はあるが、現時点での買いたい順番はアドマイヤナイト>サトノルパン>アットウイルになるだろうか。

【中山10R 勝浦特別】
スプリンターズSと同じ中山1200mのレース。こちらは1000万下のハンデ戦というだけで難解ムード。
優先出走権があるのが4頭、現級勝ちは1頭という組み合わせ。
新潟開催だった昨年は『勝浦特別』としては行われていないけど、とりあえず4歳馬の強いレース。
スプリンターズSでディープインパクト産駒にヤマを張っている以上、昇級でもハナフブキは持っておきたい。
無難なのはミルコに乗り替わるサザンライツ。4歳の2勝馬だが札幌のレースぶりならこの馬が中心か。
ルメールに乗り替わるエビスグレイトは不気味だけどいいところ△ぐらいになるだろうか。
引き続き武豊が乗るハピネス、唯一の現級勝ち馬のダノンマッキンレーまでは注意が必要かも。

【阪神11R ポートアイランドS】
重賞勝ち馬4頭、オープン特別勝ち馬6頭が顔を揃えての16頭立て。重賞といってもおかしくない組み合わせになったのだが、競馬ブックの週報を見る限りはフルーキーの一歩被りムード。
ところが阪神の外回りになった2007年以降で見てみると…

・実績馬優勢
・夏稼働馬優勢(阪神・中山の1週目を使った馬含む)
・いわゆるPOG期間での重賞出走歴は大事

過去8回の勝ち馬で実績馬に該当しないのは、ここが格上挑戦だったダノンヨーヨーと近走不振で大穴になったドリームバスケットぐらいなのだが、この両馬は夏稼働組。
結局、フルーキーは上記3項目のいずれかをも充たしていないので非常に怪しいのである。

傾向通りなら食指が動くのはシンザン記念勝ちのあるグァンチャーレ。そしてハギノハイブリッドにダノンメジャーというあたり。
多分、一番の波乱はココ。

スプリンターズSはミッキーアイルと心中なので、そこまでをどう繋げるかが今回のテーマになりそうです。

 ナイス!(3

この日記へのコメント

コメントはありません。

関連競馬日記

新着競馬日記

人気競馬日記