最新競馬コラム

平松さとしのドバイレポートVol.12

 645

平松さとしのドバイレポートVol.12 | コラム | ウマニティ

現地時間30日、ドバイワールドCデーが開催された。

すでに皆さんご存知の通り、ドバイシーマクラシックに出走したジェンティルドンナ(牝4歳、栗東・石坂正厩舎)は残念ながら2着に敗れた。先行し、直線では2番手に進出。あとはセントニコラスアビーを交わすだけという態勢になったが、そこから伸びを欠き、逆に突き放されてしまった。
手綱をとった岩田康誠騎手が「少し(ハミを)噛み気味だったのが最後に響いた」と唇を噛めば、石坂正調教師は「終始外を回らされたのが痛かったかな……」と悔しそうに言った。
 
同じレースに出走し、シンガリ11着に敗れたのはトレイルブレイザー(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)。
騎乗した武豊騎手は「調教は良かったのに、前走に引き続きまったく走らなかった。何故かなぁ……」と首を傾げつつ語った。
 
ドバイシーマクラシックの前に行なわれたUAEダービーに出走したケイアイレオーネ(牡3歳、栗東・西浦勝一厩舎)とゴールデンシャヒーンに出走したタイセイレジェンド(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎)はそれぞれ10、12着に敗れた。
ケイアイレオーネは追い切り後に熱が高くなるアクシデントにも見舞われ、どうやら本調子とは言えなかった模様。今年は相手も揃っており、ただでさえ苦戦が予想されたのに、本来のデキになかったのではこの結果も致し方ないところか……。
また、タイセイレジェンドも今年は相手が揃い過ぎた感がある。矢作調教師は素直に力不足を認めた。それでもゲート練習の成果もあり、好スタートから先行できたのだから競馬は出来たと考えて良いだろう。
 
今年、3つのレースに挑戦した4頭の日本馬は、勝ち鞍を挙げることは出来なかった。期待の大きかったジェンティルドンナが敗れたことで、がっかりする声が多く聞かれたが、負けるのが当たり前の競馬の世界、ましてや海外への遠征でこの成績は決して悪くはない。今後も日本馬の海を越えての活躍に期待したい。

 ナイス!(4

このコラムへのコメント

コメントはありません。

新着競馬コラム

人気競馬コラム

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

1月19日()
日経新春杯 G2
京成杯 G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

1月13日(月)
シンザン記念 G3
1月12日()
フェアリーS G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ジャスティンパレス 牡6
78,688万円
2 リバティアイランド 牝5
74,444万円
3 タスティエーラ 牡5
65,898万円
4 レガレイラ 牝4
63,438万円
5 ソウルラッシュ 牡7
60,586万円
6 ナムラクレア 牝6
59,291万円
7 ソールオリエンス 牡5
57,546万円
8 ベラジオオペラ 牡5
52,047万円
9 テーオーロイヤル 牡7
51,827万円
10 ダノンデサイル 牡4
51,249万円
» もっと見る

3歳
1 クロワデュノール 牡3
11,679万円
2 アルマヴェローチェ 牝3
8,560万円
3 アドマイヤズーム 牡3
7,776万円
4 アルテヴェローチェ 牡3
6,362万円
5 エリキング 牡3
5,662万円
6 ジョバンニ 牡3
5,508万円
7 リラエンブレム 牡3
4,880万円
8 ミュージアムマイル 牡3
4,654万円
9 エリカエクスプレス 牝3
4,577万円
10 パンジャタワー 牡3
4,569万円
» もっと見る