藤沢雄二さんの競馬日記

2023年NHKマイルC展望

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今日から5週連続の東京GⅠシリーズのスタートです。
10年ぐらい前には、この5週連続GⅠシリーズに「レースクイーン」がいたんですけどねw
あれ、復活しないものかしら?

さて開幕戦のNHKマイルCですが、率直に言って難しい。
この先も含めて、今年一番難しいGⅠじゃないですか?

とりあえず「荒れる」というのは肌感覚でわかる。
でもどの馬が馬券になるの?というのが見当つかないから困りもの。

一応、昨日の夜。20時30分頃に見た単勝の上位人気は以下の通り。
⑮カルロヴェローチェ 5.5倍
⑬ドルチェモア 5.7倍
⑩オオバンブルマイ 6.1倍
⑥エエヤン 6.2倍
⑱ダノンタッチダウン 8.3倍
②モリアーナ 10.0倍
③ウンブライル 15.0倍
⑧セッション 17.9倍
以下、⑪④⑤⑯⑨⑭⑦⑰①の順。

7枠に同居した須貝勢と東西の前哨戦の勝ち馬、そしてダノン+川田のタッグが単勝10倍以下の構図ですね。

カルロヴェローチェは出世レースの宝塚記念当日の1800mの新馬勝ち+レーン騎乗がおそらく人気の下支えなんでしょうけど、重賞未勝利でGⅠの1番人気が勤まるのかは疑問が残る。あと野路菊Sの淡白な負け方は気になる。

ドルチェモアは実績ならこの馬なのは間違いないが、ニュージーランドT後のゴタゴタが嫌な材料。
話の真偽は定かではないが、

ニュージーランドTでの和生の乗り方に馬主サイドが不満→岩田望に依頼(ここまでは間違いはなさそう)→岩田望が馬主サイドとの食事会をキャンセルした裏で豪遊していた→契約解除で三浦に依頼

こんな流れだったらしい。
とにかく乗り替わりが発表になった際は岩田望だったのが、その直後の1週前想定では三浦になっていて
「どっちが本当?」とザワついたのは事実。
どうでもいいけど、岩田望にしても三浦にしてもGⅠの舞台で安心して馬券を買える騎手ではないので乗り替わりがプラスになるとは思えないのよね。
それにこれは結果論だけど、ケンタッキーダービーで坂井が遠征するからというのがニュージーランドTを含めての騎手起用だったわけだが、そのケンタッキーダービーは直前で無念の取り消しだったから坂井が現地で乗れなかったことを思うと馬主サイドにツキがないとも言えそう。

ニュージーランドTを制して3連勝中のエエヤンだが、その3連勝が全て中山のマイルなので舞台替わりがどうか?

オオバンブルマイの重賞2勝は一目置くが、血統的には「二番が利くタイプ」には思えない。
新馬→京王杯2歳Sと連勝したが、あれは人気薄だから出来た芸当であって、本質的には〇→×を繰り返すタイプだと思う。

ダノンタッチダウンは、マイル以下に実績豊富な安田隆厩舎+川田で元値の高さではこの馬なのかもしれないが、いかんせん皐月賞のシンガリ負けは負けすぎだろう。

いずれにしても上位人気の各馬に一長一短あるのは間違いない。
積極的に穴馬を探す価値はある。

食指が動くのはモリアーナなんでしょうね。
これまでの武藤からNHKマイルCで好成績を残している横山典を鞍上に迎えた時点で勝負気配がプンプンするし、血統的にもNHKマイルCは合いそう。
ただ、この馬に注目している人(専門家)がツイッターでは多そうなのがちょっとね。
確かにクイーンC→ニュージーランドTと惜しい競馬が続いたので鞍上強化はプラスだと思う。
でももう一捻り出来る余地はありそうで、今回はテン乗りなのが今までとはちょっと違うんじゃないかと。

そこで抜擢したいのが⑤シングザットソング
白菊賞とエルフィンSで出遅れのイメージが強いが、ここ2走はゲートは安定しているのよね。
桜花賞は7着だったけど内容は悪くなかったし、桜花賞で1桁着順ならNHKマイルCだったら通用していいだろう。
クラシック路線からの転戦を狙うなら、皐月賞でシンガリ負けのダノンタッチダウンよりもコッチじゃない?
それに皆さん、ヴィクトリアマイルで「社台RHのドゥラメンテ産駒」を買おうとしているんでしょ?
でも来週だったら上位人気は間違いない。すなわちお安い。今日なら高配当ですよw

気になるところでは同じドゥラメンテ産駒のシャンパンカラー。
エエヤンとの比較でいけば、こちらは中山では6→3着だけど東京では2戦2勝。舞台替わりは間違いなくプラス。

◎⑤シングザットソング
〇②モリアーナ
▲⑪シャンパンカラー
☆④ショーモン
△⑧セッション

印は一応、こんな感じですかね。
とにかく荒れることだけは間違いないでしょうね。

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