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それでは最後に今年のG1レースを振り返りつつ、
JRA賞各賞の予想をしていきましょう。
☆最優秀2歳牡馬:サトノアレス
☆最優秀2歳牝馬:ソウルスターリング
ここは毎年各G1の勝ち馬が選出される無風区。この2頭が当確でしょう。
ホープフルSがG1に昇格する来年以降はどうなるかですね。
☆最優秀3歳牡馬:サトノダイヤモンド
マカヒキ、サトノダイヤモンド、リオンディーズの三強に、
皐月賞でこれらをまとめて撃破したディーマジェスティ。
ダービー馬マカヒキの凱旋門賞挑戦、リオンディーズの故障による離脱もありましたが、
今年の牡馬三冠はこの4頭によるハイレベルな争いとなりました。
その中で菊花賞を勝利、返す刀で有馬記念も制覇したサトノダイヤモンドが、
3歳唯一のG1・2勝馬として、最優秀3歳牡馬の受賞は間違いないでしょう。
☆最優秀3歳牝馬:シンハライト
桜花賞馬ジュエラー、オークス馬シンハライト。そしてNHKマイルC馬メジャーエンブレム。
3頭のG1馬全てが後に故障に泣かされたこともあり、牡馬に比べ盛り上がりひと息だった牝馬三冠。
最優秀3歳牝馬はオークス勝ちに加え、桜花賞でも2着、
トライアルを2勝したシンハライトが有力と予想します。
☆最優秀4歳以上牡馬:キタサンブラック
春の天皇賞、ジャパンCと古馬G1を唯一2勝したキタサンブラックが本命。
宝塚記念、有馬記念でも敗れたとはいえ、ともに勝ち馬とはタイム差無し。
馬主がサブちゃんという話題性もあり、名実ともに2016年の顔となりました。
☆最優秀4歳以上牝馬:マリアライト
そのキタサンブラックやドゥラメンテなど、並み居る強豪牡馬たちを宝塚記念で撃破したマリアライト。
しかしながら秋の成績がひと息で、その間に府中牝馬S→エリ女を連勝した
クイーンズリングが対抗馬に浮上。とはいえインパクトの強さでマリアライト有利と見ました。
☆最優秀短距離馬:ミッキーアイル
ビッグアーサー、ロゴタイプ、レッドファルクスそしてミッキーアイルと、
4頭が1つずつタイトルを分け合った今年の短距離路線。
そんな中でマイルCSを勝利、春秋スプリントG1ではともに僅差の2着と、
出走した短距離G1すべてで連対を果たしたミッキーアイルが最有力でしょう。
☆最優秀ダートホース:サウンドトゥルー
今年も群雄割拠。前年受賞のコパノリッキーは地方G1を3連勝、
ホッコータルマエも川崎記念を勝利と古豪が健在ぶりを示す一方、
ダート転向から一気の6連勝でJBCクラシックを制したアウォーディーや、
オーラスの東京大賞典を制したアポロケンタッキーなどの新星も出現しました。
近年の受賞馬の傾向を見ると、やはり主催であるJRAのG1を制した馬ばかり。
となるとモーニンかサウンドトゥルーの二択。それ以外の勝ち星はありませんでしたが、
【1-1-4-1】と大きくは崩れなかったサウンドトゥルーを本命としました。
☆最優秀障害馬:オジュウチョウサン
有力馬の離脱が相次いだ今年の障害戦線を、
春秋G1を含む重賞4連勝で完全制圧したのがオジュウチョウサン。
暮れの中山大障害では2着に1.5秒差をつける圧倒的なパフォーマンスを見せました。
ここは当確でしょう。
★年度代表馬:キタサンブラック
ここが最も重要にして最も難しいですね。笑
今年JRAの平地G1を複数勝ったのはキタサンブラックとサトノダイヤモンドの2頭。
ともに年間6戦、G1を4戦して、前者が【3-2-1-0】
後者が【4-1-1-0】とトータルでも甲乙付けがたい成績。
ジャパンCを圧勝し、ライト層はもちろん一般層にまで話題を振りまいたキタサンブラックか。
三冠で安定した成績を残し、直接対決となった有馬記念を制したサトノダイヤモンドか。
個人的には勝っても負けても名勝負を演じ、今年を盛り上げ続けたキタサンブラックに1票を投じます。
秋の天皇賞に加え香港でG1を3勝、
引退レースで衝撃的な走りを見せたモーリスも当然今年を代表する1頭。
4歳以上牡馬部門と短距離部門で票が投じられると思いますが、
キタサンブラック、ミッキーアイルの成績も優秀ということで、
どちらもトップを獲るには至らないのではないかと予想しました。
特別賞受賞の可能性はあるかと思います。
これにて2016年の更新は最後となります。
1年間ご覧いただきありがとうございました!
それでは皆様、良いお年をお迎えください。
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