美浦所属リーディングジョッキー上位3名の、9月1日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【戸崎圭太騎手】
9月1日(日)新潟競馬場
1R 2歳未勝利(芝1,400m) ルチアーナ
4R 3歳未勝利(芝2,200m) ビーンスターク
11R 新潟記念・G3(芝2,000m) レッドラディエンス
12R 雷光特別(芝1,000m) ファンユー
メインの新潟記念はレッドラディエンスと七夕賞に続き重賞連勝を目指す。ここまで4戦2勝2着2回と連対率100%のコンビ。この馬自身もデビュー以降【5-5-1-1】と新馬戦の6着以外で馬券圏内を外したことが無い安定感の持ち主。末脚も堅実なタイプなだけに、初めて背負う58.5キロの斤量だけがポイントになりそうだ。1Rの2歳未勝利ではルチアーナに騎乗。デビューから続けての継続騎乗となる。2歳新馬戦では鋭い末脚を披露するもクビ差届かず2着。前走では上がり3ハロン1位となる34.6秒の追い込むも3着となっている。距離が初めての1,400m戦となるが3度目の正直を期待したい。
【横山武史騎手】
9月1日(日)札幌競馬場
1R 2歳未勝利(芝1,500m) ベルリネッタ
3R 3歳未勝利(ダ1,700m) サンキャメロン
4R 3歳未勝利(芝1,200m) ロンフォン
5R 3歳未勝利(ダ1,700m) パンドジェーヌ
7R 3歳上1勝クラス(芝1,800m) マイネルモメンタム
8R 3歳上1勝クラス(ダ1,700m) タクシンイメル
9R シンガポールTC賞(芝1,200m) ロードヴェルト
10R フィリピンT(芝2,000m) ギャンブルルーム
11R タイランドC(芝2,600m) マカオンドール
12R 3歳上1勝クラス(ダ1,700m) サンカルミア
注目は8R3歳上1勝クラスのタクシンイメル。デビューから3戦は芝のレースを使われ結果がでなかったが、ダートに替わった4月6日の3歳未勝利戦では同日の4歳以上1勝クラスより0.5秒も早いタイムで勝ち上がった。昇級初戦で休み明けの前走はプラス22キロの馬体ながら逃げて2着に粘り切った。ここではあっさり勝ち上がっても何ら不思議無い。3Rの3歳未勝利はサンキャメロンに騎乗する。これまでコンビで【0-1-4-1】の成績。前走で初めて馬券圏外を記録してしまったが安定感は抜群だ。とはいえこのレースは勝たなければ意味が無いといっても過言では無いだけに、思い切ったレースを期待したい。
【佐々木大輔騎手】
9月1日(日)札幌競馬場
3R 3歳未勝利(ダ1,700m) アイファーキャップ
4R 3歳未勝利(芝1,200m) サトノフォルテ
5R 3歳未勝利(ダ1,700m) レーベンヘルツ
6R 3歳上1勝クラス(芝1,200m) シルバーダイヤ
7R 3歳上1勝クラス(芝1,800m) ガイアメンテ
9R シンガポールTC賞(芝1,200m) ポッドベイダー
10R フィリピンT(芝2,000m) ウインアクトゥール
11R タイランドC(芝2,600m) ショウナンバシット
9RではポッドベイダーとOPへ挑戦をする。前走の2歳未勝利戦は5頭立てとはいえ終始マークをされながら逃げる展開となり、決して楽なレースをしたわけではない。その中で勝ちタイムは同日行われた3歳以上1勝クラスでも2着に入れる数字となった。気合が入りすぎる一面も見えたので、マイペースで走れればここでは主役級の1頭だ。メインのタイランドCではショウナンバシットとコンビを継続する。2021年セレクトセールにて税抜き2億6,000万円で取引され話題になった本馬だが重賞では思うような結果が残せず、前走の札幌日経OPで久々の勝利をあげることが出来た。思い返せばクラシック出走前は先行馬として安定した成績を残していた本馬。北の舞台で佐々木大輔騎手と連勝を目指す。