レース数が増えてきて、各レース1~2頭ずつになってきた。新馬の追い切りは古馬よりも横の比較が重要なので、こうなるともう何だかなぁ・・・
こんな稽古の良血馬が人気(ムフフ・・)と思っても、新聞見たら他はもっと動けてないとかあるからなぁ。
【東京5日目 芝1600m】
ドゥカート 87
戸崎(美芝) 68.4-52.3-37.1-11.5 馬なり
C2ロジシルバーを追走し馬場の内めで併せ馬のところへ外からC3ヴェールアンレーヴが並んできて3頭併入。デビュー戦の2歳馬にしては動きに伸縮性があり重心も低い。変な癖も見たところ無さそうで、相手関係を別にこの馬自身だけを見れば初戦から期待できる。
シルバーレイン 85
助手(美坂) 53.9-39.1-25.4-12.5 末仕掛け
未勝利ストロングタイズの内に併せる。直線入り口から早々に派手なアクションでハミ掛け&気合ムチ。その後はゴールまで流したが、ムチに対する反応はそれほどなく、一生懸命走っているけどスピードに乗りきらないって感じ。本数を乗られてるみたいで態勢は整っての出走だろうが、血統的にも良血だが初戦からでは無さそうな。もちろん東京マイルは仕上がりだけでは勝てない潜在能力でカバーしうる舞台だが。
【京都5日目 ダ1200m】
スマートシェラ 85 K5
永島(栗坂) 51.2-37.9-25.2-12.9 強め
未勝利ビリーヴサンライズと併せる。前を行く併せ馬が邪魔になって2頭で内ラチ沿いに進路を動かれて、そこから2頭ともちょっと動きのスムーズさを欠いた。最後は一杯に追われる相手にこちらも仕掛けての遅れだったが、時計は騎手まなみんが乗ってたにしても悪くないし、併せた先輩よりも小柄で重心が低く、キビキビした動きに見えた。失速LAPは気になるが、ダート1200mで減量起用で相殺できるか?
エハバンディーア 82 K5
助手(栗坂) 57.9-41.9-26.7-12.7 末一杯
新馬トゥインクルアップと併せる。相手が仕掛けつつ追いついてくるのを待って、直線半ばでこちらも一杯に追い出したのだが、勢いがついた相手と待っていたこちらの差はあったにせよ、待っているうちにガスが抜けてしまったのか恐ろしく反応が悪く、むしろ抵抗して止まろうとしているようにすら見えた。時計も時計だし相手の動きもお世辞に良いとは言えず、他によほどプッシュ材料がない限りはとてもじゃないが買えない。
【東京6日目 芝1400m】
プリティディーヴァ 85 T6
助手(W) 81.1-64.9-50.0-36.1-23.5-11.4 馬なり
未勝利ドゥザキャッチの内に併せる。上体が立ち気味で頭が高かったが、楽に流していたこともあるだろう。まだ手先だけで走っている感じで成長の余地大って印象だが、前2週もしっかりコースで追って水準級の時計をマークしており、態勢は合格点。
ダノンブランニュー 85 T6 5R
助手(栗坂) 53.1-38.4-25.3-12.5 馬なり
C3サトノアポロンと併せる。若干追走からジワーっと並びかけ、最後もお互い無理することなく併入。先週CWでビシッと追ってまずまずの時計、今週も格上相手にこの動きなら。フラフラしたり重心が高いのは物足りないが、どれもそれは同じようなもの。
【京都6日目 芝1600m】
ラトラース 85+
川田(CW) 84.1-68.8-53.2-37.7-11.5 馬なり
未勝利クセノポンを追走し内へ。ローブディサージュの娘と、4月の遅デビューから2戦連続で1人気を裏切る大敗馬、どっちが古馬だかわからんぐらいに見えるのもまぁ納得か。先行しているのに直線向いて早々に手が動き出した先輩に対して、馬なりでスーッと並びかけて最後は相手に花を持たせるような感じの遅れ。並びかける時の反応の良さからは、もっとシュっと抜き去って欲しかったところだが、頭の位置も上がらず重心も安定した走り。血統買われてド人気するならそこまで確勝級とは言えないが、血統・騎手・厩舎・マイル戦なら、能力出せばちゃんと来そう。
サディーク 85
西村淳(CW) 52.2-37.3-11.4 馬なり
未勝利ミスズオンリーミーの内に併せる。順調に稽古を消化しここ2週は長めを追われていることもあってか、今週はごくごく微調整。その2週も目立つ時計ではないだけに何とも言えない。相手次第。
【函館3日目 芝1200m】
ヴーレヴー 85
助手(函館W) 69.3-54.0-40.3-12.3 馬なり
Wコースの外ラチ沿いを単走で。軽めの内容だったこともあるだろうが、まだまだ頭が高くて体も立ち気味。グッと沈み込むような走りではない。体も太くは見えないがまだシャキッとできそうで、そのぶん力強さや推進力は感じられる。
チギリ 85
横山武士(函館芝) 67.1-51.6-37.8-11.7 末仕掛け
6R出走サノノスウィフトの外に併せる。脚のあまり上がらない手繰るような走りで、直線向いて外へ行こうとしたりもしていたが、終い不格好ながら手前を替えると伸びるストライドになって、最後は仕掛けて外から勢いよく迫る別の新馬にやや先着。外の馬のほうが伸びやかでいい走りだったが、この馬もスピードがありそうなところは見せた。まだ集中力とか物足りず子供っぽい印象なので、レースで真面目に走れるかが重要そう。
【函館4日目 芝1200m】
スリーピース 85
佐々木(函館芝) 64.8-49.8-36.9-11.7 末一杯
誰だか知らんが古馬の内に併せる。ヤンチャな面を見せる僚馬に対して、こちらはお行儀よい走りに見えたが、そのぶんパワーというか迫力で見劣る感じ。この馬単独で見ても、まだフラフラしたり体が伸び切ったシーンもあったりで成長の余地大きいが、2歳デビューの段階で水準級の仕上がりでは?
ワイルドブッター 84
横山武(函館芝) 65.5-51.3-38.4-12.1 末仕掛け
馬名不明の古馬の外に併せる。というか4角までは抑えきれずに暴走。直線半ばから手綱を緩めると悠々と走り出したが、序盤力んだからなのか緩めたからサッと伸びたわけでもない。デビュー前から深いブリンカーをしているように、走りに集中できてない感が強い。脚力ありそうだからレースでいきなり集中しました!は怖いが。