グリーンセンスセラさんの競馬日記

続き 桃井はるこが競馬を語る(後編)

 公開

225

天皇賞・秋の注目馬も激白! 秋葉原オタクカルチャーの代表選手・桃井はるこが競馬の魅力を語り尽くす!(後編)━ Gambling Journal ギャンブルジャーナル / 2016年10月30日 16時0分
http://biz-journal.jp/gj/2016/10/post_1669.html

 秋葉原オタクカルチャーの代表選手として、アニメファン、ゲームファンから圧倒的な支持を受けてきたアイドル・桃井はるこ。楽曲プロデューサーとしての一面を持ち、さらに2005年からは日本を飛び出し、台湾をはじめ、アメリカ、ドイツ、カナダ、中国など、ワールドワイドに活躍を続けている。

 そんな彼女が現在、「競馬」にハマっているという情報を編集部がキャッチ。オタクを公言して憚らず、何事にも全力で取り組むといわれている「モモーイ」にならば、そんじょそこらの競馬ファン以上のディープな話が聞けるはず。さっそく編集部にお呼び立てし、溢れんばかりの競馬愛を語ってもらった。(前編はコチラ)


愛しい馬はキタサン!?

――現地に行くほどドハマリしている桃井さんですが、一番好きな馬をあげるとしたらどの馬になりますか?

桃井:これは難しいですね?。たくさんいますから。でも強いてあげるならば、キタサンブラックですかね。私はずっと"キタサンブラック最強説"を唱えていたんですけど、これまで一番人気に推されることがなく、前走の京都大賞典がはじめてだったんです。

 キタサンブラックは父馬がブラックタイドで、ディープインパクトの全兄。ディープインパクトは最強だけども、ジェネリック的だと思われていたブラックタイドの仔が、いま日本で最強クラスというのは痛快です。あとは、母父がサクラバクシンオーですから、短距離だといわれていて、血統に詳しい人はなかなか勝つと予想することができない馬。「詳しいほどダメ」っていうのも面白いですよね。バクシンオーのスピードと、ブラックタイドのダートも走れるパワーを兼ね備えているキタサンブラックは、生で見ても馬格が大きくてすごくカッコイイです!

 あとは、最近Twitterアカウントもできたブチ模様の白毛馬・ブチコも好きです。ゲートからの出走に失敗して、しばらく出馬できなかったんですが、練習をして無事に再試験も合格したみたい。次走は11月の京都で行われる観月橋Sが予想されていますから、頑張ってもらいたいなあ。

 馬って、例えば、ステイゴールド産駒は気性が荒いものの、稀に天才的な産駒が出たり、また産駒により長距離適性、短距離適性が出たり、米国血統や欧州血統などもこれに加わったりと、とにかくさまざまな要因がありますよね。似た血統を持つのに、ぜんぜん違うキャラクターや走りの馬が出てきたり、本当に奥が深い。 絶対オタクは競馬をやったほうがいいですよ!! のめり込む要素は多いと思います。

――わずか数年とは思えないほどの知識量をお持ちですね。話が変わりますが、今週末に天皇賞が行われます。注目されている馬は?

■次のページ▼▼

桃井 エイシンヒカリ! モーリス!!(即答)。個人的に注目はアドマイヤデウスですね。岩田康誠騎手ですし、イン強襲を是非とも見せてもらいたいです。

 アドマイヤデウスは前走の京都大賞典はインを突いて2着。これまでG1での勝ちがないんですけど、いよいよ、G1でも結果を残すのではないかなと思っています。これまでG2では勝利しているもののG1勝ちがなくて、強いのに大舞台に縁がない。そろそろ、結果が出る頃ではないかと!

momoiharuko3.jpg

 オッズに素直になるなら、エイシンヒカリ、モーリス、ルージュバックですかね。リアルスティールは休み明けですけど、しっかり乗り込んでいるから大丈夫だと思いますよ。やっぱり、ノーザンファームがバックに付いているのは大きい!!

――外厩、ノーザンファームにまで話が及んできました(笑)。競馬好きと一緒にいたら、ずっと話をしていそうですね。

桃井 それはそうですよ!! いまはみんなコンピューターに囲まれているじゃないですか。私も、曲もコンピューターに入力して作ったりしますし、スマホを日常的に使用しています。でも動物が全力で走る競馬は、そういった計算やシステムを超えたところにあるんです。あのバゴゴゴゴゴという蹄の音は迫力がありますし、聞くと元気が出ますよ。

 競馬に対してネガティブなイメージを持つ人も多いでしょうけど、私は2週間くらいでガッツリはまっちゃいました。 ぜひ、未体験の方は試してもらいたいですね。
桃井はるこの勝負駆け

――競走馬や騎手たちは1レース、1レースにすべてをかけ、勝負に挑んでいます。桃井さんは長くさまざまな活動をされている中で、「ここが勝負!」と思った瞬間はありましたか?

■次のページ▼▼▼▼


桃井 ライブですね。どれか、ではなく全部です。私のライブではお客さん、とくに「モモイスト」と呼ばれる大勢のファンたちが、大きな声で曲の合間に合いの手を入れてくれるんです。その熱気に圧倒されて、たまに歌詞がライブバージョンになってしまうときがあるんですよ(苦笑)。盛り上がってくれてすごいうれしいんですけど、たまにびっくりしてしまう時があります。だから毎回、モモイストの勢いや盛り上がりに負けないように、自分を奮い立たせ、集中力を高め、「勝負」しています。ライブは、言ってしまえば私の「騎乗機会」なんです。

――なるほど。おみそれしました。では最後に、今後の活動に関する展望や目標を教えて下さい。

桃井 私にとって、競馬を見ることは気分転換、癒やしです。私は毎月のようにライブイベントに出たり、月に1回インターネットで生放送の番組に出演したり、アイドルへの楽曲提供もたくさんしています。こういった私の活動を見たり聞いたりすることが気分転換になってくれているファンも多いとかと思いますが、そういう存在であり続けるためにも、もっともっと頑張りたいですね。

 幅広く、私にしか書けない曲、詞を書いていきたいです。あと、競馬の曲はまだ書いたことがないんです。お仕事で競馬関係の曲も作ってみたいですね!!

――ありがとうございました!
(構成=編集部)

桃井はるこ(ももい・はるこ)
1977年12月14日生まれ。
00年にシングル「Mail Me」でデビュー。アイドルとしても現在もライブシーンで活動。また作詞作曲家としてアイドル、声優、またゲーム、アニメなどに多数の楽曲を提供する。声優としても『ナースウィッチ 小麦ちゃんマジカルて』など多数の出演作を持ち、声優、作詞作曲・歌唱をこなす、マルチすぎるシンガーソングライター。
ホームページ
http://rg-music.com/momoi/
ツイッター
http://twitter.com/momoiktkr

 ナイス!(2

この日記へのコメント

コメントはありません。

関連競馬日記

新着競馬日記

人気競馬日記