今回は昨年終了時点の順位を参考に、美浦所属リーディングジョッキー上位3名の1月5日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【戸崎圭太騎手】
1月5日(日)中山競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,200m) タッカーバリアント
2R 3歳未勝利(ダ1,800m) ロンパイア
3R 3歳新馬(ダ1,800m) アズユーライク
4R 4歳上1勝クラス(ダ2,400m) サトノレイズ
7R 4歳上1勝クラス(ダ1,800m) アルヴィエンヌ
8R 4歳上2勝クラス(芝1,200m) スピリットガイド
9R 招福S(ダ1,800m) テーオーパスワード
10R ジュニアC(芝1,600m) シンフォーエバー
11R 中山金杯・G3(芝2,000m) エアファンディタ
12R 4歳上2勝クラス(ダ1,200m) ウィンダミア
メインレースの中山金杯はエアファンディタに騎乗する。重賞ではなかなか結果がでずに苦労していたが前走のチャレンジCで1分58秒6のタイムをマークし3着に食い込んだ。年が明けて8歳となったが好走を期待したい。12Rの4歳上2勝クラスではウィンダミアに騎乗。長らく2勝クラスでの戦いを余儀なくされているが、14戦して掲示板を外したのはわずかに2回と堅実さが光っている。戸崎圭太騎手とは前走で初めてコンビを組み、勝ち馬とタイム差無しの2着と好走。約2年7か月ぶりの勝利をあげられるか注目だ。
【横山武史騎手】
1月5日(日)中山競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,200m) コナベイション
2R 3歳未勝利(ダ1,800m) プロスペクトパーク
4R 4歳上1勝クラス(ダ2,400m) シーリュウシー
5R 3歳未勝利(芝1,600m) キャピタルプレイン
6R 3歳新馬(芝2,000m) ノクターン
7R 4歳上1勝クラス(ダ1,800m) ビップレーヌ
8R 4歳上2勝クラス(芝1,200m) ヒラボクミニー
9R 招福S(ダ1,800m) グロッシェン
10R ジュニアC(芝1,600m) ワース
注目は9Rの招福Sで騎乗するグロッシェン。これまでに5戦3勝のコンビで近2走にて連勝を飾っている。デビュー当時は芝のレースを選択していたが、ダートに舞台を移してからは安定した走りを見せている。昇級初戦となるが、いつもの様に先行できれば好勝負できるのではないだろうか。8Rの4歳上2勝クラスではヒラボクミニーに騎乗。スタートに不安を抱えるタイプではあるが、近走も1着からは大きく離されない競馬をしており、前走では0秒4差の2着と好走をした。横山武史騎手とはコンビで【1-1-0-0】と相性も良く、このあたりでクラス卒業を目指したい。
【佐々木大輔騎手】
1月5日(日)中山競馬場
2R 3歳未勝利(ダ1,800m) レイラインシチー
3R 3歳新馬(ダ1,800m) ウィンターサン
4R 4歳上1勝クラス(ダ2,400m) ブレイヴアロウ
5R 3歳未勝利(芝1,600m) カーヌスティ
6R 3歳新馬(芝2,000m) ミクニインスパイア
7R 4歳上1勝クラス(ダ1,800m) ミラクルキャッツ
9R 招福S(ダ1,800m) トップオブジェラス
10R ジュニアC(芝1,600m) ディオデルマーレ
11R 中山金杯・G3(芝2,000m) ジェイパームス
12R 4歳上2勝クラス(ダ1,200m) トウカイファクター
11Rの中山金杯はジェイパームスに騎乗。重賞では苦戦を強いられているが、1勝クラスから一気に3連勝でオープンクラスまで出世してきたポテンシャルは侮れない。半兄は2021年のホープフルS覇者のキラーアビリティ。初騎乗となる佐々木大輔騎手がどの様な手綱さばきをするか注目だ。10RのジュニアCではディオデルマーレに騎乗する。昨年12月22日に行われた同舞台のデビュー戦では、接戦を制し見事に勝利を飾った。直線では進路がなかなか見つからずに窮屈となる場面もあったが、トップスピードに乗ってからは素晴らしいスピードと勝負根性を見せてくれた。重賞経験馬もおり楽なレースにはならないだろうが、注目をして見てみたい。