今回は昨年終了時点の順位を参考に、栗東所属リーディングジョッキー上位3名の1月5日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【川田将雅騎手】
1月5日(日)中京競馬場
3R 3歳未勝利(ダ1,900m) カルテシウス
9R 鶴舞特別(芝2,200m) オルトパラティウム
11R 京都金杯・G3(芝1,600m) シャドウフューリー
新年最初の重賞レースとなる11Rの京都金杯はシャドウフューリーに騎乗する。2走前の昇級初戦となったオーロCでは勝ち馬から0秒1差の4着。前走のリゲルSでは昨年の京都金杯2着馬セッションとの追い比べを制し見事に勝利を飾った。これまでにも自在なレースを見せてくれており初騎乗の川田将雅騎手がどの様なエスコートをするか注目したい。9Rの鶴舞特別ではオルトパラティウムに騎乗。出走をした過去5戦はすべて3着以内と安定感を見せてくれている。母が重賞で活躍をしたザレマで父がエピファネイアという良血馬。前走の様なレースができれば連勝の可能性も十分だろう。
【坂井瑠星騎手】
1月5日(日)中京競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,800m) ザハント
2R 3歳未勝利(ダ1,400m) ワイドメテオール
8R 4歳上2勝クラス(ダ1,200m) マヴォロンテ
9R 鶴舞特別(芝2,200m) マルカブリッツ
11R 京都金杯・G3(芝1,600m) フィールシンパシー
12R 4歳上1勝クラス(芝1,600m) オーシャントライブ
JRA今年最初のレースとなる1Rの3歳未勝利はザハントに騎乗する。デビュー2戦ともにここ中京競馬場のダート1,800mのレースに出走し2、3着と好走を披露した。スタートにやや不安を抱えるが坂井瑠星騎手とのコンビは手が合いそうでこの辺りで初勝利を期待したい。11Rの京都金杯ではフィールシンパシーに騎乗する。近走では牝馬の重賞戦線で上位と差のない競馬を披露している。今回は最軽量タイとなる54キロでの出走。牡馬相手でもアッと言わせる場面が作れても不思議無い。
【松山弘平騎手】
1月5日(日)中京競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,800m) リッター
4R 3歳新馬(ダ1,800m) フガート
5R 3歳新馬(芝2,000m) ジーティーアダマン
7R 3歳1勝クラス(芝2,000m) エコロディノス
8R 4歳上2勝クラス(ダ1,200m) タカネノハナコサン
10R 門松S(ダ1,200m) サウンドアレグリア
12R 4歳上1勝クラス(芝1,600m) ジャスティンガルフ
10Rの門松Sはサウンドアレグリアに騎乗。1勝クラスを卒業するのにやや時間を要したが、2勝クラスは2戦目でキッチリ逃げ切りを決めた。ハナを奪えばしぶといレースができているだけに、思い切って前に行ければ昇級初戦でも侮れない存在となりそうだ。7Rの3歳1勝クラスではエコロディノスに騎乗する。デビュー戦は先行し後続に3馬身半の差をつける快勝だった。兄姉もJRAで堅実に勝利をあげており、半兄のミスティックグロウはデビュー3連勝を記録している。オープンクラスで好走歴のある馬もいて楽な競馬にはならないだろうが、初戦の様なレース運びができれば連勝の可能性も十分だろう。