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武豊、ディープ産駒で伝説の新馬戦勝ち
毎年のようにクラシック戦線を賑わす素質馬を出している“伝説の新馬戦”が24日、京都競馬5R(芝1800メートル)で行われた。武豊騎乗で断然の単勝1・4倍の支持を集めたダノンバラード(栗・池江郎、牡、父ディープインパクト、母レディバラード)が1分48秒7(良)で快勝。父の主戦だったユタカは、これがディープ産駒での初勝利となった。
無敗の3冠馬ディープを育てた池江郎調教師と、その主戦を務めたユタカの黄金タッグ。注目を一身に浴びながら、ダノンバラードが3~4番手の好位から進む。直線は追い出しを我慢しながら、ラスト1ハロンあたりでジワッと先頭へ。父のような派手さこそなかったが、ラストもビッシリ追えばまだまだ伸びそうな雰囲気で、1馬身3/4の着差以上に危なげないレース運びを見せ、デビュー戦Vを飾った。
「期待通りの強さでしたね。初めてのレースでキョロキョロしたりしていたけど、センスを感じました」とユタカは高評価。前日の23日京都3Rのスマートロビンでディープ産駒に初騎乗、3/4馬身差の2着に敗れたが、2戦目でディープ産駒初Vを決め「やっぱり特別な思いがあります。この馬に関してはとにかく乗り味がいいし、かなり将来性があります」と大ブレークを“予告”した。
池江郎調教師は「能力を信じていたけど、スタートも良かったし、センスのいい走りだったね。今後は厩舎に置いて方向性を決めたい」と次走こそ明言しなかったが、来春のクラシック戦線を見据えたローテーションを組んでいくようだ。
一昨年のこのレースは1着アンライバルド(皐月賞)、2着リーチザクラウン(ダービー2着)、3着ブエナビスタ(GI4勝)、4着スリーロールス(菊花賞)、昨年は1着ローズキングダム(朝日杯FS)、2着ヴィクトワールピサ(皐月賞)。過去2年で後のGI馬5頭のスターを出している“伝説の新馬戦”から、今年も将来性あふれる勝ち馬が誕生した。(瀬戸聡)