栗東所属リーディングジョッキー上位3名の1月18日(土)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【松山弘平騎手】
1月18日(土)中京競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,200m) バシリス
4R 3歳1勝クラス(ダ1,800m) ステイクオール
5R 3歳未勝利(芝2,000m) ウインベラーノ
7R 4歳上1勝クラス(ダ1,900m) メイショウソウタ
10R 紅梅S(芝1,400m) ソーダーンライト
11R 遠江S(ダ1,400m) モズミギカタアガリ
12R 4歳上2勝クラス(芝1,600m) エアメテオラ
メインレースの遠江Sはモズミギカタアガリに騎乗。2023年のエーデルワイス賞の勝ち馬で、昨年は3勝クラスで4戦連続好走をしている。松山弘平騎手とは近2走でコンビを組み連続で2着となっており、継続騎乗の今回は勝利をつかみクラス卒業を果たしたい。1Rの3歳未勝利ではバシリスに騎乗する。前走こそ2秒3差の12着と大敗を喫したが、デビュー2戦はともに0秒2差の2着と好走をしている。はじめて京都競馬場以外でのレースとなり、今回は左回り替わりが気にはなるが、上位争いの1頭だろう。
【坂井瑠星騎手】
1月18日(土)中京競馬場
4R 3歳1勝クラス(ダ1,800m) ヒルノハンブルク
5R 3歳未勝利(芝2,000m) オーシンエス
7R 4歳上1勝クラス(ダ1,900m) ラファミリア
8R 4歳上1勝クラス(ダ1,200m) スーパーアグリ
9R 濃尾特別(ダ1,800m) イモータルバード
10R 紅梅S(芝1,400m) アメリカンビキニ
11R 遠江S(ダ1,400m) ラブコメディ
12R 4歳上2勝クラス(芝1,600m) ケイデンシーマーク
注目は10Rの紅梅Sで騎乗するアメリカンビキニ。小倉のダート1,000mの未勝利戦でレコードタイムをマークし圧巻の逃げ切りを果たし、次走のヤマボウシ賞も完勝。その後、アメリカのブリーダーズカップJFに挑戦をした。今回は、海外遠征帰りかつ初めての芝のレース出走と一筋縄ではいかなそうだが、主役候補には違いない。12Rの4歳上2勝クラスではケイデンシーマークに騎乗する。2勝クラスに昇級後は足踏みが続いているが常に上位争いはできている。きっかけ一つだと思うので、約2年1か月ぶりに騎乗する坂井瑠星騎手がどの様なエスコートをするか注目したい。
【藤岡佑介騎手】
1月18日(土)中京競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,200m) ゴッドトレジャー
6R 3歳未勝利(芝1,600m) タガノアビー
10R 紅梅S(芝1,400m) フェルシナ
11R 遠江S(ダ1,400m) エイシンレジューム
6Rの3歳未勝利はタガノアビーに騎乗。近親に昨年のJBCスプリントを制したタガノビューティーや2014年のNHKマイルCで2着のタガノブルグがいる血統。デビュー戦では後方からのレースとなってしまったが、最後は脚を伸ばし6着まで挽回できていた。一度使われたことで変わり身もあると思うので、前進を期待したい。10Rの紅梅Sではフェルシナに騎乗する。母ヒルダは2015年にデビュー戦を制すると函館2歳Sで3着という成績を残していて、フェルシナの半兄ヴェルトラウムも新馬勝ちのあとに福島2歳S3着と早いうちから動ける血統になっている。骨っぽいメンバーが揃ったが、桜花賞を目指すために、賞金の加算を狙いたい一戦となるだろう。