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ラヴェルは3代母が桜花賞馬キョウエイマーチ。1つ年上の半姉ナミュール(父ハービンジャー)はチューリップ賞勝ち馬で、阪神JF4着、オークス3着、秋華賞2着と世代トップレベルの能力を秘める。半兄ヴェスターヴァルト(父ノヴェリスト)もファルコンS3着と、早い時期からマイル前後で活躍。また、叔母のマルシュロレーヌはBCディスタフを勝つなど、非常に活力のある母系だ。
母の父ダイワメジャーの馬は、今年の2歳馬で延べ22勝を挙げ、ディープインパクト、キングカメハメハに次ぐ勝ち星。父キタサンブラックは初年度から天皇賞・秋を制したイクイノックスを出している。大舞台でも通用する器だろう。
札幌2歳S勝ち馬ドゥーラも注目だ。ドゥラメンテ産駒は、タイトルホルダー、スターズオンアースがGⅠタイトルをゲット。同馬も1800メートルで2勝しているように、スタミナは十分で、伯母クリスマスが函館2歳S1着、母も芝1200メートルで1勝と母系がスピードを補完している。初のマイルでも対応できていい。