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リバティアイランド

昨年の優勝馬 リバティアイランド

オークス G1

日程:2024年5月19日()  15:40  東京/芝2400m
レース結果

着順



馬名
性齢 斤量 馬体重 ブリンカー
騎手
調教師
オッズ
タイム/着差
1 12
チェルヴィニア
牝3 55.0 482(-6) 
C.ルメー
木村哲也
4.6

2.24.0
2 7
ステレンボッシュ
牝3 55.0 458(-4) 
戸崎圭太
国枝栄
2.3

1/2
3 14
ライトバック
牝3 55.0 476(+6) 
坂井瑠星
茶木太樹
7.9

1 3/4
4 2
クイーンズウォーク
牝3 55.0 522(+8) 
川田将雅
中内田充
11.5

クビ
5 18
ランスオブクイーン
牝3 55.0 436(-4) 
横山和生
奥村豊
107.9

ハナ

払戻金

単勝 12 460円 2番人気
複勝 12 140円 2番人気
7 110円 1番人気
14 190円 3番人気
枠連 4 - 6 640円 2番人気
馬連 7 - 12 590円 1番人気
ワイド 7 - 12 260円 1番人気
12 - 14 760円 10番人気
7 - 14 380円 2番人気
馬単 12 - 7 1,300円 3番人気
3連複 7 - 12 - 14 1,690円 1番人気
3連単 12 - 7 - 14 8,060円 9番人気

※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。

出走馬の最新ニュース

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馬場予想

【オークス2024特集】前週よりも若干硬めの馬場!スピードの持続力が問われるコンディション!

【オークス2024特集】前週よりも若干硬めの馬場!スピードの持続力が問われるコンディション!

土曜日の東京芝のレース結果、近年のオークスの結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。

この中間、東京競馬場では月曜日から木曜日にかけて53.5ミリの降水を観測。だが、その後の天気に恵まれたことや、気温の上昇も重なり、土曜日の芝コースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。土曜日朝のJRA測定クッション値は9.8のやや硬めに近い標準。前週の開催日より若干ではあるが、硬めの方向に推移している。

芝競走6鞍における勝ち馬の最終4角通過順は、1、6、7、5、2、3番手。結果的に中団より前の組が優勢ではあるものの、4角13番手以下の位置取りから2着連対を果たした馬が2頭いるように、前週の土曜日より後方待機勢の台頭余地が増してきている。そのあたりは留意すべきだろう。

実際、上がり3Fタイム1~2位馬の成績を確認すると、前週土曜日の【1.1.2.7】に対し、今週は【3.2.0.8】とパフォーマンスがアップ。加えて、隊列の中~外めからスムーズに進出した馬、あるいは内から中~外めへ上手にスイッチした馬の上位入線が増えてきている。そのことは頭に入れておいたほうがいい。

日曜日の天気は午後から下り坂(19日7時の時点)。ただ、予報どおりなら雨が降ったとしても、量はそれほどでもなさそうで、馬場に大きなダメージを与えるほどではないものと思われる。開催中にまとまった雨が降らないのであれば、傾向の急変までは考えづらい。

結局のところ、メインのオークスは持久力および、ラストのスピード持続力が問われる一戦になりそう。それゆえ枠順には固執せず、最後まで辛抱強く脚を使えそうなタイプもしくは、シンプルに末脚のしっかりしたタイプを優先したほうが、好結果につながりやすいのではないか。

なお、近年のオークスは前走がOPクラスで3着以内かつ、上がり3Fタイム順位が3位以内という馬の活躍が顕著。直近5年の勝ち馬すべてが、この条件をクリアしている。上がりの脚という面は先述した想定にもマッチすることから、有効に活用したいデータといえよう。

また、直近5年の優勝馬5頭は、レース全体の上がり3Fタイムが35秒0以上の競馬において、連対(2着以内)経験を有していた点で共通する。東京芝2400mという、この時期の3歳牝馬にとってはタフな舞台設定ゆえに、上がりを要する競馬にも対応できることを、過去に示している必要がある。こちらも押さえておきたいポイントだ。

今回のオークスの出走メンバーで、先述した要点(前走内容+過去実績)をクリアしているのは、⑤コガネノソラ、⑦ステレンボッシュ、⑩アドマイヤベル、⑰タガノエルピーダ。よって当欄では、これら4頭を軸馬の有力候補として推奨する。

調教予想

【オークス2024特集】ステレンボッシュを最高評価!小差でチェルヴィニアが続く!-追い切りチェック(最終版)

【オークス2024特集】ステレンボッシュを最高評価!小差でチェルヴィニアが続く!-追い切りチェック(最終版)

日曜日に行われるオークスの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

①ミアネーロ【B】
美浦W併走(15日)。しまい重視の内容。1週前に見られた反応の渋さが薄れ、そのぶん四肢のさばきも素軽くなった印象。手前替えもスムーズだった。低い重心を維持しつつ、テンポ良く脚を伸ばすさまから、体調面の不安はなさそう。この1本でさらに上向くようなら、面白い存在になりそうだ。

②クイーンズウォーク【B】
栗東坂路単走(15日)。整える程度の軽めの内容。直線では終始右手前のままだったが、本番は左回り。深刻視する必要はない。リラックスして走れていたし、フォームも安定している。あと少しラストのキレが増せば、といったところだが、決して重苦しい動きではない。ひとまず順調とみてよさそうだ。

③エセルフリーダ【C】
美浦W併走(15日)。四肢のさばきは素軽く、競る意欲も強い。その点は評価できるのだが、直線では最後まで左手前のまま。稽古と同じ左回りのG1に挑むにあたり、手前替えがひと息だったのは心配材料。本番でジョッキーがうまくコントロールできれば、という条件付きの狙いとなろう。

④パレハ【C】
栗東坂路併走(15日)。直線序盤は僚馬の真後ろで折り合いをつける。そこまでは良かったのだが、追われてからの反応が渋く、抜け出すまでに少し時間を要してしまった。体重の軽い騎手候補生がまたがっていたことを思えば、脚どりもやや重い印象。評価は上げづらい。

⑤コガネノソラ【B】
美浦W併走(15日)。しなやかに四肢を伸ばして活気のある走り。手前替えもスムーズ、フォームのバランスも悪くない。追い切りの動きを確認する限り、中2週続きの反動や疲れはうかがえず、この馬自身のパフォーマンスはきちんと示している印象。いい状態をキープしている。

⑥サンセットビュー【C】
栗東坂路単走(15日)。前を行く馬を目標にして進むも、力みがちで一本調子の走り。1週前と同様、鞍上の促しに対する反応が薄く、ラストも刻んだ時計ほどの鋭さは感じない。もう少し動きにメリハリがほしいところ。東京芝2400mのG1で、前回を大きく超えるパフォーマンスまではどうか。

⑦ステレンボッシュ【A
美浦W併走(15日)。コーナーで前2頭との差を一気に詰めると、直線でも大きな完歩を駆使して、最後は体勢五分のかたちに持ち込んだ。桜花賞の中間時よりも落ち着いて走れているし、四肢のさばきも柔らかい。体幹も安定している。調教面からは、取り立てて割り引くほどの材料はない。

⑧ホーエリート【B】
美浦W単走(15日)。完歩が大きく、バネ感のある走り。その一方、本番と同じ左回りの調整、かつ本番で騎乗予定の騎手がまたがっていながら、直線での右手前が長続きせず、早々に手前を戻してしまったのはいただけない。判断に悩ましいが、今回は手前以外の動きの良さを評価してのB判定とする。

⑨ラヴァンダ【B】
栗東坂路併走(15日)。テンションこそ高めだが、バネを感じるフットワーク。体も上手に使えている。元来が攻め駆けするタイプゆえ、前走時の状態を大きく上回るまでには至らないかもしれないが、劣るという印象はまったくない。穴候補として一考の余地はある。

⑩アドマイヤベル【B】
美浦W単走(15日)。息を整える程度の内容。気持ち重心は高く映るが、四肢のさばき自体は素軽く、トビに高さもある。落ち着きがあるのもいい傾向。あと少し後肢の入りが深くなれば、といったところだが、決して気配は悪くない。及第点の仕上がり。

⑪ヴィントシュティレ【C】
美浦坂路単走(15日)。四肢のさばきが軽く、トビの大きな走り。手前もスムーズに替えることができている。一方で、やや頭が高く、首の可動域も狭い。そのせいか、ジョッキー騎乗としては、追われてからの鋭さが不足している感じ。一気に相手が強化されるG1で、大望まではどうか。

⑫チェルヴィニア【A
美浦W併走(15日)。両サイドから僚馬に挟まれても、集中を切らすことなく自身のリズムをキープ。桜花賞の中間時より口向きが良くなっていることも好感が持てる。大きな完歩が目を引き、スイッチが入った直後の伸びも鋭い。状態は良く映る。反撃のシーンがあっても不思議はない。

⑬スウィープフィート【B】
栗東坂路単走(15日)。首の位置こそ高めだが、前肢は大きく使えており、体幹もしっかりしている。ラストの反応と伸びも上々だった。テンションが高くなりつつある点は課題だが、馬自身の体調は良さそう。あとは輸送を無事にクリアして、落ち着いた状態でレースに臨めるかどうか。当日の気配には注意したい。

⑭ライトバック【B】
栗東CW併走(15日)。コーナーから直線序盤にかけて、難しいところを見せるのは相変わらずだが、鞍上がゴーサインを送ると機敏に反応。あっさりと僚馬をパスした。デキ落ちはなさそうなので、あとはとにもかくにも実戦での折り合い次第。それが最大の焦点となる。

⑮サフィラ【C】
栗東坂路単走(15日)。1週前は良い内容だったが、今回は少しバタバタした感じ。鞍上が抑えていたことを考慮しても、全体的に動きがこぢんまりと映るのは気になるところ。ラストはそれなりに脚を伸ばしたとはいえ、もっと上の走りがある馬。その点を鑑みると、高評価をつけるのはためらってしまう。

⑯ショウナンマヌエラ【C】
栗東坂路単走(15日)。道中はリズム重視で運び、しまいを軽く伸ばす調整。それはいいとしても、四肢のさばきがやや硬く、完歩も小さめ。振り返れば、桜花賞の当該週も似たような内容だった。こうした動きが平常運転なのかもしれないが、前回から良い意味での変化が見られないのも事実。高評価はしづらい。

⑰タガノエルピーダ【B】
栗東CW併走(15日)。折り合い重視の内容。ゴール標識付近では体勢不利のかたちとなってしまったが、先着にこだわる調教ではなく、手応えにも余力が残っている。実際、ゴール標識を過ぎて間もなく僚馬の前に出ており、過度の心配は無用。フォームのバランスも悪くなく、この馬なりに順調と判断したい。

⑱ランスオブクイーン【B】
栗東CW併走(16日)。反応を確かめる程度の内容。舌を出していたが、集中力を欠いている感じはなく、脚さばきも安定している。最後は滑らかに加速して、悠々と先着を果たしたように、鞍上との息も合っている様子。大きな上積みまではどうかも、この馬なりにいい状態を維持している印象を持つ。

【調教予想からの注目馬】
A判定は2頭。筆頭には、⑦ステレンボッシュを挙げたい。この厩舎にしては珍しく大きく追走するかたちの最終追い切りだったが、早い段階からするするとギアを上げて柔軟に対応。最後は楽々と五分の体勢に持ち込んだ。1週前追い切りでも、前走時より踏み込んだ調教を施させており、順調にきているとみてよさそう。持てる力をフルに発揮できる態勢と判断したい。

小差の次位に、⑫チェルヴィニア。はずむようなフットワーク、スイッチが入った直後の加速は目を引くものがあった。1週前のW、日曜日の坂路としっかり負荷をかけたことが功を奏したのか、ここにきてグンと状態が上がってきた様子。前走大敗からガラリ一変の場面があっても驚けない。

<注目馬>
ステレンボッシュ ⑫チェルヴィニア

追い切りニュース

厩舎の話

【オークス2024特集】ステレンボッシュ「折り合いはまったく問題なかった」 ライトバック「テンションの対策はしている」

【オークス2024特集】ステレンボッシュ「折り合いはまったく問題なかった」 ライトバック「テンションの対策はしている」

アドマイヤベル・加藤征調教師「前走よりも動きは活発。2400メートルも問題ないと思う」

ヴィントシュティレ・古賀調教師「時計は速くなったが、状態がいい証拠。自分の競馬を」

エセルフリーダ・武藤調教師「早くからオークスを意識していた馬。状態はかなりいい」

クイーンズウォーク・中内田調教師「先週でグンと良くなったので調整程度。距離適性はある」

コガネノソラ・菊沢調教師「前走は新しい面を見せた。リズム良く走れば距離も大丈夫」

サフィラ・池添調教師「時計が速くならないように、リズム重視で。弾むような感じだった」

サンセットビュー・新谷調教師「追い切りの動きから、前走を使った上積みがありそうだ」

ショウナンマヌエラ・高野調教師「今週は調整程度。ハナにこだわってどこまで頑張るか」

スウィープフィート武豊騎手「折り合いさえつけば距離には対応できる。府中の直線も合う」

ステレンボッシュ・国枝調教師「折り合いはまったく問題なかった。距離は大丈夫だと思う」

タガノエルピーダ・Mデムーロ騎手「小さいけど一生懸命に走る。距離にも対応できそう」

チェルヴィニア・木村調教師「実戦を想定した追い切りをこなせた。東京に替わるのはいい」

パレハ・新谷調教師「予定どおりの追い切り。馬の後ろにつける調教をしてきた」

ホーエリート・原騎手「折り合いがうまくいった。2400メートルでも問題ない感触をつかめた」

ミアネーロ・津村騎手「今週はきちんと手前を替えた。仕掛けてからはいい伸びだった」

ライトバック・坂井騎手「テンションの対策はしている。いい脚を使えるし、折り合いだけ」

ラヴァンダ・中村調教師「調教は動く。狭いところから伸びてきた前走の競馬ができれば」

ランスオブクイーン・横山和騎手「雰囲気はつかめた。操縦性が良く、掛かる面もなかった」(夕刊フジ)

出走馬の最新ニュース

データ予想

【オークス2024特集】首位評価ステレンボッシュ、次点タガノエルピーダなど計5頭が、5項目チェックをオールクリア

【キャリア】

2014年以降(過去10年)の3着以内馬30頭のキャリアを確認すると、3~7戦の範囲で収まっている。その一方、キャリア3戦で2着連対圏を確保したのは無敗馬のみ。キャリア6~7戦の2着連対圏入りは、重賞連対(2着以内)経験馬に限定される。気にとめておきたい傾向といえよう。

(減点対象馬)
①ミアネーロ ④パレハ ⑤コガネノソラ

【ステップ】

2014年以降の1~2着馬20頭の前走をレース名で分けると、桜花賞、フローラS、フラワーC、忘れな草賞、スイートピーSの5組に集約される。これ以外のステップで臨んだ馬は、2着連対圏に達していない。

(減点対象馬)
③エセルフリーダ ⑪ヴィントシュティレ ⑮サフィラ ⑱ランスオブクイーン

【前走着順】

2014年以降の2着以内馬20頭のうち、17頭が前走3着以内からの臨戦馬。残る3頭は、みな2走前に勝利を収めていた。前走が複勝圏外、かつ2走前が2着以下敗退だった馬は、評価を控えめにしたほうがよさそうだ。

(減点対象馬)
⑥サンセットビュー ⑮サフィラ ⑯ショウナンマヌエラ

【前走馬体重】

2014年以降の1~3着馬30頭の前走馬体重を確認すると、404キロから518キロまで幅広い。ただし、420キロ以下、ならびに500キロ以上だった馬の最高着順は3着にとどまっている。その点には注意したい。

(減点対象馬)
②クイーンズウォーク

【近走人気】

2014年以降、近2走ともに単勝5番人気以下だった馬が、オークスで複勝圏入りを果たした事例は皆無となっている。低評価が続いている馬は、過信禁物とみるべきだろう。

(減点対象馬)
④パレハ ⑥サンセットビュー ⑧ホーエリート ⑨ラヴァンダ ⑬スウィープフィート ⑯ショウナンマヌエラ

【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、⑦ステレンボッシュ、⑩アドマイヤベル、⑫チェルヴィニア、⑭ライトバック、⑰タガノエルピーダの5頭。

最上位には、⑦ステレンボッシュを推す。2014年以降、連対(2着以内)率100%の桜花賞馬は【3.1.0.1】という、高値安定の成績を残している。連軸に最もふさわしい存在と判断したい。

忘れな草賞を単勝1番人気で勝っての参戦馬は、過去10年【2.0.0.2】。それに該当する、⑰タガノエルピーダを次位評価。ほか、⑩アドマイヤベル、⑫チェルヴィニア、⑭ライトバックらにも相応の警戒が必要だろう。

<注目馬>
ステレンボッシュ ⑰タガノエルピーダ ⑩アドマイヤベル ⑫チェルヴィニア ⑭ライトバック
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U指数予想

【オークス2024特集】高いU指数をマークした桜花賞上位組の中心は揺るがない!

U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
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1着馬に関しては、オークスが屈指の本命レースになりつつあることは周知の通り。直近10年連続で1~3番人気が優勝しており、2016~2020年の5年間は1番人気が5連勝を決めている。桜花賞組が距離不安を囁かれることがあっても、けっきょくは相応の実績を誇る馬が押しきるケースばかりで、U指数的にも(あくまで1着馬に関しては)波乱要素はほとんどない。よって、指数も人気の上位の馬を中心に据え、そこから流す馬券作戦が推奨される。

軸馬候補に挙げられるのは、想定人気の高いU指数上位組。なかでも、桜花賞3着馬の3位⑭ライトバック(92.1)と桜花賞馬の4位⑦ステレンボッシュ(91.5)は、血統背景からも距離が延びてパフォーマンスが落ちることはなさそうで、信頼して馬券を買える。馬券の中心はこの2頭だ。

これに次ぐのが、桜花賞4着馬で上位人気の一角を占めることが予想される2位⑬スウィープフィート(92.2)。折り合い面にやや不安を残すも、血統的にも脚質的にも府中の2400mはフィットしそう。この馬も、押さえておいたほうがいいだろう。

そして最後に、U指数トップ評価に敬意を表し、忘れな草賞勝ち馬の⑰タガノエルピーダ(94.1)の名前を挙げておく。

血統予想

【オークス2024特集】目下2連覇中と勢いに乗るドゥラメンテ、Kingmambo内包馬の連対も続く

【オークス2024特集】目下2連覇中と勢いに乗るドゥラメンテ、Kingmambo内包馬の連対も続く

1996年にダイナカールとの母仔制覇を達成したエアグルーヴ。その直系にあたるドゥラメンテが種牡馬として異彩を放ち、2022年スターズオンアース、2023年リバティアイランドと2連覇を飾るほか、2023年には15番人気のドゥーラも3着に好走してみせた。なお、ドゥラメンテはKingmamboの直系であることも強調しやすく、2016年2着チェッキーノからKingmambo(またはその全妹Monevassia)の血を引く馬の連対が8年連続している。

ほか、Nureyev(またはその甥Sadler's Wells)とMill Reef(または配合が相似なRiverman)の血を併せ持つ馬も人気不問で上位を賑わす傾向にあり、必然的に内包するキングカメハメハはもちろんのこと、Kingmamboの血を引かずに勝ち馬となった2014年ヌーヴォレコルト、2015年ミッキークイーン、2016年シンハライト、2017年ソウルスターリング、2021年ユーバーレーベンなどがこれに該当していた。

ミアネーロは、父ドゥラメンテ×母ミスエーニョ(母の父Pulpit)。同産駒は22年スターズオンアース、23年リバティアイランドと目下2連覇中となるが、23年3着ドゥーラ含め、3着以内に好走した3頭にはマイル以上の距離で重賞勝ちの実績があった。本馬もフラワーカップの勝ち馬であることを評価しやすく、2年前には同重賞からの臨戦でスタニングローズが10番人気2着と健闘している。血統構成からは東京替わりも歓迎だろう。

ステレンボッシュは、父エピファネイア×母ブルークランズ(母の父ルーラーシップ)。同産駒からは20年の勝ち馬デアリングタクトが出ており、本馬は「母の父キングカメハメハ系種牡馬」、「桜花賞馬」といったことにも共通点を見いだせる。また、母の父に配されたルーラーシップはドゥラメンテの叔父であり、エアグルーヴ直仔としても注目に値する血筋だろう。Kingmambo内包馬の上位争いが続いている傾向を鑑みても軽視はできない。

チェルヴィニアは、父ハービンジャー×母チェッキーノ(母の父キングカメハメハ)。同産駒として好走した17年2着チェッキーノ、22年3着ナミュールの2頭は、母の父がマイルG1馬となる配合の組み合わせ。本馬は前者と同じ母の父であることを強調しやすく、母自身も16年優駿牝馬(オークス)の2着馬であることを特筆できる。大敗の桜花賞は一頓挫があった後の5か月ぶりの実戦。G1級の資質はあるだけに、捲土重来を期す構えだろう。

【血統予想からの注目馬】
ミアネーロ ⑦ステレンボッシュ ⑫チェルヴィニア

出走馬の最新ニュース

ステップレース

【オークス2024特集】前哨戦での各馬のパフォーマンス&U指数評価は?

NHKマイルカップ G1
2024年5月5日()
東京競馬場/芝1600m/18頭
天候:晴 馬場:
NHKマイルカップ2024


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 16
ジャンタルマンタル
牡3 492(+2)
2.9
川田将雅
57.0
101.0
1:32.4
2 14
アスコリピチェーノ
牝3 480(+2)
2.9
C.ルメール
55.0
97.9
2 1/2
3 6
ロジリオン
牡3 482(-6)
28.5
戸崎圭太
57.0
97.1
クビ
4 12
ゴンバデカーブース
牡3 466(+6)
9.7
J.モレイラ
57.0
97.1
クビ
5 4
イフェイオン
牝3 480(+8)
148.0
西村淳也
55.0
94.8
1 3/4
スイートピーS L
2024年4月28日()
東京競馬場/芝1800m/13頭
天候:晴 馬場:


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 5
コガネノソラ
牝3 448(+2)
7.2
石川裕紀人
55.0
94.8
1:45.6
2 1
ニシノティアモ
牝3 424(-2)
4.9
田辺裕信
55.0
94.8
クビ
3 7
ベストミーエヴァー
牝3 488(-2)
5.7
T.オシェア
55.0
91.4
4 4
ミスティア
牝3 468(0)
19.5
松岡正海
55.0
90.8
クビ
5 3
クインズスピカ
牝3 458(0)
78.1
大野拓弥
55.0
90.1
3/4
サンスポ賞フローラS G2
2024年4月21日()
東京競馬場/芝2000m/14頭
天候:曇 馬場:
サンスポ賞フローラS2024


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 8
アドマイヤベル
牝3 484(0)
4.0
横山武史
55.0
93.3
1:59.0
2 3
ラヴァンダ
牝3 466(-10)
10.2
岩田望来
55.0
92.7
3 13
カニキュル
牝3 494(-6)
8.9
北村宏司
55.0
91.5
1 1/4
4 14
クリスマスパレード
牝3 454(-10)
5.4
石川裕紀人
55.0
91.5
ハナ
5 6
トロピカルティー
牝3 428(-2)
8.9
戸崎圭太
55.0
91.5
クビ
桜花賞 G1
2024年4月7日()
阪神競馬場/芝1600m/18頭
天候:晴 馬場:
桜花賞2024


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 12
ステレンボッシュ
牝3 462(-4)
4.3
J.モレイラ
55.0
95.6
1:32.2
2 9
アスコリピチェーノ
牝3 478(+10)
3.5
北村宏司
55.0
94.8
3/4
3 11
ライトバック
牝3 470(-2)
14.6
坂井瑠星
55.0
94.8
クビ
4 7
スウィープフィート
牝3 464(-2)
11.4
武豊
55.0
94.0
1/2
5 15
エトヴプレ
牝3 458(0)
61.8
鮫島克駿
55.0
93.3
クビ
過去10年の結果

【オークス2024特集】過去のレース結果と結果U指数をチェック!

優駿牝馬 G1
2023年5月21日()
東京競馬場/芝2400m/18頭
天候:晴 馬場:
優駿牝馬2023


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 5
リバティアイランド
牝3 466(0)
1.4
川田将雅
55.0
100.7
2:23.1
2 12
ハーパー
牝3 468(+6)
8.8
C.ルメール
55.0
95.8
3 13
ドゥーラ
牝3 472(0)
103.4
斎藤新
55.0
95.8
クビ
4 1
ラヴェル
牝3 444(-2)
47.2
坂井瑠星
55.0
95.3
3/4
5 17
シンリョクカ
牝3 442(+8)
24.4
吉田豊
55.0
94.3
3/4
優駿牝馬 G1
2022年5月22日()
東京競馬場/芝2400m/18頭
天候:晴 馬場:
優駿牝馬2022


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 18
スターズオンアース
牝3 464(-6)
6.5
C.ルメール
55.0
99.1
2:23.9
2 2
スタニングローズ
牝3 474(0)
28.2
D.レーン
55.0
98.1
1 1/4
3 8
ナミュール
牝3 426(0)
7.1
横山武史
55.0
97.1
1 1/4
4 15
ピンハイ
牝3 402(-4)
51.5
高倉稜
55.0
96.6
5 16
プレサージュリフト
牝3 468(+8)
14.8
戸崎圭太
55.0
96.1
クビ
優駿牝馬 G1
2021年5月23日()
東京競馬場/芝2400m/18頭
天候:晴 馬場:
優駿牝馬2021


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 9
ユーバーレーベン
牝3 462(+8)
8.9
M.デムーロ
55.0
94.4
2:24.5
2 7
アカイトリノムスメ
牝3 450(+6)
4.5
C.ルメール
55.0
93.9
3 8
ハギノピリナ
牝3 454(0)
215.4
藤懸貴志
55.0
93.9
ハナ
4 4
タガノパッション
牝3 456(0)
51.9
岩田康誠
55.0
92.9
1 1/4
5 15
アールドヴィーヴル
牝3 422(0)
27.6
松山弘平
55.0
92.9
アタマ
歴史と概要

【オークス2024特集】レースの歴史や競走条件、歴代優勝馬は?

2012年の優勝馬ジェンティルドンナ
2012年の優勝馬ジェンティルドンナ

3歳牝馬のみに出走が許される、うら若き乙女たちによる頂上決戦。牝馬限定のクラシックレースでは2冠目にあたり、全馬ほぼ未経験となる2400mの距離で世代トップの座を争う。1冠目にあたる桜花賞に勝ち、この優駿牝馬(オークス)も手中に収め、クラシックレースではないものの秋に開催される3冠目の秋華賞(1995年以前はエリザベス女王杯)を制して“牝馬三冠”を達成したのは、1986年メジロラモーヌ、2003年スティルインラブ、2010年アパパネ、2012年ジェンティルドンナ、2018年アーモンドアイ、2020年デアリングタクト、2023年リバティアイランドの7頭。優駿牝馬(オークス)を制した馬の多くはその後も活躍し、第40回(1979年)のアグネスレディー、第44回(1983年)のダイナカール、第54回(1993年)のベガ、第57回(1996年)のエアグルーヴ、第66回(2005年)のシーザリオなど、競走馬としてはもちろんのこと、引退後の繁殖牝馬として成功を収めた名牝が多数誕生している。2010年に行われた第71回は、アパパネサンテミリオンによるJRA史上初のG1同着決着となり、場内が騒然となった。

▼2010年はJRAのG1競走で史上初となるアパパネとサンテミリオンによる1着同着。

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