★…１番人気に推されたダービーで１２着に敗れた後、夏を休養していた皐月賞馬アンライバルド（栗・友道、牡３）が２日、８月２７日に栗東トレセンに帰厩してから初めて坂路で時計を出した。馬なりながらパワフルなフットワークで４ハロン５４秒７－４０秒４－１３秒５をマーク。杉村調教助手は「動きは良かった。春と比べて精神的に成長しているかな。乗りやすくなっているしね。とにかくいい雰囲気」と納得の表情。復帰戦の神戸新聞杯（２７日、阪神、ＧＩＩ、芝２４００メートル）へ向けてピッチを上げていく。

　★…キーンランドＣ３着で、サマースプリントシリーズで首位タイのグランプリエンゼル（栗・矢作、牝３）はセントウルＳをパスしてスプリンターズＳ（１０月４日、中山、ＧＩ、芝１２００メートル）に直行。夏の王者は厳しくなった。

　★…阪神大賞典７着後に腰、トモの状態が思わしくないため放牧に出ていた昨年の菊花賞馬オウケンブルースリ（栗・音無、牡４）は、京都大賞典（１０月１１日、京都、ＧＩＩ、芝２４００メートル）で復帰。１０日に美浦に帰厩する春の天皇賞馬マイネルキッツ（美・国枝、牡６）も予定通り京都大賞典へ。

　★…新潟記念７着ダンスアジョイ（栗・松永幹、牡８）は、産経賞オールカマー（２７日、中山、ＧＩＩ、芝２２００メートル）に向かう。札幌記念１１着シャドウゲイト（美・加藤征、牡７）はオールカマーか毎日王冠（１０月１１日、東京、ＧＩＩ、芝１８００メートル）。目黒記念１４着ダイワワイルドボア（美・上原、牡４）、新潟記念１２着トウショウシロッコ（美・大久保洋、牡６）と、３日に美浦に帰厩するシンゲン（美・戸田、牡６）もオールカマーへ。

　★…ダービー１１着フィフスペトル（美・加藤征、牡３）はスワンＳ（１０月３１日、京都、ＧＩＩ、芝１４００メートル）。今後はマイル路線へ。

　★…東海Ｓ快勝後、休養していたワンダースピード（栗・羽月、牡７）はシリウスＳ（１０月３日、阪神、ＧＩＩＩ、ダ２０００メートル）で始動。レパードＳ１０着シルクメビウス（栗・領家、牡３）もシリウスＳが濃厚。

　★…クイーンＳ４着ムードインディゴ（栗・友道、牝４）は、府中牝馬Ｓ（１０月１８日、東京、ＧＩＩＩ、芝１８００メートル）を視野に調整。新潟記念１３着ウェディングフジコ（美・戸田、牝５）も府中牝馬Ｓへ。

　★…しらかばＳで４連勝を飾ったエーシンモアオバー（栗・沖、牡３）は栗東に帰厩した後、岡山県の栄進牧場に放牧へ。同２着オーロマイスター（美・大久保洋、牡４）は、ながつきＳ（２６日、中山、１６００万下、ダ１８００メートル）。

　★…クラスターＣ２着トーセンブライト（美・加藤征、牡８）は、東京盃（３０日、大井、交流ＧＩＩ、ダ１２００メートル）を目指すが、補欠ならばエルムＳ（２１日、新潟、ＧＩＩＩ、ダ１８００メートル）へ。阿蘇Ｓ１１着のタガノサイクロン（栗・池添、牡６）は、エルムＳとシリウスＳの両にらみ。

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