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週末の的中へ向け、いち早く重賞の出走予定馬を先取り!今回は中山記念に出走予定の13頭を診断します。
イルーシヴパンサー
一昨年から昨年にかけ、4連勝で重賞制覇。そこから、安田記念は行き脚つかず、関屋記念は前残りに泣かされ不本意な結果に。前走の京都金杯は、進路が狭くなる部分でひるまず馬群を割り、埒沿いから突き抜け復活。大箱向きなので、コースへの適応が鍵。
シュネルマイスター
一昨年のNHKマイルC勝ち馬。国内のマイルG1は【1-2-1-1】。唯一着外に終わった昨年のマイルCSは、直線蓋をされたとはいえ、いつもの伸び脚が見られなかった。トップスピードの持続力に長けたタイプで、中山は久々でも悪くない。1800mもこなせるので、力を発揮できれば。
ショウナンマグマ
全3勝の内、中山芝1800mで2勝。前々走のディセンバーSは、雨の残る力のいる馬場のなか、番手から抜け出し快勝。この馬自身の適性という意味では好舞台だが、さすがに今回は相手が悪すぎる。
スタニングローズ
中山はフラワーCと紫苑Sを走り2戦2勝。阪神内回りの秋華賞も制しており、先行力の活きる舞台設定は魅力。エリザベス女王杯の大敗はローテで度外視できる。古馬の牡馬と初対決で実力を図るには申し分ない相手関係。今後を占う意味でも重要な一戦になる。
ソーヴァリアント
前走チャレンジCを連覇。一昨年の勝ち時計2:01.0に対し、昨年は1:57.5。このタイムで走れるなら距離短縮も問題ない。1週前追い切りは、美浦Wコース6ハロン79秒1ー11秒7を馬なりでマーク。ポテンシャルは引けを取らず、勝ち負けに加われる。
ソロフレーズ
岩手競馬で3勝を挙げ、一昨年3月以来の中央復帰。中央時代は3勝クラス昇格後かなり苦しい競馬だった。岩手の3勝はすべて芝でのものだが、ここに入るとシンプルにスピードが足りないか。
ダノンザキッド
昨年の中山記念は、あおり気味のスタートが響き1番人気7着。中山はホープフルSに勝ち鞍はあれど、弥生賞・皐月賞・中山記念と噛み合わない競馬が続いている。近走の内容と相手関係をみれば、十分やれるはずだが…。
ドーブネ
前走は東京芝2000mの白富士S。ハナを切りマイペース、かつ前の止まりにくい馬場を味方に2着へ粘った。追い風になる条件も多かったが、行ききるとしぶとい。1ハロンの距離短縮と中山へのコース替わりは良く、すんなり先手なら一考の余地も。
トーラスジェミニ
今回は約半年ぶりの実戦。中央の直近8走はすべて2桁着順と厳しい現状。この組み合わせなら、なおさら好走は難しいが、ハナを切るのはこの馬かドーブネかという意味で、展開の鍵を握る一頭ではある。
ヒシイグアス
一昨年の中山記念勝ち馬。そのときの勝ち時計1:44.9はコースレコード。中山は【4-2-0-1】と相性抜群。G1に勝ち鞍こそないものの、香港C2着、宝塚記念2着はここでも光る。近走はひと叩きされて結果を出しているので、久々がどう出るか。
モズベッロ
一昨年、有馬記念以来の復帰戦。稍重の宝塚記念12番人気3着、不良馬場の大阪杯6番人気2着の実績がある。戦歴からわかりやすく道悪巧者なので、開幕週の時計の出る馬場は合わない。
ラーグルフ
前走の中山金杯は混戦オッズの1番人気に応えて勝利。内枠からスムーズに立ち回ってのハナ差を考えると、今回は相手関係的に苦しいかもしれない。有力馬は休み明けばかりなので、一度使われた強みを活かしたい。
リューベック
阪神芝2000mの前走但馬Sは、1000m通過62秒7の流れを好位につけ、直線は前を行く馬の間を割り、後続を振り切り3勝目。これまでジオグリフやアスクビクターモアといった世代上位馬に力の差を見せられており、古馬の一線級に混じると見劣るか。
(文・垣本大樹)
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このニュースへのコメント
あおくんとそらちゃん
ラーグルフが本命です🍀ずっと応援してるので
(*・ᴗ・*)V このメンバーだと何番目位に強いですか?
2023年2月20日 14:08