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しの 今週は古馬牝馬のマイル戦です。
大王 ソダシは砂2戦目のフェブラリーSで3着に好走。マイルへの短縮で復活への手応えをつかんだ。芝のこの距離ではアルテミスS、阪神JF、桜花賞レコードVと3戦無敗だし、ここもチャンスは十分だ。
水谷 須貝調教師は「結果を出しているワンターンだし、ソダシのいいところを見せることができたらいいね」やて。
大王 レイパパレは連覇を狙った大阪杯でクビ差の2着。マイルは1年11カ月ぶりに走るが、新馬戦→1勝クラスを連勝していて2戦2勝。牝馬限定戦に替われば戦いやすいはずだ。
水谷 「ここ2戦も走っているが、最後の最後で脚いろがギリギリになる。川田騎手との話のなかで考えは聞いていて、マイルは大丈夫と言ってくれている。ワンターンも合っていると思う」と高野調教師。
大王 2020年の牝馬3冠を制したデアリングタクトは昨年の香港GIクイーンエリザベスⅡ世C3着以来、1年1カ月ぶりの復帰戦。
水谷 杉山晴調教師は「脚部不安明けの復帰戦ということで、スムーズな競馬ができる広い東京のマイル戦を選択した。馬体の張り、毛ヅヤ、内臓面などコンディションはこれまでで一番いい。出る以上は結果を求められる馬。強いデアリングタクトを見せられるように頑張りたい」と前向き。
しの 3冠を制しただけでなく、斤量差があったとはいえ強豪ぞろいだったJCで3着の実績は断然でしょう。脚部不安明けながらも中間にはCWで楽に速い時計をマークできています。私は初戦から期待したいです。
大王 ファインルージュは昨年の桜花賞2着馬。ルメールとのコンビも魅力だ。
東京サンスポ・内海 「本質的にマイルがベター。地力があるのは間違いない」と木村調教師。直前も3頭併せで意欲的だった。
大王 昨年のNHKマイルC2着馬ソングラインは帰国初戦。海外遠征でたくましさを身につけたか。
東京サンスポ・なぎさ 追い切りに騎乗した津村騎手(レースは池添騎手)が「今まで乗ったなかで一番いい」と絶賛していましたよ。
大王 一発なら昨年の府中牝馬Sを制したシャドウディーヴァ。JC、有馬記念にも参戦したが、東京のマイル前後が合っている。牝馬限定戦なら大駆けがないか。
水谷 ワシは大駆けするならディヴィーナやと思うで。3勝クラスを勝ったばかりながら、母は名牝ヴィルシーナやしな。血の底力はレースのグレードが上がれば上がるほど威力を増すはずや。
東京サンスポ・片岡 追い切りの動きが目立っていたのはクリノプレミアム。5歳春になって中山牝馬S1着→福島牝馬S2着と地力強化が目覚ましいし、穴で一考だね。
しの 昨年のエリザベス女王杯馬アカイイトは初のマイル戦ですが、坂路での時計を見ると案外合っていそう。レシステンシアも実力的には通用するはずですし、悩ましい。
水谷 とりあえずGⅠでの1番人気連敗はまだ継続中やし、そろそろワシも存在感を示したいところやな。
しの 大丈夫。見た目での存在感は十二分にありますから。(夕刊フジ)
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