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リバティアイランド

昨年の優勝馬 リバティアイランド

秋華賞 G1

日程:2024年10月13日()  15:40  京都/芝2000m
レース結果

着順



馬名
性齢 斤量 馬体重 ブリンカー
騎手
調教師
オッズ
タイム/着差
1 5
チェルヴィニア
牝3 55.0 490(+8) 
C.ルメー
木村哲也
2.3

1.57.1
2 10
ボンドガール
牝3 55.0 448(0) 
武豊
手塚貴久
14.6

1 3/4
3 14
ステレンボッシュ
牝3 55.0 468(+10) 
戸崎圭太
国枝栄
3.9

1/2
4 12
ラヴァンダ
牝3 55.0 478(+2) 
岩田望来
中村直也
123.2

3/4
5 13
クリスマスパレード
牝3 55.0 464(+4) 
石川裕紀
加藤士津
19.7

ハナ

払戻金

単勝 5 230円 1番人気
複勝 5 120円 1番人気
10 290円 6番人気
14 140円 2番人気
枠連 3 - 6 880円 4番人気
馬連 5 - 10 2,200円 6番人気
ワイド 5 - 10 750円 6番人気
5 - 14 230円 1番人気
10 - 14 900円 10番人気
馬単 5 - 10 2,880円 8番人気
3連複 5 - 10 - 14 2,230円 4番人気
3連単 5 - 10 - 14 11,970円 23番人気

※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。

出走馬の最新ニュース

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馬場予想

【秋華賞2024特集】時計が出やすいコンディション!ある程度の位置から持続的に脚を使える馬が優位!

【秋華賞2024特集】時計が出やすいコンディション!ある程度の位置から持続的に脚を使える馬が優位!

土曜日の京都芝のレース結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。

京都競馬場の芝コースは、Aコース開催の2週目。この中間は、月曜日から水曜日にかけて23.5ミリの降水が観測されるも、木曜日以降の天気に恵まれ、土曜日は終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。ちなみに、朝方のJRA測定クッション値は10.9。前週日曜日の10.1より硬い方向へ推移している。

芝コースを見渡すと、3~4角の内柵沿いにダメージらしきものがぼんやりと出てきたものの、全体的には良好な部類。芝1800mで行われた、10R・大原S(3歳以上3勝クラス)の決着時計は1分44秒0。コースレコードの1分43秒9に肉薄するハイレベルだった。ゆえに、時計が出やすい馬場状態と認識するべきだろう。

芝競走5鞍における勝ち馬の最終4角通過順は、3、2、3、1、4番手。基本的には中団より前めに位置し、最後の直線で3分どころより内を選択した馬が有利。1~2着馬10頭中9頭が最終4角を4番手以内で通過している。先行力や機動力(追走力)の要求度が高いコンディションだった。

その一方、1着馬5頭のいずれもが上がり3Fタイム5位以内でフィニッシュ。上がり3Fタイム最速馬も【2.1.3.0】と崩れていない。勝つためには先行力や機動力のみならず、ラストでひと脚使う決め手も求められる。ある程度の位置から出走メンバー上位の上がりでまとめられる馬が、幅をきかせる馬場とみていいだろう。

日曜日開催中の天気予報は晴れベース(13日7時の時点)。突発的な雨さえなければ、土曜日の傾向を踏襲する可能性は高いものと考えられる。それゆえメインの秋華賞に関しては、枠順にあまり固執せず、ある程度の位置から持続的に脚を使えそうな馬を上手に狙いたいところだ。

となれば、頼りになりそうなのは、近走で前めの位置から出走メンバー上位の上がり3Fタイムをマークしている馬だろう。線引きには悩ましいものがあるが、ここは前走のパフォーマンスに注目。前走の4角通過順が1桁台かつ、上がり3Fタイム3位以内を記録している馬に的を絞りたい。

なお、近年の秋華賞は、前走が重賞で単勝3番人気以内かつ、着順を3着以内に収めていた馬が堅調。京都で施行された直近5回の1着全馬が該当する。牝馬三冠のひとつに位置付けされるG1とあってか、前走での評価や着順もかなりのウェイトを占めているようだ。今回も当てはまる馬には、相応の評価をすべきだろう。

今年の秋華賞の出走メンバーで、先に述べた要点(前走4角通過順+前走上がり3Fタイム順位+前走人気+前走着順)をクリアしているのは、②ミアネーロ、③クイーンズウォーク。よって当欄では、この2頭を注目株として推奨する。

【馬場予想からの注目馬】
ミアネーロ ③クイーンズウォーク
プロ予想(動画)

【秋華賞2024特集】G1レース6連続的中へ!「スガダイ」×関西エイト「ミッキ」の秋華賞注目馬大公開!

プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×関西エイト「ミッキ」が秋華賞を大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!

出演:スガダイ(予想神) ミッキ(関西エイト) MC:岡田大(ウマニティ編集長)

調教予想

【秋華賞2024特集】ミアネーロをトップに、チェルヴィニアほか2頭が続く!-追い切りチェック(最終版)

【秋華賞2024特集】ミアネーロをトップに、チェルヴィニアほか2頭が続く!-追い切りチェック(最終版)

日曜日に行われる秋華賞の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

①ホーエリート【B】
美浦W併走(9日)。左右の僚馬を威嚇するような感じで、頭を上げるシーンもあったが、まっすぐ前へ向いてからの完歩は広く、バネを感じるフットワーク。着地と蹴りも力強い。粗削りな走りではあるものの、体調そのものに問題はなさそう。ここ2戦の成績は案外だが、もっと着順を上げてきても、おかしくない雰囲気ではある。

②ミアネーロ【A
栗東CW併走(9日)。バネのきいたフットワークを駆使して、ステレンボッシュを後ろからアオりつつ、手応え優勢かつ体勢有利のかたちでフィニッシュ。もともと攻め巧者である点を加味しても、気配の良さは目を引くものがある。それを活かせるようなら、下馬評の高い馬たちに一太刀浴びせるシーンがあっても不思議はない。

③クイーンズウォーク【B】
栗東坂路単走(9日)。ほぼ馬任せの内容。落ち着いて登坂できているし、フォームも比較的安定している。欲をいえば、もう少し体を柔らかく使ってほしいが、力を要する馬場状態や軽めの調整を思えば、酌量の余地はあろう。前走から大幅に上向いた感じこそないが、劣るという印象もない。悪くない仕上がり。

④タガノエルピーダ【C】
栗東坂路併走(9日)。最終的に先着こそ果たしたが、途中で併走パートナーに待ってもらうような場面も。早々に手前を戻してしまったのも気になるところ。刻んだラップのわりに、促されてからのハミ受けが浅く、走りに余裕はあまり感じられない。元来が攻めでは良く見せる馬だけに、高評価するにはためらってしまう。

⑤チェルヴィニア【A
美浦W併走(9日)。僚馬2頭の間のタイトなスペースでも、臆することなくリズムをキープ。競る意欲が高く、それでいて鞍上からの指示を待てる利発さがあり、軽い促しに対する反応も鋭い。体幹もしっかりしている。右回りで左回りと同じ走りができるかどうかはやってみないと分からないが、この時点での気配に関しては申し分がない。

⑥ラビットアイ【C】
栗東CW併走(9日)。直線序盤は手前がなかなか決まらず、少しバタバタした感じの走りで、併走相手の2歳馬にアオられ気味。ラストはそれなりに脚を伸ばしたものの、力感という点ではひと息に映る。徐々に状態を持ち直しつつあるのは確かだが、本調子には及ばない印象。善戦を超えるパフォーマンスまではどうか。

⑦チルカーノ【B】
栗東坂路単走(10日)。整える程度の内容ながら、軽やかな動きで登坂。鞍上が軽く促すと俊敏に反応、その後のなめらかな加速、バネのきいたフットワークは光るものがあった。この稽古自体に取り立てて割り引くほどの材料はないが、外傷性鼻出血の影響で、当該週の追い切りを1日スライドした点がどうしても気にかかる。今回はB判定にとどめておきたい。

⑧コガネノソラ【A
美浦P併走(9日)。微調整程度の内容。直線序盤は強い前進気勢を見せるも、それなりに我慢がきいていたし、脚どりもしっかり。鞍上が抑えた状態でも、頭が上がる様子はない。いい手応えを維持したまま、パワフルなフットワークでグイグイと前へ進む姿は見映えがする。好調だろう。高く評価したい。

⑨アドマイヤベル【B】
美浦W単走(9日)。サッと流す程度の調整。やや覇気に欠ける面はあるが、四肢のさばき自体は力強く、軸ブレも少ない。この馬としては頭の高さがそれほど目立たず、落ち着いて走れているのも良い傾向。厳しく見れば、あと少し後肢の使い方が良くなれば、といったところだが、決して雰囲気は悪くない。まずまずの仕上がり。

⑩ボンドガール【C】
美浦坂路単走(9日)。コーナー以前で折り合いを欠いたのか、それとも水分をたっぷり含んだ馬場が影響したのか、原因は定かではないが、直線序盤から行きっぷりが良くなく、鞍上の仕掛けに対する反応も薄い。最後までブレの少ないフォームを維持していたことは、好感が持てるのだが……。調教観点的に高評価はしづらい。

⑪ランスオブクイーン【C】
栗東P併走(9日)。しまい重点の内容。落ち着いて走れており、折り合い的には問題なさそうだが、併走遅れを喫した1週前と比較して、良い意味での変化があるかといえば微妙な線。オークスの中間時のほうが、なめらかに加速していたように思える。この段階では、可もなく不可もなく、といったところだろうか。

⑫ラヴァンダ【B】
栗東坂路単走(9日)。直線序盤から活気良く登坂。前走の当該週と比べて、脚さばきが若干硬く映るものの、当時より時計を要する馬場状態であることを思えば、致し方ない面はある。それでも前肢の動きは力強く、回転力も高い。鞍上の仕掛けにも、きちんと対応していた。デキが悪いという印象はなく、この馬なりに順調だろう。

⑬クリスマスパレード【C】
栗東坂路単走(9日)。速すぎず、遅すぎずといった感じの調整。直線序盤は行きっぷり良く登坂。ただ、徐々に首の位置が高くなり、鞍上の促しに対する反応も渋い。本馬特有のグッと沈みこんで四肢を大きく使う完歩は、最後まで見受けられなかった。調教場所の違いや馬場状態を考慮しても、なにかしら物足りなさを覚える内容。強調はしづらい。

⑭ステレンボッシュ【C】
栗東CW併走(9日)。内のミアネーロに対して、手応え劣勢のうえ体勢不利のかたちでゴール。見映えはよくないが、これでも重苦しさが目についた1週前と比べれば、体の使い方が良くなったし、トビに高さも出てきた。もっと上の走りがある馬ゆえ、判定はCにとどめておくが、このひと追いでグンと上向く可能性もある。本番当日の気配を注視したい1頭だ。

⑮セキトバイースト【A
栗東CW単走(9日)。感触を確かめる程度の内容。この馬としては力みがマシなほうだし、手前替えも比較的スムーズ。完歩もそれなりに大きい。調教場所の違いこそあれ、当該週の動きに関しては前走時よりも良く映る。実戦を一度使って、順当に一段階レベルを上げてきた印象。馬場や展開がかみ合うようなら、ここでも出番があっていい。

【調教予想からの注目馬】
A判定は4頭。②ミアネーロを1番手に挙げたい。もともと攻め駆けするタイプであることを考慮しても、気配の良さは目を引くものがある。G1でも好戦可能のデキと判断したい。

ひと追いごとの良化が顕著な、⑤チェルヴィニアを小差の次位に。ほか、⑮セキトバイースト、⑧コガネノソラにも相応の警戒が必要だろう。

<注目馬>
ミアネーロ ⑤チェルヴィニア ⑮セキトバイースト ⑧コガネノソラ

追い切りニュース

厩舎の話

【秋華賞2024特集】チェルヴィニア「スムーズな競馬ができれば直線が短くても走れる」 ステレンボッシュ「器用で立ち回りが上手」

【秋華賞2024特集】チェルヴィニア「スムーズな競馬ができれば直線が短くても走れる」 ステレンボッシュ「器用で立ち回りが上手」

アドマイヤベル・横山武騎手「オークスは少し距離も長く、うまく御し切れなかった。体重が増えて強化されている」

クイーンズウォーク・福永助手「今週は落ち着いて走れていたようです。好レースができれば」

コガネノソラ・菊沢師「先週までに体はできているし、今週の追い切りも元気があった」

ステレンボッシュ・戸崎騎手「器用で立ち回りが上手なので、舞台に不安はない。リベンジという気持ちは強い」

セキトバイースト・藤岡騎手「交わされてからも、もうひと踏ん張りしようとする気持ちが強い。いいスタートが切れれば」

タガノエルピーダ・斉藤崇師「3、4コーナーでズブい面を見せる部分もありますが、うまくカバーできると思う」

チェルヴィニア・ルメール騎手「瞬発力はすごくいい。スムーズな競馬ができたら、直線が短くても走れると思う」

ボンドガール・手塚師「体調自体はいい。良馬場になりそうなのはプラスで、展開がかみ合えば」

ホーエリート・田島師「以前に比べて落ち着きが出ている。スムーズに運べれば」

ミアネーロ・林師「春に比べてスッと反応ができるようになっています。この条件にも対応してくれそう」

ラヴァンダ・中村師「京都の内回りは走りやすいと思います」

ラビットアイ・鈴木孝師「自在性もあるし、いい脚を使える。紛れもある舞台でうまく立ち回れば」

ランスオブクイーン・松山騎手「乗りやすくいい馬。気負った感じもなくいい状態で向かえそう」

出走馬の最新ニュース

データ予想

【秋華賞2024特集】減点無し6頭の中から、チェルヴィニアを最上位評価

【所属】

京都施行の直近10回(2012~2020、2023年)の所属別成績は、美浦【1.3.0.63】、栗東【9.7.10.84】。後者がリードしている。なお、前者の2着以内4頭は、過去の重賞において複数回の複勝圏入りを経験していた点で共通する。関西馬優勢のレースではあるが、重賞で複数回の好走(3着以内)歴を持つ関東馬には、それ相当の評価をしてしかるべきだろう。

(減点対象馬)
①ホーエリート ⑧コガネノソラ ⑨アドマイヤベル ⑬クリスマスパレード

【ステップ】

京都で施行された直近10回における1~2着馬20頭の前走をレース別でおおまかに分けると、オークス、ローズS、紫苑S、2勝クラス(旧1000万下)の4路線に集約される。これ以外のステップで臨んだ馬は、いずれも2着連対圏に達していない。

(減点対象馬)
⑧コガネノソラ

【前走着順】

前走の着順については、オークスの場合は3着以内、秋華賞トライアルなら5着以内、オークス・秋華賞トライアル以外であれば1着が理想。京都施行の直近10回、この条件を満たしていなかった馬は、みな3着以下に敗れている。

(減点対象馬)
①ホーエリート ⑥ラビットアイ ⑨アドマイヤベル ⑪ランスオブクイーン ⑫ラヴァンダ

【前走人気】

前走の単勝人気に関しては、オークスであれば2番人気以内、秋華賞トライアルの場合は7番人気以内、オークス・秋華賞トライアル以外なら1番人気がひとつの目安。京都で施行された直近10回における1~2着全馬が、この条件をクリアしていた。

(減点対象馬)
⑥ラビットアイ ⑦チルカーノ ⑧コガネノソラ ⑨アドマイヤベル ⑫ラヴァンダ ⑮セキトバイースト

【休養明け】

京都で施行された直近10回における1~3着馬30頭のうち、25頭が中9週以内の臨戦馬。残る5頭は、そのいずれもがオークスからの直行馬だった。前走からのレース間隔が中10週以上かつ、前走がオークス以外だった馬は3着以内ゼロと、苦戦の状況が続いている。

(減点対象馬)
⑧コガネノソラ

【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、②ミアネーロ、③クイーンズウォーク、④タガノエルピーダ、⑤チェルヴィニア、⑩ボンドガール、⑭ステレンボッシュの6頭。

主役候補の筆頭には、⑤チェルヴィニアを推す。京都施行の直近10回、オークス馬は【6.1.0.0】とパーフェクト連対(2着以内)。また、オークスで上がり3Fタイム最速をマークしていた馬は【7.0.0.1】という、素晴らしい成績を収めている。連軸に最もふさわしい存在と判断したい。

同じくオークス上がり3Fタイム最速馬に該当する、⑭ステレンボッシュを次位にピックアップ。以下、②ミアネーロ、③クイーンズウォーク、④タガノエルピーダ、⑩ボンドガールらが続く。

<注目馬>
チェルヴィニア ⑭ステレンボッシュ ②ミアネーロ ③クイーンズウォーク ④タガノエルピーダ ⑩ボンドガール
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U指数予想

【秋華賞2024特集】春二冠を制した人気馬を押さえに回しU指数上位4頭で好配当を狙う!

U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
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2021~2022年はU指数10位アカイトリノムスメ(4番人気)、7位スタニングローズ(3番人気)といった指数下位の馬が勝利したが、いずれも人気の一角を占めていたので致し方のないところ。1~2位がワンツーを決めた2023年のように、基本的に指数の高い馬が上位着を取ることの多いレースなので、今年も上位勢を中心に馬券を組み立てていきたい。

出走馬のU指数をチェックすると、オークスから直行する上位人気馬の指数が伸びておらず、波乱ムードが漂う。桜花賞馬の9位タイ⑭ステレンボッシュ(92.6)、オークス馬の13位⑤チェルヴィニア(91.0)は押さえに回し、秋に一度使われた指数上位馬を中心に馬券を組み立てるのが面白そうだ。

春二冠の敗戦から巻き返し、前走のローズSを快勝した1位③クイーンズウォーク(95.9)、重賞勝ちはないもののNHKマイルC以外では崩れたことのない2位タイ⑩ボンドガール(95.6)、紫苑Sの勝利で高いポテンシャルがあることを示した2位タイ⑬クリスマスパレード(95.6)、前走の紫苑S2着の内容が負けて強しだった4位②ミアネーロ(95.3)。この4頭を中心に券種と買い目を考えていきたい。

【U指数予想からの注目馬】
クイーンズウォーク ⑩ボンドガール ⑬クリスマスパレード ②ミアネーロ
血統予想

【秋華賞2024特集】キングカメハメハを筆頭にNureyevの血を引く馬が連勝中

【秋華賞2024特集】キングカメハメハを筆頭にNureyevの血を引く馬が連勝中

種牡馬成績としてはディープインパクトが頭ひとつ抜けた存在となっており、同産駒は秋華賞最多となる5勝を挙げるほか、産駒初出走からラストクロップの13年間(2011~2023年)で連対できなかった年は2011、2017、2022、2023年の4回に限られる。今後は“ディープインパクト系”として、どういった系譜を紡いでいくのか注目だろう。

また、機動力を問われる内回りコースで施行されることを考慮すると、キングカメハメハやクロフネ、Machiavellianなどの血を引くマイラーのスピードが欠かせない。とくにキングカメハメハはNureyevの活力としても申し分なく、阪神芝2000mで施行された2021~2022年を含め、2015年以降はNureyevを保持する馬の連勝が続いている。

タガノエルピーダは、父キズナ×母タガノレヴェントン(母の父キングカメハメハ)。同じ「母の父」には、20年1着デアリングタクト、21年1着アカイトリノムスメなどがおり、後者とはディープインパクトの直系であることも共通点として挙げられる。なお、母はNureyevを強調した配合が特徴的で、一族は総じて小回りや内回りでの持久力勝負に定評がある。忘れな草賞を快勝した実績を鑑みても、内回りの2000mに対する適性は高そうだ。

チルカーノは、父ハービンジャー×母アロマティコ(母の父キングカメハメハ)。同産駒はこれまでに5頭が出走して【1.1.1.2】と好走率が高く、2017年には1着ディアドラ、3着モズカッチャンが揃って好走。本馬においては半兄に22年皐月賞を勝ったジオグリフがおり、母アロマティコが12年秋華賞の3着馬。母や兄の実績からも芝2000mの秋華賞はあつらえ向きの舞台といえそうで、初めての重賞でも決して格負けする血筋ではないだろう。

チェルヴィニアは、父ハービンジャー×母チェッキーノ(母の父キングカメハメハ)。上記チルカーノと血統構成が似ており、同じ「父×母の父」の組み合わせの馬には17年3着モズカッチャンが挙げられる。なお、母チェッキーノとモズカッチャンには、フローラSを勝ち、優駿牝馬(オークス)で2着という共通の戦歴があることも興味深い。芝2000mは同産駒が最も得意とする距離でもあり、牝馬二冠達成の可能性はじゅうぶんにありそうだ。

【血統予想からの注目馬】
タガノエルピーダ ⑦チルカーノ ⑤チェルヴィニア

出走馬の最新ニュース

ステップレース

【秋華賞2024特集】前哨戦での各馬のパフォーマンス&U指数評価は?

関西TVローズS G2
2024年9月15日()
中京競馬場/芝2000m/15頭
天候:曇 馬場:稍重


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 2
クイーンズウォーク
牝3 522(0)
4.9
川田将雅
55.0
99.2
1:59.9
2 4
チェレスタ
牝3 486(-2)
26.8
西村淳也
55.0
98.0
1 1/2
3 10
セキトバイースト
牝3 452(+14)
51.6
藤岡佑介
55.0
98.0
アタマ
4 5
タガノエルピーダ
牝3 452(+12)
12.3
幸英明
55.0
97.5
1/2
5 15
レガレイラ
牝3 468(+10)
1.7
C.ルメール
55.0
96.9
クビ
紫苑ステークス G2
2024年9月7日()
中山競馬場/芝2000m/13頭
天候:晴 馬場:


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 6
クリスマスパレード
牝3 460(-2)
6.6
石川裕紀人
55.0
98.9
1:56.6
2 1
ミアネーロ
牝3 480(+4)
5.6
津村明秀
55.0
98.9
クビ
3 11
ボンドガール
牝3 448(-10)
3.0
武豊
55.0
97.7
1 1/4
4 9
レイククレセント
牝3 416(-4)
25.3
佐々木大輔
55.0
97.7
アタマ
5 8
フォーザボーイズ
牝3 432(+4)
17.1
C.ルメール
55.0
96.6
1 1/4
クイーンステークス G3
2024年7月28日()
札幌競馬場/芝1800m/14頭
天候:晴 馬場:稍重
クイーンステークス2024


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 12
コガネノソラ
牝3 454(+6)
9.6
丹内祐次
51.0
99.8
1:47.4
2 1
ボンドガール
牝3 458(+6)
4.4
武豊
51.0
99.8
アタマ
3 7
アルジーヌ
牝4 456(-6)
13.3
藤岡佑介
55.0
99.1
クビ
4 13
ドゥアイズ
牝4 474(+2)
5.3
鮫島克駿
55.0
99.1
ハナ
5 6
コンクシェル
牝4 476(0)
13.2
横山武史
56.0
99.1
ハナ
過去10年の結果

【秋華賞2024特集】過去のレース結果と結果U指数をチェック!

秋華賞 G1
2023年10月15日()
京都競馬場/芝2000m/18頭
天候:晴 馬場:稍重
秋華賞2023


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 6
リバティアイランド
牝3 476(+10)
1.1
川田将雅
55.0
96.7
2:01.1
2 7
マスクトディーヴァ
牝3 444(0)
13.0
岩田望来
55.0
96.1
3 2
ハーパー
牝3 482(+14)
12.9
C.ルメール
55.0
93.8
2 1/2
4 5
ドゥーラ
牝3 478(+20)
26.5
斎藤新
55.0
93.8
ハナ
5 8
モリアーナ
牝3 478(+4)
29.0
横山典弘
55.0
93.2
クビ
秋華賞 G1
2022年10月16日()
阪神競馬場/芝2000m/16頭
天候:晴 馬場:
秋華賞2022


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 7
スタニングローズ
牝3 488(0)
5.7
坂井瑠星
55.0
101.4
1:58.6
2 8
ナミュール
牝3 446(+20)
3.3
横山武史
55.0
100.8
1/2
3 9
スターズオンアース
牝3 472(+8)
3.0
C.ルメール
55.0
100.8
ハナ
4 6
メモリーレゾン
牝3 446(-2)
69.4
古川吉洋
55.0
99.1
5 10
アートハウス
牝3 472(-4)
6.7
川田将雅
55.0
99.1
ハナ
秋華賞 G1
2021年10月17日()
阪神競馬場/芝2000m/16頭
天候:晴 馬場:
秋華賞2021


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 12
アカイトリノムスメ
牝3 448(-2)
8.9
戸崎圭太
55.0
100.1
2:01.2
2 14
ファインルージュ
牝3 494(-2)
5.6
C.ルメール
55.0
99.6
1/2
3 9
アンドヴァラナウト
牝3 432(-4)
7.3
福永祐一
55.0
99.0
1/2
4 5
エイシンヒテン
牝3 452(0)
40.7
松若風馬
55.0
97.8
1 1/2
5 6
スライリー
牝3 432(+4)
223.0
石川裕紀人
55.0
97.2
クビ
歴史と概要

【秋華賞2024特集】レースの歴史や競走条件、歴代優勝馬は?

2020年の優勝馬 デアリングタクト
2020年の優勝馬 デアリングタクト

牝馬三冠の最終戦。これまでに1986年メジロラモーヌ(三冠目はエリザベス女王杯)、2003年スティルインラブ、2010年アパパネ、2012年ジェンティルドンナ、2018年アーモンドアイ、2020年デアリングタクトの6頭が三冠牝馬に輝いている。第7回(2002年)は、4戦4勝の無敗馬ファインモーションが、持ったままで2着馬を3馬身半ちぎる大楽勝。史上最強牝馬の誕生を予感させた。第25回(2020年)はデアリングタクトが日本競馬史上初となる無敗での牝馬三冠馬となった。一方、気まぐれな3歳牝馬同士の戦いなだけに「荒れるG1」としても名高い。記念すべき第1回(1996年)は、圧倒的な1番人気を背負ったオークス馬・エアグルーヴが馬群に沈み、5カ月の休み明けだったファビラスラフインが勝って馬連万馬券の決着。第13回(2008年)は11番人気ブラックエンブレムが勝利するほか、ダート馬と見られていた16番人気プロヴィナージュが3着に逃げ粘り、3連単1,098万2,020円の大波乱を演出。京都競馬場を静まり返らせた。

▼2008年の秋華賞は16番人気プロヴィナージュが逃げ粘り大波乱に

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