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ブレイディヴェーグ

昨年の優勝馬 ブレイディヴェーグ

エリザベス女王杯 G1

日程:2024年11月10日()  15:40  京都/芝2200m
レース結果

着順



馬名
性齢 斤量 馬体重 ブリンカー
騎手
調教師
オッズ
タイム/着差
1 11
スタニングローズ
牝5 56.0 498(+6) 
C.デムー
高野友和
9.5

2.11.1
2 16
ラヴェル
牝4 56.0 468(-6) 
川田将雅
矢作芳人
41.2

3 1
ホールネス
牝4 56.0 536(0) 
坂井瑠星
藤原英昭
8.7

3/4
4 8
シンリョクカ
牝4 56.0 462(+4) 
木幡初也
竹内正洋
12.9

クビ
5 7
レガレイラ
牝3 54.0 472(+4) 
C.ルメー
木村哲也
1.9

ハナ

払戻金

単勝 11 950円 3番人気
複勝 11 340円 3番人気
16 810円 12番人気
1 300円 2番人気
枠連 6 - 8 4,370円 14番人気
馬連 11 - 16 16,020円 40番人気
ワイド 11 - 16 3,620円 39番人気
1 - 11 1,560円 17番人気
1 - 16 4,630円 54番人気
馬単 11 - 16 26,990円 67番人気
3連複 1 - 11 - 16 44,140円 124番人気
3連単 11 - 16 - 1 278,100円 668番人気

※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。

出走馬の最新ニュース

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馬場予想

【エリザベス女王杯2024特集】改修後の京都芝2200m重賞は上がり3F上位馬が高値安定!決め手重視のスタンスがベター!

【エリザベス女王杯2024特集】改修後の京都芝2200m重賞は上がり3F上位馬が高値安定!決め手重視のスタンスがベター!

土曜日の京都芝のレース結果、最近の京都芝2200m重賞のレース結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。

京都競馬場は連続開催の6週目。この中間はまとまった降雨がなく、雨量計で観測された降水はゼロ。好天に恵まれる日が比較的多く、土曜日の開催中も晴れ間が広がる時間帯が大半。芝コースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。土曜日朝のJRA測定クッション値は11.1。前週の開催日より硬めの方向に推移している。

土曜日施行の芝平地競走5鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は、1、1、3、4、2番手。これだけを見ると、前の組が優勢のように思える。だが、脚力上位の馬が多くなる特別以降では、最後の直線で馬場の3分どころより外に持ち出す馬の比率が徐々に増加。9R・修学院S(3歳以上3勝クラス)では、単勝14番人気の差し馬が3着に食い込んでいる。

また、上がり3Fタイム1~2位をマークした馬は【4.4.1.2】という、優秀なパフォーマンス。外回りコース施行の2鞍では、上がり3Fタイム2位以内馬が【2.2.1.0】と崩れていない。つまり、ラストでどれだけ脚を伸ばすことができるかが肝要。少なくとも、先行力だけで押し切るのは容易ではない。その点は留意すべきだろう。

日曜日の開催中は雲の多い天気になる見通し(11月10日7時の時点)。ただ、雨が降ったとしても、予報通りなら降水量はそれほどでもなさそうなので、傾向の急変までは考えづらい。仮に降雨なく馬場の乾燥が進めば、全体時計や上がりタイムが速くなり、土曜日の傾向に拍車がかかる可能性もあるだろう。ゆえに枠順には固執せず、決め手重視のスタンスで臨むのが得策のように思える。

なお、エリザベス女王杯と同コースの京都芝2200mにおいて、リニューアルオープン以降に行われた重賞は5鞍(11月9日終了時点)。1~2着馬10頭はいずれも、上がり3Fタイム5位以内でフィニッシュ。上がり3Fタイム1~2位馬は【4.2.1.4】という、高値安定の成績をマークしている。馬場状態の良し悪しを問わず、当該コースの重賞は末脚の重要度が高い。

そのあたりを踏まえると、エリザベス女王杯において重視すべきは、近走でメンバー上位の上がり3Fタイムを記録している馬だろう。そのなかでも、近2走内に芝の重賞で上がり3Fタイム最速を記録、もしくは近2走とも芝の重賞で上がり3Fタイム順位が2位以内だった馬に注目したい。

今回のエリザベス女王杯の出走メンバーで、要点(近走の上がり3Fタイム順位)をクリアしているのは、⑦レガレイラ、⑫シンティレーション。よって当欄では、この2頭を有力候補として推奨する。

【馬場予想からの注目馬】
レガレイラ ⑫シンティレーション
プロ予想(動画)

【エリザベス女王杯2024特集】昨年本命対抗で大本線的中!「スガダイ」×関西エイト「ミッキ」の注目馬大公開!

プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×関西エイト「ミッキ」がエリザベス女王杯を大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!

出演:スガダイ(予想神) ミッキ(関西エイト) MC:岡田大(ウマニティ編集長)

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調教予想

【エリザベス女王杯2024特集】筆頭はホールネス!レガレイラ、シンリョクカ、シンティレーションらも高評価!-追い切りチェック(最終版)

【エリザベス女王杯2024特集】筆頭はホールネス!レガレイラ、シンリョクカ、シンティレーションらも高評価!-追い切りチェック(最終版)

日曜日に行われるエリザベス女王杯の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

①ホールネス【A
栗東芝単走。感触を確かめる程度の内容。緩い時計でもきちんと折り合いがついているし、脚さばきに硬さもない。重心も比較的低い位置で安定している。とりわけ、直線半ばで手前を替えたあとの、バネのきいたフットワークは目を引くものがあった。好調だろう。デキの良さを活かせるようなら、ここでも出番があっていい。

②ライラック【B】
美浦W併走。若干ズブい気配は出ているが、それでも春先と比べれば前後のバランスが良くなり、フォームの柔軟性も増している。一昨年2着&昨年4着時の状態を上回るまでには至らないかもしれないが、大きく劣ることもない。かみ合えば、巻き返しの余地はある。

③ルージュリナージュ【B】
美浦W併走。3頭併せの真ん中。外の馬に手応え劣勢だったが、相手は攻め巧者のコムストックロード。致し方ない面はある。脚さばき自体は素軽く、鞍上の仕掛けに対する反応も悪くはなかった。実際、内のシリウスコルトには先着している。この馬なりに順調だろう。

④コンクシェル【B】
栗東CW併走。3頭併せの真ん中。例によって少しテンションは高いが、身のこなしに硬さはなく、この馬とすれば脚さばきもスラッとしている。内の馬に対して体勢不利のかたちになったため、そのぶん見映えは良くないが、先着を目的とした調整ではなく、遅れ自体を深刻にとらえる必要はない。悪くない仕上がり。

⑤モリアーナ【B】
美浦W単走。この馬としては我慢がきいており、コーナリングや手前替えも比較的スムーズ。脚元の回転力が高く、着地も安定している。ここ3走の着順こそ案外だが、稽古の雰囲気はまんざらでもない。フィジカル面に問題はなさそうなので、要は本番でのテンション次第。それがいちばんの焦点となる。

⑥ピースオブザライフ【C】
栗東CW単走。折り合い重視の内容ながら、コーナーから直線入り口付近までは活気良くキビキビとした走り。ただ、右→左の手前替えが不器用なうえ、手前変換後の脚元の動きもワンランクダウンといった感じ。右回りの芝G1で決め手勝負になると厳しいかも。理想は他馬のキレが削がれる馬場だろう。

⑦レガレイラ【A
美浦W併走。コーナーで先導役のウンブライルに取り付き、そのまま折り合いをつけつつ直線へ。相手が一旦引き離しにかかるも、慌てずタメを作り、鞍上が軽く仕掛けたところできちんと反応。ストライドが大きくなり、脚元の力強さも増した。最後は手応え優勢のかたちであっさりと併入。状態の良さがうかがえる内容だった。

⑧シンリョクカ【A
美浦W併走。この馬とすれば、コーナリング、手前替えともに比較的スムーズ。フットワークのバランスが良く、テンポのいい走り。鞍上の軽い指示に対して従順だし、最後まで低い重心を維持しているのもいい。稽古の動きだけをとれば、新潟記念1着時の中間より良く見える。

⑨キミノナハマリア【C】
栗東CW併走。並走により集中力を養うことを重視した内容。いつも硬く見せがちなこの馬とすれば、きれいなフットワークで走れてはいる。ただ、約3カ月の休養明けのわりに、負荷をかけた攻め本数が少ないせいもあってか、ズブさが目につくのは気になるところ。調教観点的に高評価はしづらい。

⑩エリカヴィータ【C】
美浦W併走。フィアスプライドの先導役として、コーナーを活気良く回る。ただ、ラストは追いかけてくる相手に歩調を合わせるような感じとなり、そのぶん伸縮性を欠き気味の走りに。パートナーにとってはいい調整になったのかもしれないが、本馬の糧になるかといえば微妙な線。評価は上げづらい。

⑪スタニングローズ【B】
栗東坂路単走。余力残しの内容。トビ低めの走りではあるが、脚取りはしっかりしており、体の軸も安定。ひと頃に比べると、前後のバランスも良くなった。あと少し動きに素軽さがあれば、といったところだが、デキが悪いという印象はない。及第点の仕上がりだろう。

⑫シンティレーション【A
美浦W併走。反応を確かめる程度の内容。適度に低い姿勢を保ち、まとまりのあるフォーム。スラッとした脚さばきが目を引き、それでいて力感もある。鞍上の促しにも、きちんと対応していた。追い切りの動きを確認する限り、前走のダメージはなさそう。高いレベルで状態は安定している。

⑬サリエラ【B】
美浦坂路併走。珍しく当該週は坂路で攻めた内容。外のパートナーにアオられ通しで見映えはしないが、やや時計を要するコンディション、かつ小柄な牝馬ということを考えれば、よく頑張ったほうだろう。回転力のある脚さばきで、なんとか食らいつこうとする姿勢は評価できる。まずまずの仕上がり。

⑭ハーパー【B】
栗東坂路単走。やや姿勢高めの走りだが、もともとそういう馬。不安視する必要はない。今春の中間時と比べて、無駄なアクションが減ったし、前後のバランスも良くなった。もう少しラストの動きに鋭さがあれば文句なしだが、雰囲気は決して悪くない。ひとまず順調とみてよさそうだ。

⑮ゴールドエクリプス【B】
栗東CW併走。気合乗りが良く、はつらつとした雰囲気。重心こそ高めながら、この馬なりに体を使えているし、トビも大きく映る。僚馬をパスする際に手前を戻した点は気になるが、それによる大きな減速感はなく、許容範囲内と考えたい。順手前であと少し踏ん張れていれば、A判定に足る内容だった。

⑯ラヴェル【C】
栗東CW単走。この馬とすれば活気が適度で、手前替えもスムーズなほう。それはいいとしても、掲示板を確保した2走前のマーメイドS当時と比較して、歩幅がやや狭く映るし、柔軟性や力強さも不足しているように見える。このひと追いでの良化待ち、といったところか。

⑰コスタボニータ【B】
栗東坂路単走。しまいをサッと伸ばす程度の内容。少し右に意識が働いていたが、いつもの癖といってしまえばそれまで。四肢のさばきは素軽く、前後のバランスも悪くはない。鞍上の促しにもきちんと対応していた。抜群のデキとまではいかなくても、この馬なりに整えてきた印象を持つ。

【調教予想からの注目馬】
A判定は4頭。筆頭には、①ホールネスを挙げたい。ゴール前の柔軟性のあるフォーム、バネのきいたフットワークが印象的。牝馬にしてはかなりの大型だが、体全体のフレームが大きく、重苦しさをあまり感じさせない。G1でも通用しておかしくない雰囲気のある1頭だ。

気配の良さが目立つ、⑦レガレイラ、⑧シンリョクカも上位評価に値する存在。高いレベルで状態を維持している、⑫シンティレーションも侮れない。

<注目馬>
ホールネス ⑦レガレイラ ⑧シンリョクカ ⑫シンティレーション

追い切りニュース

厩舎の話

【エリザベス女王杯2024特集】レガレイラ「前走は休み明けで15番。中京もあまり合わなかった」 スタニングローズ「調教の本数は重ねることができた」

【エリザベス女王杯2024特集】レガレイラ「前走は休み明けで15番。中京もあまり合わなかった」 スタニングローズ「調教の本数は重ねることができた」

エリカヴィータ・国枝師「前走も悪くはなかった。出していってロスなく前で運べれば」

キミノナハマリア・千田師「フレッシュな方がいい。雨が降ればパフォーマンスは上がる」

コスタボニータ・杉山佳師「一戦一戦大事に使ってきて、完成形に近づいている」

コンクシェル・清水久師「体も精神的にも成長している。GⅠでも頑張ってほしい」

ゴールドエクリプス・田口騎手「最近は着差以上に走れている感じ。馬の後ろで我慢して脚を使えれば」

サリエラ・国枝師「思ったより変わってきてはいないけど、在厩期間を短くしている。その効果があれば」

シンティレーション・池上師「2走前も前半で行きたがった割に崩れなかった。コースが合わないとは思わない」

シンリョクカ・竹内師「前走より覇気がある。今の充実ぶりから牝馬同士のGⅠならチャンス」

スタニングローズ・小川陽助手「調教の本数は重ねることができた。距離もオールマイティーなのでこなせそう」

ハーパー・友道師「コーナーも4つあるし、東京の1800メートルより今回の方がよさそう」

ピースオブザライフ・団野騎手「最近見られる力む面が競馬に出なければ。混戦なので何とか紛れ込めれば」

モリアーナ・武藤師「状態は実にいい。京都の外回りはいいイメージだし、4コーナーで射程圏内なら」

ライラック・相沢師「追い切りのジョッキーの感触は良かった。京都は相性がいいので道悪なら歓迎」

ラヴェル・福岡助手「休み明けの面も解消されてきているので、力を発揮してほしい」

ルージュリナージュ・宗像師「以前ほど折り合いに難がなくなった。直線の長い外回りだし、道悪にならなければ右回りでも」

レガレイラ・ルメール騎手「前走は休み明けで⑮番。中京もあまり合わなかった。能力は絶対あります」

出走馬の最新ニュース

データ予想

【エリザベス女王杯2024特集】17頭中すべての条件をクリアしたのは、レガレイラとあの逆転候補の2頭のみ

【馬齢】

京都で行われた直近10回(2011~2019、2023年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を確認すると、3歳から6歳までの間となっている。ただし、5~6歳の好走(3着以内)は、前年のエリザベス女王杯で掲示板(5着以内)を確保していた馬のみ。その点には注意したい。

(減点対象馬)
③ルージュリナージュ ⑩エリカヴィータ ⑪スタニングローズ ⑫シンティレーション ⑬サリエラ ⑮ゴールドエクリプス ⑰コスタボニータ

【前走距離】

京都施行の直近10回における1~2着馬延べ20頭の前走を距離別で分けると、芝1800m、芝2000m、芝2200mの3組に集約される。これ以外のステップで臨んだ馬は、2着連対圏に届いていない。

(減点対象馬)
⑥ピースオブザライフ ⑨キミノナハマリア

【前走着順】

前走の着順については、G1・G2なら7着以内、G1・G2以外であれば1着が理想。京都で行われた直近10回、2着連対圏に入った全馬がこの条件をクリアしていた。

(減点対象馬)
②ライラック ④コンクシェル ⑤モリアーナ ⑨キミノナハマリア ⑩エリカヴィータ ⑪スタニングローズ ⑬サリエラ ⑭ハーパー ⑮ゴールドエクリプス ⑯ラヴェル ⑰コスタボニータ

【前走人気】

京都施行の直近10回、前走で単勝10番人気以下の低評価を受けていた日本調教馬が、当レースで複勝圏を確保した事例は皆無となっている。該当する馬は、過信禁物とみておきたい。

(減点対象馬)
③ルージュリナージュ ⑫シンティレーション

【距離実績】

京都施行の直近10回における1~2着馬延べ20頭のうち、17頭に芝2000m以上のレースでの勝利歴があった。例外の3頭はすべてG1 3着以内経験馬。芝2000m以上のレースで未勝利、なおかつG1での好走実績を欠く馬は、評価を控えめにしたほうがよさそうだ。

(減点対象馬)
④コンクシェル ⑫シンティレーション ⑮ゴールドエクリプス ⑯ラヴェル ⑰コスタボニータ

【間隔】

京都施行の直近10回における2着以内馬延べ20頭はいずれも、前走から中7週以内の間隔で臨んでいた。中8週以上の臨戦馬は、連対(2着以内)候補として推奨しづらい。

(減点対象馬)
⑧シンリョクカ ⑨キミノナハマリア ⑪スタニングローズ ⑮ゴールドエクリプス

【データ予想からの注目馬】
上記6項目で減点がないのは、①ホールネス、⑦レガレイラの2頭。

レガレイラを1番手に推したい。京都施行の直近10回、3歳馬は【3.4.3.28】。そのうち、芝2000m以上のG1で勝ったことがある馬に限れば【1.2.1.4】と好走(3着以内)確率がグンと増す。ここで変わり身を見せても、なんら不思議はない。

当該距離で【3.1.0.0】と抜群の相性を誇る、①ホールネスもぞんざいには扱えない存在だ。

<注目馬>
レガレイラ ①ホールネス
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U指数予想

【エリザベス女王杯2024特集】古馬初対戦の3歳馬ながらU指数トップ評価を得たレガレイラで軸は不動!

U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
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1着アカイイト(13位、10番人気)と2着ステラリア(15位、7番人気)で決まった2021年は正直お手上げだった。しかし、U指数的にこれはかなりのレアケースになる。例年はU指数上位(目安は5位以内)の古馬と、低指数ながらも上位人気(目安は5番人気以内)に支持されている3歳馬を中心に馬券を組み立てればOKというレースなので、2021年のようなことがないことを願いつつ、通常のアプローチで攻略に臨みたい。

今年の大注目の存在は、U指数1位の⑦レガレイラ(97.0)だ。通常、古馬初対戦となる3歳馬の指数は伸びず、上位人気でもU指数は二桁順位というケースが多いのだが、そんな常識を覆してトップ評価を獲得した。これはもう、素直に従うしかない。馬券は「レガレイラからどう買うか」に焦点を当てるべきだろう。

古馬勢については、僅差で2位タイに並ぶ3頭を有力視する。一昨年の秋華賞馬で、今回はC.デムーロ騎手という強力なパートナーを得た⑪スタニングローズ(96.9)。牡馬相手にリステッドや重賞で好走を重ねている⑰コスタボニータ(96.9)。キャリア6戦中、4勝、2着1回、3着1回とまったく底を見せていない①ホールネス(96.9)。この3頭に期待する。

【U指数予想からの注目馬】
レガレイラ ⑪スタニングローズ ⑰コスタボニータ ①ホールネス
血統予想

【エリザベス女王杯2024特集】異彩を放つノーザンテースト、「父または母の父Roberto系」も活躍するケースが増加

【エリザベス女王杯2024特集】異彩を放つノーザンテースト、「父または母の父Roberto系」も活躍するケースが増加

これまでに日本調教馬で2連覇を達成した馬は、1999年メジロドーベル、2004年アドマイヤグルーヴ、2020年ラッキーライラックとなるが、その3頭はいずれも血統表の5代以内でノーザンテーストの血を引いていた。なお、同血脈を保持する馬には、2009年クィーンスプマンテ(11番人気)、2012年レインボーダリア(7番人気)といった人気薄の勝ち馬も挙げられる。

ほか、2010&2011年スノーフェアリー/Snow Fairy(父Intikhab)、2012年レインボーダリア(父ブライアンズタイム)、2013年メイショウマンボ(母の父グラスワンダー)、2021年アカイイト(母の父シンボリクリスエス)、2022年ジェラルディーナ(父モーリス)といった勝ち馬を中心に、「父または母の父がRoberto系種牡馬」となる馬も年々に活躍するケースが増えてきた。

ルージュリナージュは、父スピルバーグ×母パンツァネッラ(母の父ルーラーシップ)。父は2019~20年に連覇したラッキーライラックの母の父にあたるFlower Alleyの半弟で、全兄には京都巧者として名を馳せたトーセンラーがいる。一方、本馬は01年の勝ち馬トゥザヴィクトリーが出た一族であり、母系に配されたエアグルーヴを介してノーザンテーストの血を引くことにも縁を感じられる。血統背景から京都替わりで大駆けがあっていい。

ライラックは、父オルフェーヴル×母ヴィーヴァブーケ(母の父キングカメハメハ)。父は父系と母系の双方でノーザンテーストの血脈を持つ意欲的な配合が特徴の種牡馬。なお、同産駒からはレース史上4頭目の2連覇を飾ったラッキーライラックが出ており、本馬自身も22年に12番人気2着と激走した実績を持つ。昨年も上がり3F最速で4着になるなど適性は高く、ムラ駆けする血筋でもあるので大敗続きでも一変に気を配りたい存在だ。

モリアーナは、父エピファネイア×母ガルデルスリール(母の父ダイワメジャー)。シンボリクリスエス~Kris S.~Robertoと遡る父系で、同産駒からは21年3着クラヴェルが出た。一方、母の父は07年の勝ち馬ダイワスカーレットの半兄にあたり、それらの母スカーレットブーケがノーザンテーストの直仔。本馬はディープインパクトと同牝系であることも興味深く、血統構成は21年1着アカイイトや22年1着ジェラルディーナと些か似ている。

【血統予想からの注目馬】
ルージュリナージュ ②ライラック ⑤モリアーナ

出走馬の最新ニュース

ステップレース

【エリザベス女王杯2024特集】前哨戦での各馬のパフォーマンス&U指数評価は?

アイルランド府中牝馬 G2
2024年10月14日()
東京競馬場/芝1800m/15頭
天候:晴 馬場:


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 5
ブレイディヴェーグ
牝4 472(+12)
3.6
C.ルメール
57.0
100.0
1:44.7
2 10
シンティレーション
牝5 480(0)
37.2
戸崎圭太
55.0
98.6
1 1/4
3 6
マスクトディーヴァ
牝4 460(+6)
2.3
川田将雅
56.0
98.0
1/2
4 7
フィアスプライド
牝6 474(0)
9.4
M.デムーロ
55.0
97.3
3/4
5 15
ルージュリナージュ
牝5 448(+2)
42.7
横山和生
55.0
96.6
3/4
秋華賞 G1
2024年10月13日()
京都競馬場/芝2000m/15頭
天候:晴 馬場:
秋華賞2024


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 5
チェルヴィニア
牝3 490(+8)
2.3
C.ルメール
55.0
101.3
1:57.1
2 10
ボンドガール
牝3 448(0)
14.6
武豊
55.0
99.5
1 3/4
3 14
ステレンボッシュ
牝3 468(+10)
3.9
戸崎圭太
55.0
98.9
1/2
4 12
ラヴァンダ
牝3 478(+2)
123.2
岩田望来
55.0
98.3
3/4
5 13
クリスマスパレード
牝3 464(+4)
19.7
石川裕紀人
55.0
98.3
ハナ
京都大賞典 G2
2024年10月6日()
京都競馬場/芝2400m/11頭
天候:晴 馬場:
京都大賞典2024


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 4
シュヴァリエローズ
牡6 468(+10)
22.5
北村友一
57.0
99.2
2:22.9
2 7
ディープボンド
牡7 516(+8)
9.9
幸英明
57.0
99.2
アタマ
3 3
メイショウブレゲ
牡5 474(+6)
154.4
酒井学
57.0
98.7
3/4
4 6
スマートファントム
牡4 476(+8)
12.6
藤岡佑介
57.0
98.2
1/2
5 1
サトノグランツ
牡4 506(+8)
2.8
川田将雅
57.0
97.7
クビ
産経賞オールカマー G2
2024年9月22日()
中山競馬場/芝2200m/15頭
天候:曇 馬場:
産経賞オールカマー2024


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 4
レーベンスティール
牡4 484(+2)
1.5
C.ルメール
57.0
99.9
2:11.8
2 3
アウスヴァール
セ6 482(-12)
49.4
田辺裕信
57.0
99.3
1/2
3 14
リカンカブール
牡5 490(0)
59.8
津村明秀
57.0
98.8
1/2
4 11
サヴォーナ
牡4 526(-4)
7.9
横山武史
57.0
98.8
クビ
5 6
アルビージャ
牡6 522(-4)
45.9
嶋田純次
57.0
97.7
1 1/2
札幌記念 G2
2024年8月18日()
札幌競馬場/芝2000m/12頭
天候:晴 馬場:
札幌記念2024


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 12
ノースブリッジ
牡6 502(+1)
14.5
岩田康誠
58.0
100.6
1:59.6
2 2
ジオグリフ
牡5 512(+2)
7.8
横山武史
58.0
98.9
1 3/4
3 9
ステラヴェローチェ
牡6 508(+2)
13.4
横山典弘
58.0
98.3
4 11
プログノーシス
牡6 478(-6)
1.3
川田将雅
58.0
97.7
クビ
5 4
シャフリヤール
牡6 464(--)
7.6
武豊
58.0
97.1
過去10年の結果

【エリザベス女王杯2024特集】過去のレース結果と結果U指数をチェック!

エリザベス女王杯 G1
2023年11月12日()
京都競馬場/芝2200m/15頭
天候:曇 馬場:
エリザベス女王杯2023


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 1
ブレイディヴェーグ
牝3 460(0)
2.4
C.ルメール
54.0
100.3
2:12.6
2 2
ルージュエヴァイユ
牝4 468(-2)
13.3
松山弘平
56.0
99.8
3/4
3 3
ハーパー
牝3 484(+2)
6.7
川田将雅
54.0
99.2
クビ
4 11
ライラック
牝4 442(-6)
10.2
戸崎圭太
56.0
98.7
1/2
5 7
ジェラルディーナ
牝5 466(0)
4.6
R.ムーア
56.0
98.7
クビ
エリザベス女王杯 G1
2022年11月13日()
阪神競馬場/芝2200m/18頭
天候:曇 馬場:
エリザベス女王杯2022


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 18
ジェラルディーナ
牝4 470(+6)
8.1
C.デムーロ
56.0
106.1
2:13.0
2 13
ウインマリリン
牝5 480(-8)
10.1
D.レーン
56.0
104.5
1 3/4
2 15
ライラック
牝3 438(+6)
52.9
M.デムーロ
54.0
104.5
同着
4 14
アカイイト
牝5 524(-4)
24.4
幸英明
56.0
102.3
2 1/2
5 11
ナミュール
牝3 448(+2)
7.3
横山武史
54.0
102.3
ハナ
エリザベス女王杯 G1
2021年11月14日()
阪神競馬場/芝2200m/17頭
天候:晴 馬場:
エリザベス女王杯2021


馬名
性齢 馬体重
オッズ
騎手
斤量
U指数
タイム/着差
1 16
アカイイト
牝4 514(0)
64.9
幸英明
56.0
102.9
2:12.1
2 5
ステラリア
牝3 490(0)
25.1
松山弘平
54.0
101.3
3 2
クラヴェル
牝4 456(-4)
46.9
横山典弘
56.0
100.8
クビ
4 11
ソフトフルート
牝4 488(0)
74.2
岩田望来
56.0
100.8
クビ
5 4
イズジョーノキセキ
牝4 462(+2)
118.3
和田竜二
56.0
100.8
ハナ
歴史と概要

【エリザベス女王杯2024特集】レースの歴史や競走条件、歴代優勝馬は?

2009年優勝馬 クィーンスプマンテ
2009年優勝馬 クィーンスプマンテ

秋の最強牝馬決定戦。牝馬三冠路線を戦ってきた3歳世代と、中距離に実績を残す古馬牝馬が鎬を削る。クィーンスプマンテテイエムプリキュア、大逃げを打った伏兵2頭の「行った行った」で決まり、単勝1.6倍の二冠牝馬ブエナビスタが3着に敗れた第34回(2009年)は伝説として語り継がれる。第35回(2010年)は、同年の英オークス、愛オークスを勝ったスノーフェアリー/Snow Fairyが来日し、次元の違う脚力を披露して圧勝。翌年の第36回(2011年)も再び鬼脚を繰り出して2連覇を果たし、日本の競馬界を震撼させた。第26回(2001年)は1~3着馬の着差がハナ、ハナの大激戦。その接戦を勝ったのはドバイワールドカップ2着以来、7カ月半ぶりの出走となったトゥザヴィクトリー。熱狂的なファンが多かった同馬のG1初制覇に、京都競馬場が沸いた。

▼ハナ、ハナの大激戦となった2001年。7カ月半ぶり出走のトゥザヴィクトリーが制した。

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