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★キタサン、勝てばテイエムオペラオー抜いて歴代賞金王
ラストランとなるキタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)が、JRA歴代賞金王の座を目指す。
同馬は、12月18日現在、歴代2位となる15億7348万3000円の賞金を獲得しており、トップのテイエムオペラオー(18億3518万9000円)との差は2億6170万6000円。キタサンブラックが有馬記念を制し「3億円+付加賞」を手にすれば、JRA歴代賞金王となる。
また、キタサンブラックは、昨年GI2勝を挙げ、JRA年間賞金王(7億1193万円)に輝いたが、今年も大阪杯、天皇賞(春)、天皇賞(秋)を制し、現在トップの5億598万円を獲得している。なお、有馬記念を勝てば、JRA年間獲得賞金ランキングでは、2000年のテイエムオペラオー(10億3600万4000円)に次ぐ歴代2位となる。
★前走のリベンジなるか キタサンGI最多タイ7勝へラストチャレンジ
キタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)が、JRA・GI7勝に再び挑戦する。同馬は、今年の天皇賞(秋)を制しGI勝ち鞍を「6」とした。続くジャパンCでは、グレード制が導入された1984年以降、最多タイとなるJRA・GI7勝の記録がかかったが、シュヴァルグランに0.2秒及ばず3着に敗れた。
キタサンブラックは、この有馬記念が現役最後のレースとなるが、果たして、引退レースで7つ目のGIタイトルを手にすることができるだろうか。なお、キタサンブラックは重賞競走でGI6勝、GII3勝の計9勝を挙げており、今回勝てば、史上8頭目のJRA重賞10勝馬となる。
★キタサン堂々ファン投票トップ!1位の馬は最多14勝も現在3連敗中
12月24日、中山ではグランプリ・第62回有馬記念が実施される。今年のファン投票は、12万4641票を獲得したキタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)が、昨年に続き1位を獲得。2位サトノダイヤモンド(8万2173票)との得票差4万2468は、歴代トップとなった。なお、得票率79.9%も、昨年の79.0%を上回り、インターネット投票受付を実施した1998年以降でトップとなった。
ファン投票の順位別の勝利数を見ると、1位の馬は最多の14勝を挙げているが、現在、2014年ゴールドシップ(3着)、15年ゴールドシップ(8着)、16年キタサンブラック(2着)と3連敗中。キタサンブラックは多くのファンからの支持に応えることができるだろうか。
★オグリ&ディープで有終Vの武豊、キタサンブラックをGPホースに導くか
キタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)は、3度目の有馬記念挑戦となる。同馬は初めて有馬記念に出走した2015年は横山典弘騎手が騎乗し逃げて3着、昨年は最後の直線でいったん先頭に立ったが、ゴール寸前、サトノダイヤモンドの末脚に屈し2着に敗れた。キタサンブラックには引き続き武豊騎手が騎乗する予定だが、果たして、どのような戦法で挑むのだろうか。
なお、キタサンブラックは、今回が現役最後のレースとなるが、武豊騎手は1990年オグリキャップ、2006年ディープインパクトと、有馬記念が引退レースとなった馬を勝利に導いている。
★JC覇者シュヴァルグラン、鞍上はロンジンワールドベストジョッキーのボウマン騎手 ジャパンCで悲願のGI初制覇を遂げたシュヴァルグラン(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)がGI連勝を目指す。同馬は、7度目のGI挑戦となった前走のジャパンCで見事優勝。姉ヴィルシーナ、妹ヴィブロスに続きGIホースの仲間入りを果たした。同一年にジャパンCと有馬記念を優勝すれば、2006年ディープインパクト以来11年ぶり5頭目となるが、シュヴァルグランは今年終盤に2つのビッグレースを連勝することができるだろうか。
なお、鞍上のH・ボウマン騎手は、今年、ジャパンC優勝のほか、豪GIをウィンクスで6勝するなど活躍が目立ち、2017年ロンジンワールドベストジョッキーを受賞した。
また、シュヴァルグランの父は、2005年の優勝馬ハーツクライで、有馬記念親子制覇がかかる。父は無敗の3冠馬ディープインパクトに初めて土をつけたが、シュヴァルグランも記憶に残る走りを披露することができるだろうか。なお、シュヴァルグランを生産したノーザンファームはJRA年間GI最多勝記録を更新中で、12月18日現在、11勝を挙げている。
★宝塚記念優勝馬サトノクラウン、JC10着からの巻き返しなるか
サトノクラウン(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)は、前走のGIジャパンCで10着に敗れたが、今年6月にはGI宝塚記念を制しており、秋初戦のGI天皇賞・秋でも僅差の2着に入っている。これまで出走馬をファン投票で決める宝塚記念と有馬記念を同一年に制した馬は9頭いるが、果たして、サトノクラウンは前走の敗戦から巻き返し、勝利を飾ることができるだろうか。
Vなら、前走フタ桁着順馬の勝利は、2007年マツリダゴッホ(天皇賞・秋15着)以来10年ぶり。同一年の宝塚記念&有馬記念制覇は、2009年ドリームジャーニ一以来8年ぶりとなる。
なお、サトノクラウンはフタ桁着順に敗れたことは4回あるが、2015年天皇賞・秋17着→16年京都記念1着、2016年天皇賞・秋14着→香港ヴァーズ1着と巻き返しVを決めたケースが2回ある。
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