人気グループ、ＳＵＰＥＲ　ＥＩＧＨＴの安田章大（３９）がメディアでの競馬予想に初挑戦！　３歳馬の頂点を決める日本ダービーでいきなりデビューだ。「馬の顔つきと筋肉を写真で観察し、選びます」と自ら命名した「馬観（うまみ）予想」で勝ち馬を導き出す。同スタイルで２０１５年有馬記念の３連複を当て、約３００万円をゲットした〝持ってるスーパーアイドル〟は、本命に超穴馬サンライズアースを指名して驚かせた。

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机に並べられた出走全頭の馬体＆顔写真を手に取り、穴があきそうなほどじっくり観察する。

「すごーい！！　あばらの出方とか全然違う」。大興奮の安田は、キラリと光る馬を見つけると、自身の笑顔も輝いた。


「これ完璧やな！　顔も体もずば抜けてるわ」

馬名を伏せたうえで写真のみで選ぶ〝ガチ馬観（うまみ）〟で◎に選んだのは、胸前の筋肉が目をひくサンライズアースだった。

今回は僚紙「競馬エイト」との〝エイトつながり〟で本紙が予想をオファー。「こんなありがたい話はないですよ。予想をさせていただけることが奇跡の出会いだし、一期一会」と快諾した。

普段は競馬をしないが、成功体験はスーパーだ。メンバーとお祭り気分で馬券を購入した２０１５年有馬記念の３連複２万３６０円を当て約３００万円をゲットし、スタッフに大盤振る舞い。「スポーツ新聞の馬柱に載っているちっちゃい馬の顔を見比べて、ゴールドアクター（１着）、サウンズオブアース（２着）、キタサンブラック（３着）を選んだ」と振り返る。

ダービーは久々の競馬予想となるが、安田の相馬眼はサビていない。再び、本命のサンライズアースの写真を〝馬観〟し、「お尻の筋肉がすごいし、ブレない目つきもいい。的場浩司さんみたいに静かに仕留める感じ」と硬派な俳優にたとえてゾッコン。前走の皐月賞は出遅れて１２着に敗れたが、新馬戦→すみれＳを連勝した素質馬であり、人気薄の〝うま味〟も満点だ。

〇はスプリングＳで無傷３連勝を飾ったシックスペンス。「めちゃくちゃいい体やし、顔つきもスッとしている。（『ドラゴンボール』の）スーパーサイヤ人が超越したときみたいな、無表情なのに勝手に強い感じというか、古田新太さんのように構えてへんのがいい」と安田節で熱く語った。

▲は「浮き出ている血管の出方がすごく好き」と皐月賞９着のサンライズジパングを指名。△にはホープフルＳ勝ち馬のレガレイラをチョイスし、「いい体やなあ」と目尻を下げたが、ただ１頭の牝馬であることを伝えると、「おっと、それは…許されるかな？」と照れ笑い。一方、「澄んだ目をして女の子らしいけど、男には負けへんぞというのを感じるわ」と秘めた闘争心を見抜いていた。名字が同じ安田厩舎のダノンデサイルも「胸が深い」と心肺機能に着目し、△に追加した。

馬券はサンライズアースの単勝①と５頭の３連複①②⑤⑩⑫ＢＯＸ、３連単１着①⑫２・３着①②⑤⑩⑫で勝負。当たれば超高配当となる。


安田は「これからも出させてくださいね！　そのためには結果を残さへんと」と気合満点。〝全力男道〟で当てにいく！

■安田　章大（やすだ・しょうた）　１９８４（昭和５９）年９月１１日生まれ、３９歳。兵庫県出身。ＳＵＰＥＲ　ＥＩＧＨＴのメンバー。９７年に事務所に入所。２００２年に関ジャニ∞の結成メンバーとなり、０４年にシングル「浪花いろは節」でＣＤデビュー。今年７月３１日に現在のグループ名に改名後、初となるアルバム「ＳＵＰＥＲ　ＥＩＧＨＴ」を発売し、８月からアリーナツアー、１２月にドームツアーを行う。「馬を愛でる」のが好きで、２０代前半は乗馬が趣味だった。

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■ＳＵＰＥＲ　ＥＩＧＨＴのメンバーを出走馬に例えると…

馬観の番外編としてＳＵＰＥＲ　ＥＩＧＨＴのメンバーをダービー出走馬にたとえてもらった。

二枚目キャラの大倉忠義（３９）は「スター性を感じる」と皐月賞馬ジャスティンミラノを指名。ＭＣもこなす多彩な村上信五（４２）はジューンテイクとなり、京都新聞杯で出走権をつかんだ同馬の戦績を知ると「自分で今の地位をつかみに行っているのがぴったり」と納得した。

努力家の丸山隆平（４０）はコスモキュランダで、「村上君の馬と同じ雑草魂を感じる。２人はしばらく同居していた時期があるし、親和性があるんでしょうね」と笑い、ブレずにわが道を行く横山裕（４３）は「走り出したら止まらない」と精悍な黒鹿毛のショウナンラプンタに。

最後に自身は「一生懸命でしかない」と一途な瞳が印象的なアーバンシックを選んでいた。

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