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★新馬戦以来の勝利を目指すアルジャンナ JRA重賞通算50勝目がかかる友道調教師にも注目/エプソムC
エプソムCに登録しているアルジャンナ(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎)は、通算7戦1勝という成績だが、東スポ杯2歳S、毎日杯、マイラーズCと重賞で3度の2着を記録している。1勝馬がJRAの古馬平地重賞を勝てば、今年の愛知杯を制したマジックキャッスル以来で、グレード制を導入した1984年以降11頭目となるが、アルジャンナは新馬戦以来の勝利を挙げることができるかどうか。同馬にはC.ルメール騎手が騎乗する予定。なお、同馬を管理する池江泰寿調教師は2006年から毎年JRA重賞で勝利を挙げており、今年も勝てば、16年連続JRA重賞勝利となる ※同調教師はエプソムCにシュリ(牡5歳)も登録している。
また、アドマイヤビルゴ(牡4歳)、マイラプソディ(牡4歳)を登録している友道康夫調教師(栗東)には、JRA重賞通算50勝目がかかる。同調教師がエプソムCに管理馬を出走させるのは今回が初めてとなるが、節目の重賞勝利を挙げることができるか。なお、アドマイヤビルゴにはJRA重賞初制覇がかかる岩田望来騎手、マイラプソディには武豊騎手が騎乗する予定。
★重賞初制覇を目指すカレンモエの母は2011年の優勝馬カレンチャン/函館スプリントS
函館スプリントSで重賞初制覇を目指すカレンモエ(牝5歳、栗東・安田隆行厩舎)は、父ロードカナロア、母カレンチャンという血統で、父、母は現役時代、ともに安田隆行厩舎に所属した“スプリントGI”勝ち馬だ。また、母のカレンチャンは、2011年の函館スプリントSを制し、同年のスプリンターズSでGI初制覇を飾っている。カレンモエは今回が3度目の重賞挑戦となるが、函館スプリントSの母子制覇を遂げることができるかどうか。なお、カレンモエを管理する安田隆行調教師は6月8日現在、JRA重賞で49勝を挙げており、函館スプリントSを勝てばJRA重賞通算50勝到達となる。
★16年目を迎えるサマースプリントシリーズ サマージョッキーズシリーズも函館スプリントSで開幕
13日の札幌では、サマースプリントシリーズ第1戦の函館スプリントSが実施される。2006年に創設された同シリーズの歴代チャンピオンを振り返ると、15年のうち9年で牝馬がチャンピオンとなっているが、近年は牡馬がチャンピオンになることが多く、2017年のラインミーティアから昨年のレッドアンシェルまで4年連続で牡馬がシリーズチャンピオンとなっている。さて、16年目を迎える今年のサマースプリントシリーズはどのような結果になるだろうか。なお、“サマースプリント”、“サマー2000”、“サマーマイル”各シリーズの構成レース(計15レース)で争われるサマージョッキーズシリーズも、函館スプリントSが初戦となる。
★13週にわたる北海道シリーズがスタート 1回札幌競馬が6月12日に開幕!
6月12日、1回札幌競馬が開幕する。今年の北海道シリーズは1回札幌(3週・6日間)→1回函館(6週・12日間)→2回札幌(4週・8日間)の順で13週にわたって開催される。昨夏の札幌競馬では、C.ルメール騎手が26勝を挙げて、自身4度目の札幌リーディングジョッキーに輝いた。また、調教師では、須貝尚介調教師(栗東)が6勝を挙げて自身初の札幌リーディングを獲得している。果たして、今年の札幌競馬ではどのジョッキー&トレーナーが活躍するだろうか。
また、夏の札幌競馬では2歳新馬戦も注目を集める。昨年の札幌では、今年の皐月賞馬エフフォーリア、NHKマイルC勝ち馬シュネルマイスターがデビューした。さて、今年も札幌からのちのスターホースが誕生するだろうか。
★エプソムCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★函館スプリントSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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