競馬ニュース > 記事
時期的に雨の影響を受けやすく、切れ味より持続力のある脚を使える馬が活躍する傾向。過去10年でステイゴールド産駒4勝、キングカメハメハ産駒2勝に対し、ディープインパクト産駒が1勝なのもそのためだろう。今年もステイ、キンカメ産駒はいるが、目が行くのはその次世代産駒だ。
注目はサートゥルナーリア。父ロードカナロアはキングカメハメハ産駒で、名スプリンターだった現役時代と違い、産駒は距離をこなす。母シーザリオは日米オークス馬で、その父がダービー馬スペシャルウィーク。祖母の父も欧州の名種牡馬サドラーズウェルズなら、時計のかかる中距離はベストの配合だろう。
ラッキーライラックは、父がステイゴールド産駒で2012年の勝ち馬オルフェーヴル。この馬自身も阪神JF、チューリップ賞、大阪杯と重賞3勝の阪神巧者で、馬場適性は高い。
クロノジェネシスの父バゴは凱旋門賞馬。全5勝中3勝を稍重~重で挙げており、時計のかかる馬場が得意な血統といえる。ブラストワンピースは父ハービンジャーが芝2400メートルの英GI“キングジョージ”勝ち馬。母の父がキンカメなら適性は高そうだ。
★宝塚記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載