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過去10年でダイワメジャー、ディープインパクト、クロフネ産駒が2勝で並びトップ。3頭出しのダイワメジャー産駒は出走馬がいた2019、20、22年の過去3回連続で連対馬を出しており、素直に信頼したい。
3頭の中でも、S評価はアスコリピチェーノだ。母アスコルティは2勝ながら、祖母リッスンが英GⅠ・フィリーズマイルを制覇。世界中で活躍馬を輩出する名門牝系の出身で、さらにGⅠタイトルを重ねられる素質は持っている。マイルGⅠらしくスピードが求められるレースだが、シュネルマイスターなど欧州血統馬が活躍している点も見逃せない。
エコロブルームは母シュガーショックが米GⅢファンタジーSを制覇。半兄ラーゴム(父オルフェーヴル)がきさらぎ賞を勝っており、ポテンシャルの高い血筋だ。ボンドガールも母コーステッドが米GⅠ・BCジュベナイルフィリーズターフ2着、半兄ダノンベルーガ(父ハーツクライ)が共同通信杯勝ちという良血で、ともにチャンスはありそうだ。
近2年で見るとキングカメハメハ系が連勝中。ルーラーシップ産駒ディスペランツァは、半姉ルピナスリード(父ダイワメジャー)が6ハロンでも勝ち星を挙げたスピードの持ち主。父のスタミナと母系のスピードが合わさり、マイルがぴったりの印象だ。