菊花賞の枠順が１９日、決まった。日本ダービー馬タスティエーラは、ほぼ真ん中の❹枠⑦番。皐月賞馬ソールオリエンスは、外めの❼枠⑭番からのスタートとなった。２頭とも２０日に京都競馬場入りする予定。

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＜美浦トレセン＞

ウインオーディンは❶枠②番。「スタートが速くないので後ろからになると思います。しまいの脚を生かせれば…」と水出助手。


２頭出しの久保田厩舎はシーズンリッチが❷枠③番、パクスオトマニカが❸枠⑤番と好枠を引き当てた。「リッチは前に壁を作って進めれば。パクスは周りを見ながらリズムよく走ってほしい」と池内助手は大金星を狙う。

日本ダービー馬タスティエーラは❹枠⑦番。２００５年にディープインパクトが勝った馬番だ。「特殊な条件なのでライバルとの比較はありますが、メンタルさえ整っていれば力を出せる」と堀調教師。

ノッキングポイントは❺枠⑨番。木村調教師は「ここ２戦はスタートを上手に出てくれているし、駐立も修正することができています。奇数番でもうまく対応してくれるでしょう」と期待した。

日本ダービー３着ハーツコンチェルトは❻枠⑫番。「内で包まれるよりは外の方がいい。緑帽で勝負服にもマッチしそう」と武井調教師。

前走１１着から巻き返しを期すナイトインロンドンは❼枠⑬番。「枠はどこでもよかったです。自分の競馬に徹してくれれば」と大竹調教師は一発を期待する。

皐月賞馬ソールオリエンスは❼枠⑭番から２冠制覇を目指す。平塚助手は「もう少し内枠がよかったが、言っても仕方がない。前走（❽枠⑭番）の経験が生きれば」と話すにとどめた。

＜栗東トレセン＞

トップナイフは最内❶枠①番。昆助手は「めちゃくちゃ欲しかった枠ですね。両隣に馬がいるとスタートで寄せられる可能性があるので、良かったです」と歓迎した。


ダノントルネードは❷枠④番。福永助手は「与えられた枠でやるだけです」。リビアングラスは❸枠⑥番。安藤助手は「いい枠ですね。３０００メートルはすぐにコーナーがあるので、内枠は良かった。奇数、偶数は問わないし、理想的です」とうなずいた。

サヴォーナは❹枠⑧番。「真ん中でいいところですね。折り合いがつくので３０００メートルも問題ないと思います。前走みたいに先行できたら」と柴田助手は好感触だ。

マイネルラウレアは❺枠⑩番。「長丁場だし、脚質的にも枠にこだわりはなかった。３、４コーナーの下り坂を利用してふかしていければ」と増井雅助手。

先行して実績を残しているファントムシーフは❽枠⑮番。梛木助手は「もう少し内の方が良かったですね。この枠から、どれだけいい位置が取れるかでしょう」とポイントを語った。

ショウナンバシットは❽枠⑯番。北村助手は「距離があるので、内を見ながらゆったり行ければ。距離延長は問題ないので、早めに動いていく形なら」と話した。

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