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<美浦トレセン>
グローリーヴェイズは〔8〕枠(15)番。今年は大外となるが、過去10年で2勝している好枠だ。「宝塚記念のときがゲート内でよくなかったので、最後に入れるのはすごくいい。内枠がいいデータですけど、自分としては(1)番枠より良かった。状態もいいですよ」と尾関調教師は納得の表情だ。
ミッキースワローは、2013年にジェンティルドンナが連覇を達成した〔4〕枠(7)番。郷原助手は「前走は前に行ってハミをかむところがあった。ここならうまく中団に下げられそう」と好意的に捉えていた。
クレッシェンドラヴは〔6〕枠(11)番。「今回もこの枠を生かして、内田さん(騎手)がこの馬の良さを引き出してくれると思います。状態はデビュー以来一番です」と林調教師。
展開の鍵を握る逃げ馬のトーラスジェミニは、坂路で追われて4ハロン52秒4-13秒1。「この馬のいつものパターンです。2400メートルは未経験だけど2000メートルでいい競馬をしているし、血統的にはもつと思う」と小桧山調教師。〔5〕枠(9)番という枠順も「福島記念はいい枠((2)番)だったけど、つつかれたら一緒。どこでもいいですよ」と気にしていなかった。
<栗東トレセン>
ワールドプレミアは〔2〕枠(3)番。1997年にピルサドスキーが勝利してから勝ち馬は出ていないが大江助手は「枠は問わないですが、菊花賞で内枠でうまく立ち回って勝った経験がありますからね」と力を込めた。
ユーキャンスマイルは、外めの〔7〕枠(13)番に入った。大江助手は「すごく乗り手に従順なので、問題ないと思います。相手や馬場を問わず堅実に走れるので、そこを生かして一発を期待したいですね」と意気込んだ。
マカヒキは、〔7〕枠(12)番に入った。過去に勝ち馬は出ていないが、大江助手は「中団や中団より後方から運ぶタイプなので、枠にとらわれなくていいと思います。周りを見ながら、内、外のどこでも通れそう」とうなずいた。
キセキは、〔3〕枠(4)番に入った。(4)番では2014年に同じ角居厩舎のエピファネイアが制している。清山助手は「偶数の内枠だし、言うことない。やりあうのはよくないけど、自分のペースで行けるなら行った方がいい。(ゲートは)前回くらい出たら言うことない」と話した。
8歳の古豪パフォーマプロミスは、〔6〕枠(10)番に決まった。田代助手は「偶数枠はいいし、ここなら内、外を見ながら運べそう。この年でも活気があるし、休み明けを叩いた上積みもありそう」と話した。
ヨシオは坂路で4ハロン51秒5-12秒9。ジェットマックス(1勝クラス)に半馬身遅れた。村上助手は「相手が調教で動く馬なので、届きませんでしたが、食いついていけたと思いますし、力を出せる状態にあると思います」と話した。〔8〕枠(14)番は過去最多の6勝をマーク。日高助手は「特に気にしてなかったので、外枠でも大丈夫です」と語った。
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