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20日、中山競馬場で「第61回朝日杯フューチュリティS」(GI、芝1600メートル)が行われ、小牧太騎手騎乗で1番人気のローズキングダム(牡2歳、栗東・橋口弘次郎厩舎)が直線で抜け出し快勝。デビューから3戦3勝で2歳王者に輝いた。
2着は2番人気エイシンアポロン(牡2歳、栗東・岡田稲男厩舎)、3着は5番人気ダイワバーバリアン(牡2歳、栗東・矢作芳人厩舎)。また、東京スポーツ杯2歳S(GIII)2着で3番人気に支持されたトーセンファントム(牡2歳、栗東・松田国英厩舎)は14着と大敗した。
ローズキングダムは、父がNHKマイルC(GI)、日本ダービー(GI)を勝った“変則2冠馬”キングカメハメハで、母はGI2着3回、重賞2勝のローズバドという良血。母の父はサンデーサイレンス。通算3戦3勝で、重賞は09年東京スポーツ杯2歳S(GIII)に続いて2勝目。
祖母はデイリー杯3歳S(GII)を勝ったロゼカラーで、近親には金鯱賞(GII)、毎日杯(GIII)など重賞3勝のローゼンクロイツなどがいる。
ローズキングダムの近親には「ローズ(薔薇)」にちなんだ名前がつけられており、俗に“薔薇一族”と呼ばれているが、母はGIで2着3回、祖母ロゼカラーや叔父ローゼンクロイツ&ローズプレステージもGIで敗れており、さらに祖母の弟ロサードやヴィータローザもGIで勝ち星を挙げることはできなかったが、ついに悲願達成となった。
また、無敗での朝日杯FS(朝日杯3歳Sも含む)制覇は、スクラムダイナ、ダイシンフブキ、サクラホクトオー、ミホノブルボン、エルウェーウィン、フジキセキ、グラスワンダー、アドマイヤドンに続く9頭目。
払戻金は単勝が230円、枠連は(4)-(6)で620円。馬連は(8)-(12)で590円、馬単は(8)-(12)で980円。3連複は(2)-(8)-(12)で1820円、3連単は(8)-(12)-(2)で6720円。ワイドは(8)-(12)が260円、(2)-(8)が580円、(2)-(12)が810円。
(除外、出走取消などで返還がある場合もございます。各レースの成績、及び配当金は、念のため必ずJRA発表のものでご確認下さい)
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