競馬ニュース > 記事
★隔年制覇に挑むシュネルマイスター ソングラインは初の芝1800メートル戦に出走
シュネルマイスター(牡5歳、美浦・手塚貴久厩舎)には、毎日王冠の隔年制覇がかかる。同馬は2021年のNHKマイルC制覇以降、GI勝利こそないが、同年の毎日王冠、今年のマイラーズCを制してGⅡで2勝を挙げている。1988・89年にはオグリキャップが連覇、2020・22年にはサリオスが隔年制覇を遂げている。シュネルマイスターは毎日王冠2勝目を挙げることができるだろうか。同馬にはC.ルメール騎手が騎乗する予定。
また、22・23年の安田記念、23年のヴィクトリアマイルの勝ち馬ソングライン(牝5歳、美浦・林徹厩舎)は、デビューから15戦連続で芝1600メートル戦以下の距離に出走しており、今回が初の芝1800メートル戦出走となる。毎日王冠にGI3勝馬が出走するのは16年のロゴタイプ(8着)以来7年ぶりとなるが、ソングラインはGI3勝馬の実力を示して勝利を挙げることができるだろうか。同馬には戸崎圭太騎手が騎乗する予定。
★昨年2着のジャスティンカフェが今年も参戦 3歳勢は重賞勝ち馬2頭が出走予定
エプソムCで重賞初制覇を遂げたジャスティンカフェ(牡5歳、栗東・安田翔伍厩舎)が、毎日王冠で重賞連勝を狙う。ジャスティンカフェは昨年の毎日王冠では勝ったサリオスから半馬身差の2着に入ったが、今年こそ勝利を挙げることができるだろうか。同馬には横山典弘騎手が騎乗する予定。なお、前年の毎日王冠2着馬が毎日王冠を勝てば、1992年ダイタクヘリオス以来31年ぶり4頭目となる。
また、3歳馬のエエヤン(牡、美浦・伊藤大士厩舎)、エルトンバローズ(牡、栗東・杉山晴紀厩舎)は、毎日王冠で古馬との初対決に挑む。エエヤンはニュージーランドT、エルトンバローズはラジオNIKKEI賞と3歳限定の重賞を勝っているが、歴戦の古馬を相手にどのような走りを見せるだろうか。なお、3歳馬が毎日王冠を勝てば2021年シュネルマイスター以来2年ぶり14頭目となる。