★ダービー馬シャフリヤールが出走予定　札幌記念にＧⅠ馬３頭を含む１５頭が登録

今年の札幌記念には、２０２１年のダービー、２０２２年のドバイシーマクラシックと国内外でＧⅠを制しているシャフリヤール（牡５歳、栗東・藤原英昭厩舎）、昨年の香港ヴァーズ勝ち馬ウインマリリン（牝６歳、美浦・手塚貴久厩舎）、今年の大阪杯を制したジャックドール（牡５歳、栗東・藤岡健一厩舎）と国内外のＧⅠレース勝ち馬３頭を含む１５頭が登録している。札幌記念では２０１１年トーセンジョーダンの勝利を最後に１番人気馬が１１連敗中だが、今年はどのような結果になるだろうか。

★札幌記念連覇を狙うジャックドール　シャフリヤールは横山武史騎手との新コンビで参戦

ジャックドール（牡５歳、栗東・藤岡健一厩舎）が、１９９７・９８年のエアグルーヴ以来、２５年ぶり４頭目の札幌記念連覇を狙う。ジャックドールはデビューから１４戦連続で芝２０００メートル戦に出走し、４月の大阪杯でＧⅠ初制覇を遂げた。同馬は、前走の安田記念で初めて芝１６００メートル戦に出走して５着となったが、２戦ぶりの芝２０００メートル戦となる札幌記念で巻き返すことができるだろうか。なお、同馬に騎乗予定の武豊騎手は、歴代最多の札幌記念８勝を挙げており、今回勝てば同騎手が持つ「京都大賞典９勝」に並ぶ同一ＪＲＡ重賞最多勝記録となる。ちなみに、武豊騎手は１９９３年、２００３年、２０１３年と末尾が「３」の年の札幌記念で３戦３勝という成績を残している。


また、 ２０２１年のダービー馬シャフリヤール（牡５歳、栗東・藤原英昭厩舎）は、横山武史騎手との新コンビで出走する予定だ。８月１５日現在、同騎手は今年の１・２回札幌競馬で１４勝を挙げ、同開催における騎手成績で１位となっているが、テン乗りとなるシャフリヤールを勝利に導くことができだろうか。

★リーディング上位騎手が札幌に集結　戸崎圭太騎手は約３年ぶりの札幌参戦

８月１５日現在のＪＲＡ騎手成績を見ると、トップは９９勝を挙げている川田将雅騎手、２位は９５勝を挙げているＣ・ルメール騎手、３位は８０勝を挙げている横山武史騎手、４位は７８勝を挙げている戸崎圭太騎手となっており、川田騎手は５年連続９回目、ルメール騎手は９年連続９回目のＪＲＡ年間１００勝が迫っている。

上記の４騎手はいずれも札幌記念に参戦を予定しており、川田騎手はプログノーシス（牡５歳、栗東・中内田充正厩舎）、ルメール騎手はソーヴァリアント（牡５歳、美浦・大竹正博厩舎）、横山武史騎手はシャフリヤール（牡５歳、栗東・藤原英昭廐舎）、戸崎騎手はラーグルフ（牡４歳、美浦・宗像義忠厩舎）に騎乗する予定だが、勝利を挙げることができるだろうか。なお、川田騎手には２０１９年ブラストワンピース以来４年ぶり３回目、ルメール騎手には２０１６年ネオリアリズム以来７年ぶり２回目の札幌記念制覇がかかり、横山武史騎手と戸崎騎手は札幌記念初勝利を目指す。ちなみに、戸崎騎手が札幌で騎乗するのは２０２０年９月５日以来、約３年ぶりとなる。

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