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ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!クイーンS・データ分析 をお届けします!
【馬齢】
2012年以降(2013年と2021年は函館で施行)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を確認すると、3歳から6歳の範囲で収まっている。一方で、3歳の好走(3着以内)は重賞ウイナーのみ。4~6歳の2着連対圏入りは芝1800~2000mの勝利経験、もしくは芝1800~2000mの重賞で2着歴があった馬に限られる。そのあたりには配慮が必要だろう。
(減点対象馬)
⑥メイショウミモザ ⑦ファーストフォリオ
【前走6着以下敗退馬】
2012年以降、前走6着以下敗退から巻き返しに成功(3着以内)した馬は16頭。ただし、近3走内に芝の重賞で4着以内歴があった馬を除くと、前走で芝のG2以下戦に出走し、6着以下かつタイム差1秒0以上の敗退を喫していた馬が、2着連対圏に入ったケースは皆無。頭に入れておきたい傾向だ。
(減点対象馬)
⑧ラヴユーライヴ ⑨フェアリーポルカ ⑫ルビーカサブランカ ⑭ゴルトベルク
【前走馬体重】
前走の馬体重については、400キロ超かつ490キロ以下が基準。2012年以降、この条件を満たしていなかった、前走国内組は複勝圏に達していない。
(減点対象馬)
③ホウオウピースフル ⑨フェアリーポルカ
【前走の最終4角通過順位】
2012年以降の1~3着馬延べ30頭の前走における最終4角通過順位を検証すると、1番手や10番手以降だった馬が当レースで2着連対圏に入ったケースは3例のみ。いずれも前走でG1戦に出走していた。前走がG2より下のクラス、なおかつ当時の最終4角通過順位が1番手か10番手以降だった馬は、推奨しづらい感を受ける。
(減点対象馬)
⑦ファーストフォリオ ⑫ルビーカサブランカ ⑬フィオリキアリ
【データ予想からの注目馬】
上記4項目で減点がないのは、①テルツェット、②ローザノワール、④サトノセシル、⑤マジックキャッスル、⑩ウォーターナビレラ、⑪スライリーの6頭。
最上位には①テルツェットを挙げたい。2012年以降、前走ヴィクトリアマイル組は【4.4.4.9】の好パフォーマンス。とりわけ、前走の上がり3ハロン順位が3位以内だった馬は【2.2.3.1】と高値安定の成績を収めている。連覇を成す可能性も十分にあり得るだろう。
同じくヴィクトリアマイル組の②ローザノワール、⑤マジックキャッスルも有力。ほか、④サトノセシル、⑩ウォーターナビレラ、⑪スライリーらに対するマークも怠れない。
<注目馬>
①テルツェット ②ローザノワール ⑤マジックキャッスル ④サトノセシル ⑩ウォーターナビレラ ⑪スライリー