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<栗東トレセン>
クロノジェネシスは角馬場で運動後、坂路を4ハロン64秒8-15秒3で軽やかに駆け上がった。斉藤崇調教師は「いつも通りで、変わらないですよ。体は同じか増えてるぐらい。馬場は何でもこなせるし、後はジョッキーに任せます」と語った。
レイパパレは坂路を4ハロン70秒2-16秒0でゆったりと駆け上がった。高野調教師は「順調です。馬は急激に良くなっています。競馬はプラス10キロぐらいで出せそうです。枠も偶数で良かったですし、距離もこなせると信じています」と話した。
天皇賞・春4着から挑むアリストテレスは4ハロン64秒5-15秒7と軽快な脚さばきで登坂した。「特に問題なくきている。枠順(〔6〕枠(9)番)もいいし、内を見ながら競馬ができるので、いいと思う」と音無調教師。
香港GI・クイーンエリザベスIIC4着から帰国初戦となるキセキは、角馬場から坂路に向かい、ラスト1ハロン14秒0(4ハロン60秒5)と力強く脚を伸ばした。辻野調教師は「いい意味で、ピリッとしてきました。申し分ない状態で出せます」と、過去2年連続2着と相性のいいレースを前に自信。
モズベッロはプール調整を行い、ゲートもチェック。「コースを問わず、どこでも走るからね。歩様がいいし、前(脚)の出もいい。あとは無事に走ってくれれば」と森田調教師。
ユニコーンライオンは坂路を4ハロン62秒5-14秒8で力強く駆け上がった。安藤助手は「追い切った後も変わらない姿をみせてくれていますよ。(馬体重も)ちょうどいいと思います」とうなずいた。
カデナは角馬場で調整。中竹調教師は「いい感じで、悪いところはない。馬体重も(480キロの前走と)同じくらいで出せそう。2200メートルも、掛かることもないし、何の問題もない。雨でも辛抱するし、枠は内でも外でも関係ないよ」と楽しみにする。
ミスマンマミーアは寺島調教師を背にBコースを軽快に1周。「落ち着きがあるし、追い切り後のキャンターも気合が入っていい感じ。ごちゃごちゃしない外枠(〔8〕枠(12)番)で良かった」と指揮官。
メロディーレーンはゲート練習とプールで軽めに調整した。「(〔3〕枠(3)番の枠順は)気にしていない。いけるかわからないけど、ゲートを出して前めで粘ってくれれば。良なら分が悪いので、雨が降ってほしい」と森田調教師。
天皇賞・春16着のシロニイは角馬場で体をほぐし、坂路で4ハロン64秒6-15秒2と小気味のいいフットワークを見せた。岩崎助手は「追い切ったあとも雰囲気はいいですね。雨で馬場がしぶってくれれば」と道悪を願った。
ワイプティアーズは、4ハロン69秒3-16秒3で登坂。活気のある動きをみせた。加用調教師は「(馬体重は)気にしていない。大きな馬だからね。ゲート練習もして、スムーズにおとなしく出ていました」と力を込めた。
<美浦トレセン>
7度目の挑戦で悲願のGIタイトルを狙うカレンブーケドールは、南の角馬場からWコースをキャンターで1周。軽快な脚取りが目についた。「どっしり構えているし、順調だね。13頭だし、枠順はどこでも良かったけど、前走の競馬なら3番手ぐらいかな。まあ、(戸崎)圭太が考えるだろう。スムーズな競馬をしてほしいね」と国枝調教師は自然体。
目黒記念3着アドマイヤアルバは、北の角馬場で体をほぐして坂路へ。単走で4ハロン70秒7とゆっくり駆け上がった。「何も変わりなく順調にきました」と高梨助手。
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