オークス馬ユーバーレーベンは〔７〕枠（１４）番。過去最多の６勝を挙げている好枠だ。矢嶋助手は「スタートがそんなに速くないし、後ろからの競馬になるので枠は気にならないですね。（後入れの）偶数に越したことはないです」と外めの枠も問題ないとみた。

　前走の秋華賞は１３着に敗れたが、手塚調教師は「軽い脚部不安で休ませた期間が長かったということもあったですし、秋華賞に間に合ったというより、間に合わせたという部分も正直あった」と振り返っており、敗因はハッキリしている。「レース後の脚元の状態は問題ないですし、今週は十分合格点をあげられる動きだった。馬体に張りも出てきたし、秋華賞を使った上積みはある」と、状態は前走以上。樫の女王に輝いた舞台で巻き返す。

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　《栗東トレセン》

　ムイトオブリガードは〔１〕枠（１）番。過去７年で３勝、２着２回、３着１回の絶好枠だ。「いい枠だと思います。あとはジョッキーに任せるだけ」と柴原助手。

　シャフリヤールは１４年のエピファネイアなど４勝を挙げる〔２〕枠（４）番。藤原英調教師は「偶数のいい枠に入ったと思う。ここならいろんなパターンに対応できる」と納得の表情だ。

　キセキは〔３〕枠（５）番に決定。１９年にスワーヴリチャードが栄冠をつかんだ。清山助手は「偶数の方がいいけど、奇数でも内枠で良かった」と受け止めた。

　アリストテレスは〔５〕枠（９）番。同じ馬番から１月のＡＪＣＣで重賞初勝利を挙げている。生野助手は「偶数が良かったですが、真ん中ぐらいで良かった」と語った。

　ロードマイウェイは〔５〕枠（１０）番。「後ろから行くので枠はあまり関係ないけど、真ん中くらいだし、いい枠だと思う」と山本助手。

　サンレイポケットは〔６〕枠（１２）番。２着３回が最高着順だ。「もう少し内が欲しかったですね」と鵜木助手。

　モズベッロは〔７〕枠（１３）番。「枠はどこでも良かった。スタートしてから、一旦下がる馬なんでね。上位に食い込んでくれれば」と森田調教師。

　京都大賞典で５年ぶりに白星を挙げたマカヒキは〔７〕枠（１５）番になった。１５年にショウナンパンドラが勝っている。大江助手は「特にゲートに問題がある馬ではないので」と語った。

　ユーキャンスマイルは〔８〕枠（１６）番。０８年にスクリーンヒーローが勝っている。「枠はどこでもいいと思っていました」と大江助手。

　ワグネリアンは〔８〕枠（１７）番。１２年のオルフェーヴル２着が最高着順だが、１８年に同舞台で日本ダービーを勝った縁起のいい馬番だ。大江助手は「スタートに特に問題はない。ここでも自分のリズムで運べると思います」とうなずいた。

　《美浦トレセン》

　オーソリティは〔４〕枠（７）番。「ラッキー７ですね。元気がいいし、追い切り後はトラブルなく調整できています」と木村調教師。

　ウインドジャマーは〔４〕枠（８）番。「よかったですね。ロスなく運んでどこまで」と津曲助手。２５日に輸送した。

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