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★連覇を狙うヴェラアズールが登録 兄弟制覇に挑むボッケリーニにも注目
ヴェラアズール(牡6歳、栗東・渡辺薫彦厩舎)が、史上4頭目の京都大賞典連覇を狙う。同馬は昨年の京都大賞典で重賞初勝利を挙げ、続くジャパンCも制してGIタイトルを手にした。京都大賞典ではタニノチカラ(1973・74年)、スーパークリーク(1989・90年)、テイエムオペラオー(2000・01年)の3頭が連覇を遂げているが、ヴェラアズールは今年も京都大賞典を勝利してGI戦線に向かうことができるだろうか。なお、同馬には松山弘平騎手が騎乗する予定。
また、宝塚記念7着以来の出走となるボッケリーニ(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎)は父キングカメハメハ、母ポップコーンジャズという血統で、2015年の京都大賞典勝ち馬ラブリーデイの全弟にあたる。ラブリーデイとボッケリーニの兄弟は今年の鳴尾記念でも同一重賞兄弟制覇を遂げているが、ボッケリーニは兄に続いて京都大賞典を制すことができるだろうか。同馬には浜中俊騎手が騎乗する予定。
★歴代最多勝記録更新なるか JRA通算2749勝に到達したディープ産駒
1日阪神11R・ポートアイランドSでは、ドーブネが1番人気の支持に応え勝利を挙げた。ドーブネの勝利で種牡馬ディープインパクトの産駒はJRA競走通算2749勝目となり、ディープインパクトの父でもあるサンデーサイレンスが持つ種牡馬のJRA競走歴代最多勝記録に並んだ。3日開催となる今週は、特別競走に11頭のディープインパクト産駒が登録しており、8日に実施される毎日王冠にはノースザワールド(牡5歳、栗東・大久保龍志廐舎)、9日に実施される京都大賞典にはゼーゲン(セン8歳、美浦・堀宣行厩舎)、プラダリア(牡4歳、栗東・池添学厩舎)が出走する予定だが、ディープ産駒は今週の開催で歴代単独最多のJRA競走2750勝目を挙げることができるだろうか。