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3月4日、中山競馬場では高松宮記念の前哨戦となる「第18回夕刊フジ賞オーシャンS」(GⅢ、芝1200メートル)が行われる。
主役を務めるのはナランフレグ(美浦・宗像義忠厩舎、牡7歳)だ。昨年のこのレースでジャンダルムの2着。続く高松宮記念では4角14番手から鮮やかに差し切り、GⅠウイナーの仲間入りを果たした。以前は左回り巧者のイメージもあったが、昨秋のスプリンターズSでも0秒2差3着にまとめたように、右回りの中山も適性は証明済み。昨年12月の香港遠征(香港スプリント10着)以来となるが、勝って高松宮記念連覇へ弾みをつけたい。
ジュビリーヘッド(栗東・安田隆行厩舎、牡6歳)は同じ中山芝1200メートルで行われた1月のカーバンクルSで1番人気に応えてV。当舞台は【2・1・1・0】と好相性で重賞奪取を目指す。
マリアズハート(美浦・菊沢隆徳厩舎、牝7歳)は京阪杯4着、シルクロードS5着と重賞戦線で堅実。
昨年のキーンランドCの覇者ヴェントヴォーチェ(栗東・牧浦充徳厩舎、牡6歳)は昨年4月に、当舞台の春雷Sを快勝しており、スプリンターズS(11着)以来でも侮れない。
キミワクイーン(美浦・奥村武厩舎、牝4歳)は前走で同舞台のサンライズSを快勝。これで1200メートル路線に転向して1、2、1着と底を見せていないだけに重賞でも注意が必要だ。