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《栗東》宝塚記念3着以来となるジェンティルドンナ(石坂正、牝4)は坂路で併せ馬。一杯に追われたアルバタックス(牡3、1000万下)を余裕をもって、4馬身半突き放した。4ハロン51秒3はこの日の一番時計だった。
「追ってからの反応がすごくよかった。宝塚記念当時より、動きはスムーズ。東京コースは無敗(オークス、ジャパンC)なので期待している」と岩田騎手の手応えは十分だ。
重賞を3連勝中のトウケイヘイロー(清水久、牡4)はCWコースで単走。一杯に追われて6ハロン80秒4をマークした。「札幌記念後、短期放牧に出したが、帰厩後もいい感じ。納得のいく追い切りで、動きもよかった。メンバーが揃うので、胸を借りるつもりで頑張りたい」と清水久調教師。
池江寿厩舎は4頭出し。オーシャンブルー(牡5)はCWコース単走。ダノンバラード(牡5)とトゥザグローリー(牡6)は坂路で追われ、トーセンジョーダン(牡7)はCWコースで併走先着した。「オーシャンは動き上々だが、前走で減った馬体が戻っていない。ダノンは1度使ってよくなっている。時計のかかる馬場が希望。トゥザはひと叩きした効果がある。トーセンはトモがまださびしい。もっと使い込んでからかも」と池江調教師は4頭をジャッジした。
《美浦》産経賞オールカマー1着ヴェルデグリーン(相沢郁、牡5)はWコースで直線追われて、5ハロン67秒1。マイネルミラノ(牡3、500万下)に3馬身の先着を許した。「相手が動きすぎたが、時計的には動いている」と相沢調教師。
毎日王冠5着ダークシャドウ(堀宣、牡6)はWコースでエルマンボ、ラルゴスパーダ(ともに牡3、500万下)と併入。馬なりで5ハロン69秒0でマークした。「前走はスローペースで差し馬にはきつい流れ。疲れや反動はなくいい状態で上積みもある」と橋本調教助手。同7着コディーノ(藤沢和、牡3)は坂路で4ハロン52秒7。「落ち着きがあって感じもいい。スタート五分で脚をタメられれば…」と藤沢和調教師。